3月5日、動労千葉家族会は、第30回定期総会をDC会館において開催した。
総会は佐藤事務長の司会で進められ、最初に山田会長が「昨年はコロナ禍で総会が延期となり、活動も縮小せざるを得ませんでした。ウクライナへの軍事侵攻やコロナ、物価上昇など不安が高まっています。親組合、OB会とともに頑張っていきましょう」とあいさつ。
来賓として本部から渡辺書記長が、今回の春闘・3月ダイ改をめぐってストライキを構えて闘うことを報告。永田OB会長は「昨年、OB会も役員らが亡くなった。健康に注意しながら関―渡辺体制を支えていきたい」とあいさつ。
関委員長から動労千葉の今のたたかいについて、「JRが打ち出している融合化・職名廃止は、運転士や車掌など、労働者の専門性をはぎとり、鉄道の安全を破壊するもの。ウクイナへの軍事侵攻など戦争の危機が高まっているが、労働組合として戦争をさせない闘いを。昨年の職場代表性の勝利に続いて組織拡大に向けて闘う」と提起された。
経過ととりくみの報告、決算、会計監査報告、予算案が報告され、全体で承認された。
新役員は、長年にわたって重責を担ってくれた山田会長に代わり佐藤新会長が選出された。佐藤新会長は、「たいへんなプレッシャーですが、みなさんにご協力いただきながら勉強させていただきます」。山田前会長は、「これまで支えていただきありがとうございました。役員を離れたわけではないので、これからも協力していきます」とあいさつ。
新たな体制となった家族会にご協力をお願いします。
ながすな汚染水! うごかすな原発!
すべての核と原発なくそう!
3・11 反原発福島行動’22
1万2千人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災から11日で11年を迎えました。今も約3万8千人が避難を強いられています。全国の死者は1万5900人、行方不明者は2523人、災害関連死は3786人。
17歳から27歳の若者たちが「自らの甲状腺がんと原発との因果関係を認めてほしい」と裁判に立ち上がりました。政府は因果関係も闘病の苦しみも否定し、原発事故などなかったかのような態度。避難生活や情報隠し、生活や人生を奪われてきた11年もなかったと言うのでしょうか。
新たな決意で、3・11反原発行動22が福島市・信夫山公園において開催され、全国から510名の仲間が参加しました。
東電と政府は、福島県民の声を無視し「地元の理解なしにいかなる処分も行わない」とする県漁連との約束も破って汚染水を流そうとしています。トリチウムは極めて危険な放射性物質であり、有機化合物となって体内に蓄積し内部被曝を起こします。
「ふるさとを奪った東電が、今度は海を奪う。さらに原発の再稼働? 絶対に認められない!」と、福島の仲間を先頭に県主催の祈念式典に参加した岸田首相を弾劾し、県庁に向けて圧倒的なデモを貫徹しました。「汚染水流すな」全国署名運動をスタートさせる集会としても大成功しました。
スト中の動労千葉からは、代表して佐藤副委員長が、「労働者の国際連帯で戦争阻止、核と原発をなくそう!3月ダイ改スト貫徹!」と、連帯のあいさつを行いました。