改憲・戦争阻止!大行進千葉4・20キックオフ集会
反戦闘争の新たなうねりをつくりだそう!
4月20日、DC会館において百万人署名運動千葉県連絡会と改憲・戦争阻止!大行進千葉が合体して新たなスタートを切るキックオフ集会が開催された。
集会は森川文人弁護士の講演から始まった。森川さんは、米が半導体などで追い上げてきている中国を叩きつぶすとして、「27年までに対中国戦争がおこる」想定で日本も参加する軍事訓練を繰り返し、日米統合司令部の発足など、戦争に向かっての動きが激しくなってきていることを指摘し、このとき反戦運動はどこにあるのか、戦争阻止は国策との対決だ。帝国主義打倒まで闘わざるをえないものになる、そういう国際連帯で闘おうと訴えた。
基調報告は、米日による中国への侵略戦争への突進に対し、7つの方針の下、反戦闘争をまきおこそうと訴えた。首都東京での反戦デモへの結集とともに、軍事空港を阻む三里塚の農地強奪を許さない闘いと、5月21日から幕張メッセで開催される武器見本市反対にたちあがろうと訴えた。
百万人署名運動から合流に至る決意
動労千葉、三里塚反対同盟をはじめ各団体から発言が行われた。とりわけ百万人署名運動の仲間から「世界の情勢が目にみえて変わった。始まる前に戦争を止めなくてはならない。27年間活動してきたが、若い人に関心をもってもらうような活力ある運動体にしよう。戦争を止め社会を変える力は微力な私たち一人ひとりにある。この意識を重ね合わせ、中国侵略戦争を止める、この課題を真正面からかちとることが全てだ」と、大行進に合流に至った決意が鮮明に語られた。
集会後の千葉市街のデモでは、沿道からコールに応えるなど若者たちから大注目のデモとなった。
尼崎事故20カ年弾劾!
ローカル線廃線化阻止!米日の中国侵略戦争阻止!
4・20尼崎事故弾劾集会・デモを闘いぬく!
尼崎事故の現場前で「JR西日本は責任をとれ」の声をあげるデモ隊の仲間たち。(4月20日)
4月20 日、JR尼崎駅前・北口広場において「尼崎事故20カ年弾劾!4・20尼崎事故弾劾!集会」が動労西日本の呼びかけで開催され、関西・中国圏を中心に70名が結集し、集会・デモを闘いぬいた。
集会は、主催者を代表して動労西日本の原田委員長があいさつに立ち、「事故から20年間、責任をとらせるためにJR西日本を徹底的に追求してきた」と怒りを込めてJRを弾劾した。
基調報告を山田書記長が行い、「尼崎事故では、JR西日本の歴代社長3人が事故の責任を問われて起訴されたが最高裁で「責任なし」とされた。許し難い。尼崎事故の最大の原因は、国鉄分割・民営化による労組破壊攻撃だ。今JRでは、東日本の新幹線分離にみられるように重大事故が続発している。いつ第2の尼崎事故が起きてもおかしくない状況だ。一方、米トランプ政権は関税戦争を仕掛け、27年には中国への侵略戦争を狙っている。石破政権も大軍拡ー南西諸島へのミサイル配備や基地強化を進めている。米日の戦争を止めよう!」と力強く訴えた。
特別報告といて動労千葉から川﨑執行委員が発言し、3月ダイ改でのストライキ報告を行うとともに、JR東日本の新系列車両の保全検査外注化=検修業務の丸ごと外注化提案を弾劾し、徹底的に闘いぬくことを訴えた。
そして、高槻医療福祉労組、改憲戦争阻止!大行進から兵庫、関西の仲間が決意を訴え、最後に学生から、戦時下という情勢の中で学生への弾圧が激しくなっていることを弾劾し、戦争阻止のために闘う決意を明らかにした。
集会後、参加者は、「尼崎事故を繰り返すな!」「JRは責任を取れ」のシュプレヒコールを高らかに響かせて事故現場までのデモ行進を闘いぬいた。