今年は重大な決戦の年
三里塚芝山連合空港反対同盟 事務局長
北原 鉱治
新年2017年を迎え、三里塚闘争は51年目の闘争に突入しました。今年はいよいよ市東さんの農地死守が重大な決戦の年になりました。現地はいま強制執行が切迫し、緊迫した情勢になっています。３代100年耕してきた農地を国家暴力で奪う攻撃を許すことはできません。動労千葉をはじめすべての労働組合、農民、学生、市民に、強制執行を阻むために三里塚現地への結集を訴えます。
また、第３滑走路建設と深夜便の３時間延長、暫定滑走路の北側1000メートル延伸攻撃は、新たに600戸を強制移転させ、６千戸を騒音地獄に叩き込んで農地強奪・住民追い出しを強行するものであり、絶対に許すことができません。
空港利権のために住民を犠牲にする攻撃に住民の怒りが噴出しています。反対同盟は、この住民の怒りと一体となって農地強奪・農民殺しの強制執行阻止闘争に全力で決起します。
いま韓国では連日のように100万余の労働者人民が決起し、世の中を根底から変革する闘いが続いています。毎年三里塚に来て10年余にわたって反対同盟と交流を深めてきた民主労総の人達がその闘いの先頭に立っていると聞いて大変感動しています。
世界は大きく変わろうとしています。全国の皆さん、戦争と改憲へと突き進む安倍政権打倒・強制執行阻止にむけ共に総決起しよう。
ＪＲは、「当事者」追い詰め勝利を
顧問弁護団団長
葉山 岳夫弁護士
アベノミクスは、完全に破綻し、右翼反動トランプが登場しました。ウォール街と軍人、ＣＩＡが政権の中軸です。明らかに１％のための政権です。大恐慌と朝鮮戦争の危機が迫っています。しかし、動労千葉と固く団結し、連帯する民主労総は民営化・成果主義・競争原理に反対してゼネストで闘い、パククネ弾劾、拘束の全国的大デモの中心となって勝利し、さらに前進しています。国際連帯こそ戦争を阻止し、安倍政権を倒す力です。
第２の分割・民営化が襲いかかっています。外注化、強制出向、水平分業の攻撃に対しては、生産点での団結を固めた闘いと同時に東京地裁での強制出向、偽装請負無効の裁判闘争がきわめて重要です。さらに高石さん中村さんをはじめとするＪＲに対する１０４７名解雇撤回、現職復帰の闘いは、分割・民営化を根底から揺るがす闘いです。ＪＲ東日本は、「当事者」そのものです。不当労働行為にＪＲ設立委員会の斎藤英四郎会長が加担したことは、明白な事実です。どこまでも追い詰め勝利しましょう。弁護団は、皆さんと連帯して闘い抜きます。共に頑張りましょう。
試練を乗り越え
ＯＢ会長 永田 雅章
30年前、国鉄の分割・民営化は、国を上げた攻撃によって、動労千葉の２波のストライキの反撃のみで強行されてしまった。その結果、労働組合は破壊され２千万の非正規労働者をつくってしまい、暗い世の中になってしまいました。
だが、国鉄労働運動の火を消すなと全国の仲間と団結して闘い抜き、ついにあの反動の最高裁ですら不当労働行為を認定させる所まで闘いは前進しました。私たちは30年の闘いで団結＝義理人情を崩されずに闘えば必ず勝てるんだというすばらしい宝を手に入れました。
時あたかも安倍政権は、ＪＲを先兵に水平分業・分社化・転籍攻撃で地方を切り捨て、第２の分割・民営化を通して「働き方改革」のモデルケースにしようとしています。
ＪＲへの10万筆署名をテコに団結＝義理人情を崩さず闘えば勝てるんだということを訴えて「働き方改革」に反撃していきましょう。一人の決起を大事にして全国に動労総連合と合同労組を点・線・面へと拡大しましょう。闘いは試練があるから闘いであり、それを乗り越えた先にあの韓国でみた巨万の決起があるのだという民主労総の苦闘を我がものとして展望をもって明るく楽しく闘い抜きましょう。私たちＯＢ会は、動労千葉組合員と共に闘い抜きます。
神ってる団結力で
家族会会長 山田 佐知子
明けましておめでとうございます。
昨年は、外注化粉砕闘争、乗務員の労働条件改善、ＣＴＳ就業規則改悪との闘い等、さまざまな難題に颯爽と最前線に立っての行動お疲れ様でした。
なかでも動労千葉も参加した１２６万人がソウル市街をうめ尽くしたデモは、全世界の労働者に大きな衝撃と感動を与えています。
２０１７年は、酉年！
酉年は「取り込む」に繋がるといわれ、運気も仲間も取り込めるとのこと。仲間を増やし、より積極的な闘いができる実りのある年としましょう。家族会員もがんばります。
家族会は、今年も料理教室の開催を予定しております。昨年同様、楽しくておいしい時間をたくさんの会員の方々と過ごせるよう願っています。ご参加よろしくお願いいたします。
最近、集会などに参加すると私を含め年齢が上がってきていることが気になります。身体は一つしかありません！ 健康に十分留意しながら、この不条理な世の中を変えるため３６５日、神ってる団結力でがんばりましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
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