改革法承認を撤回し闘いの原点へ 上

5007

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国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話 」(鉄電) 千葉 2935 ·2939番
結成20周年
新たな大躍進
自動労千葉
(公) 043(222)7207番
に向け出発!
99.8.23 No. 5007
らは反対や疑問を投げかけるの さすがに寝耳に水の代議員か
提案されるという事態が起きた。 更、訴訟の取り下げ等の方針が 全国組織としての組織形態の変 改革法の承認や国労の名称変更、 突如「補強案」という形で国鉄 全面的屈伏を迫った。
昨年夏の国労定期大会では、
◎ 国鉄改革法の承認
がある。
を、今一度ふり返って見る必要 闘争をめぐって何が起きたのか 年の5 ·28反動判決以降、国鉄 その意味でもわれわれは、昨
何が起きたのか
に直面することになったからだ。
側の危機によって、深刻な困難
の基本的な構えに係わる主体の 認」という、闘いの路線や運動 はこの一年、「国鉄改革法の承
ば、一〇四七名の解雇撤回闘争
が最大の議題となる。なぜなら
過と現状をいかに総括するのか
名闘争をめぐるこの一年間の経 今大会は、何よりも一〇四七
な大会になろうとしている。 ものの未来を分かつ極めて重要 会などから、二〇〇通を超える
争の勝利と、国鉄労働運動その
大会は、一〇四七の解雇撤回闘
期全国大会が開催される。この
8月7-28日、国労第65回定
2
旧国鉄時代の訴訟について
旨·意図を認めたものである、 内容は、1 国労は改革法の主
を4月15月に提出する。その 密裏に自民党·自由党への念書 これに対して国労本部は、秘 をはかるべきだ」等より一層の
用問題という立場にたって解決
るが、人道上の問題、新たな雇
「国労は解雇撤回を主張してい
についてはどうなっているのか」 用できない」「訴訟の取り下げ は法の主旨までの承認なのか信 うに、「国労の改革法承認決定 は、国労の足元を見すかしたよ
しかし、政府·自自連立政権
◎自民·自由党への念書
法の承認を「決定」するに至る。 除する状況のなかで、国鉄改革 要請して反対する傍聴者らを排 に臨時大会を召集し、機動隊を
と称して、今年3月18日に強引
七名問題の解決のメドがたった」 しかし国労本部は、「一〇四
とになる。
集中するという事態が起きるこ
補強案反対の意見書が、本部に
後、全国の地方本部·支部·分 れることになり、他方では大会
この「補強案」は継続審議に付さ
意見が続出して大会は紛糾し、
示する。
訴訟は取り下げること、 おける国鉄改革法関連の 少なくともJR発足時に
況を見つつ適当な時期に 3 国労は話合いの進捗状 ないこと、 政労使間の交渉はあり得 者間で行うべきであり、 ことから、話合いは当事
2 本件は労使問題である のであること。
新規採用)を話し合うも
道的観点からの解決策 ( R不採用問題とは別の人 係構築を前提とした、J いの場は、健全な労使関 、JR各社と国労の話合 責任がないことを認識し 件につきJR各社に法的
1 国労は、JR不採用事
とが必要である。
労が欠の点を了承するこ
いの開始に際しては、国
一、国労とJR各社の話合
う、次のようなメモを国労に提
の話合いの開始について」とい
政府·運輸省は、「国労とJR
6月には、この念書を受けて
◎ 運輸省メモ
する、というものであった。
社会情勢を考慮し現実的に対応
決にあたっては、昨今の経済·
も取り下げを検討する、3 解
も、JR発足後の訴訟について
e
労エリア本部とで行う。 3 話合いはJR各社と国 行う。
し、政府は必要な協力を 社間で行うことを基本と
2 話合いは、国労JR各 る 会だ。この間の大きな動揺をき 労働組合の生死の岐路にたつ大 と言えば、国労という伝統ある
決策を話し合うものであ 提に、人道的観点から解 関係を構築することを前 ことに鑑み、健全な労使 一二年余を経過している ともかく、問題発生以来
各社の法的責任の有無は
採用問題についてのJR
国労とJRは、JR不
点を了承する。
開始するにあたって次の
只不採用問題の話合いを 一、国労とJR各社は、→
事実上容認する内容である。 いう言い方で、「運輸省メモ」を
はともかくとして …… 」などと これは「JRの法的責任の有無
答」は次のようなものであった。
対して国労本部が提出した「回
しかし、この「運輸省メモ」に
らかにしたのである。
そうという構えであることを明
棄させ、国労を全面的に叩き潰 かけるように、一切の闘いょ放
政府·運輸省は、まさに畳み [後略]
闘いの原点へ
C

改革法承認を撤回し
ととする。
欲しい旨の要請を行うこ
点からの解決を検討して 合いを開始し、人道的観 各社に対し、国労との話 び自由党において、JR れた場合には、自民党及 ニー、上記一の条件が満たさ
部とすること。
手は、国労の各エリア本
4 JR各社が話し合う相
ている。
原則にたち戻ることが求められ
っぱりと清算し、闘いの原点·
名の解雇撤回闘争の成否、もっ のなかで開催される。一〇四七 国労全国大会はこうした状況 ことを隠そうともしていない。 国労の変質·解体の一点である
の側の意志は、国鉄闘争の解体、
は国労の解体ということだ。敵
政府·自民党が言う「解決」と
一切がはっきりとしたのである。
というのである。まさに事態は
順の態度を示しても納得しない
国労本部がどれほど屈辱的な恭
する組合員が存在する限りは、
る組合員、闘いを継続しようと
国労内に改革法承認に反対す
というものであった。
国労が各地方本部に公表した、 いだ、3 「運輸省メモ」などを
R東日本の株主総会で国労が騒
込み行動を行っている、2 J 理由は、1 国会前で国労が座
いの凍結を通告するのである。
承知せず、6月30日には、話合 ところが自民党は、それでも
◎「話合い」の凍結 要請する。 対し、訴訟の取り下げを [後略]
(つづく)
4
ともに中央労働委員会に れの訴訟を取り下げると は、本問題に関するそそ した場合、国労及びJR いて解決策の合意が成立
て国労とJR各社間にお
→R不採用問題につい
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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