昨日、第2波ストに突入!全組合員の力を結集し、ストライキ貫徹しよう!

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 検修・構内業務の全面外注化
東労組の裏切り妥結弾劾!

東労組は3月30日、検修・構内業務の全面外注化提案を裏切り妥結した。何ひとつ抵抗しようともせず、提案された内容をそっくりそのまま妥結したのだ。われわれは満腔の怒りを込めてこの大裏切りを弾劾する。

 根幹の外注化!

検修・構内業務の外注化攻撃は、入換や入出区、その誘導業務、交番検査をはじめ、検修区の業務のほとんどを逐次部外委託するという重大な攻撃である。また、これと一対で提案された設備関係業務の部外委託は、保線・電力・信通・建築・土木等の業務を一挙に外注化し、そこで働く二〇〇〇人の労働者を出向に追い出そうという提案だ。
鉄道業務の根幹をなす保守三部門の全面的な外注化という攻撃は、鉄道会社のあり方を根幹から変えてしまうような意味をもつものだ。
設備関係などでは半ば公言されているように、数年後には出向どころか、そこで働く労働者を関連会社に転籍させることまで目論まれていると見なければならない。これは技術継承断ち切り、運転保安を一層危機に陥らせるばかりでなく、働く場を奪い、賃金から退職金に至る一切を破壊しようという攻撃なのである。

 会社提案を丸呑み

東労組は「必要な効率化は認める」などと称して、会社と手を結んで「シニア協定」にこの外注化を労使一体で推進するとの文言を持ち込んで予め承認を与え、形ばかりの団交をやって会社提案をそっくりそのまま妥結したのだ。
この提案をめぐって東労組が要求したのはわずか三点だけであった。①ATS-ATCの特性検査、②構内計画業務、③乗客を乗せたままの連結作業、この三つだけは、直営に戻せという要求である。入換や入出区、交番検査など根幹をなす部分は、要求もださずに始めから認め、わずかばかりの要求をぶつけたに過ぎなかったのである。
結局会社は、東労組が求めたこの要求も拒否し、東労組はそれも承認し提案のまま裏切り妥結をしたのだ。東労組はもはや完全に会社の手先と化した。断じて許すことはできない。

 低額回答同日妥結

この裏切り妥結の同日、会社はベアの回答をした。〇・二八%、九六四円という超低額回答である。東労組はいつものようにこれもその場で妥結した。会社は「回答書」のなかで、先の業務外注化の早急な実施を期待しての回答だとしている。
回答が昨年を上回った(わずか百円!)大成果だと宣伝する東労組の 姿が目に浮かぶようだが、これだけの大合理化をわずか百円のベアと取り引きしたとすれば、それ自身が前代未聞の裏切りである。
全組合員の力で第二波ストライキを貫徹しよう。

 東日本ベア回答

ベア 〇・二八% 九六四円
定昇込 二・二三% 七六八〇円
《平均年令 四四・二歳》

 

 4・2第二波スト総決起集会に結集を!

● 四月二日(月)  一三時~
● 労働者福祉センター

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