支部研修会報告①

5266

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Winn 日刊 吊動労千葉 H
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(DC会館) 電話、(鉄電) 千葉2935·2939番 (公) 043(222)7207番 FAX 043(224)7197番 2001.2.14 No.5266
合に非常に大事なことです。 の憲法とか憲法論議を考える場 は持っていたということを、今
の二つの性格を第二次世界大戦 盗同士の戦争とアジア侵略、こ うと強盗同士の戦争ですね。強
アをめぐる覇権争い。一言で言
るいは英米の列強と日本のアジ のは、アジアをめぐる日米のあ
思います。
第二次世界大戦の性格という
で出てきたかを見ていきたいと きている中でどういう過程の中
憲法改悪の足音が高くなって
改憲案をだそうとしています。
同して2年ないし3年ぐらいで
憲法調査会が設置され両院が合
えると思います。衆参両議院に 改憲攻撃の本格的開始と今言
的開始の意味 改憲攻撃の本格 て今の憲法ができたといえます。 んだ」という三つの要素があっ 人民の「もう戦争は二度とごめ
講演要旨を掲載する。
た「憲法改悪阻止に向けて」の
護団の鈴木達夫弁護士が行なっ
た。今号では、動労千葉顧問弁 グランドホテルにおいて開催し
者研修会を1月28~29日、伊東
動労千葉は第9回全支部活動
しないと言い切っている。 の中で軍隊を持たない、戦争を
第二は戦争放棄。資本主義国
妥協できなかった。
配階級はこの一線だけは絶対に
第一は象徴天皇制、日本の支 戦後憲法の特徴
のが今の日本国憲法です。
た。このようにして出来てきた
犠牲にした日米安保体制をつくら 九条を入れる。しかし、沖縄を たず、戦争もしないという憲法
を残す、そのためには軍隊を持
可侵(29約つまり資本主義体制
天皇制(1条)と私有財産の不
だといえます。「国体護持」 』
迫られその中でできてきた憲法
階級にとってギリギリの妥協を 今の憲法は当時の日本の支配
叩き出された。三つ目には日本 アを侵略し、アジアの人民から
をした。二つ目には日本がアジ 二度とならないように戦後処理
リカは日本を自分の対抗勢力に と今の憲法は彼らにとって不自
メリカとの戦争に敗北し、アメ 憲法成立の背景は一つにはア
憲法改悪の
1
全支部活動者研修会報告その1
阻止に向けて
くるわけです。
解釈改憲という形で色々やって に条文をなおすのをあきらめて、
この過程で支配階級は明らか
たと思います。
後最大の民衆運動が60年安保だっ 憲法の基本理念を基盤とした戦 二八条の「労働基本権」という
この闘いは第九条の「戦争放棄」
·三池闘争が闘われるわけです。 こういう状況の中で60年安保
違反だというそういう判決です。 安保条約は戦争の源だから憲法
という砂川判決がおろされる。
の中で「安保条約は違憲である」 かし、押しつけだけでは「憲法 いうことが言われています。し
に民衆の運動がまき起こる、そ
禁運動。改憲をめざしたとたん ガンで日教組が強くなる。原水
子を戦場に送るな」というスロー
戦争反対にたちあがる。「教え
トリからアヒル」というように
鮮戦争の最中から総評が「ニワ 改憲策動が始まる。しかし、朝 「憲法調査会」をつくり、明文
代中期から始まる鳩山内閣が そして一つの波は一九五〇年
由でたまらなくなるわけです。
もので、彼らが余裕を取り戻す 級がギリギリの選択を迫られた 憲法というのは日本の支配階
闘いと改憲攻撃 決算」 攻撃です。総決算して 次に中曽根の「戦後政治の総
戦後の人民の
があると思います。
方自治そして改正規定の厳格さ また、国民主権と国会優位、地 大の実体である沖縄から復帰闘
権の保障、両性の平等などです。 司法の規定、生存権と労働基本
れは不当な弾圧を許さない刑事
第三は基本的人権の保障、こ
場しなければ白人の植民地支配 軍事産業国家として世界史に登 てきました。その中で「日本が
れています。
憲法調査会に石原慎太郎が出
と。しかしこれは13条で確立さ 盛り込むために憲法を変えよう イバシー権とかこういうものを
キなんですが環境権とか、プラ ようとする。またこれもインチ うがないからあるものに合わせ
特に自衛隊は合わないんだ、しょ きているのは「現実に合わない」 の定着」を壊せない。次に出て
いと思います。「押しつけ」と るかということに入っていきた
今どういうことが起こってい
新たな展開
改憲攻撃の
もあります。
いは憲法改悪を許さない闘いで
から動労千葉や国労闘争団の闘 ·民営化に踏み込んできた。だ
いを屈服させる事だとして分割 する。その軸は国鉄労働者の闘 に総評·社会党ブロックを解体 と言っているんです。そのため 「床の間に新しい憲法を飾る」
待と連帯だったんですね。
帰」とは本土労働者階級への期 争が起こる。「平和憲法への復
体制の支柱である安保体制の最
70年闘争というのは戦後憲法
の時代に続くわけです。
それから70年があり、中曽根
しの結論です。
変な攻撃なんだというのがわた
争に向かって変えようとする大 方そのもの、根本的価値観を戦
労働者とか民衆、その物の考え 憲しようといている。改憲とは 生き延びれない。そのために改
憲法を改正して戦争をやるしか に深まっている。ということで の覇権をめぐる日米対立は非常
義が行き詰まっている。アジア
の根本には日本と世界の資本主 と見据えよういうことです。そ しい改憲攻撃の背景をしっかり
が最大のテーマです。最後に激
かんだと言っていますが第9条
いろいろ新しい憲法をなんだ
することも言われています。
人の権利の保障を制約しようと 益、公共の利益に変えようと個 から、もっと国の安全や公の利
公共の福祉というのは曖昧だ
ことです。
んと元首としてうたおうという
上元首化しているんですがちゃ
発言に見られるようにもう事実 首化攻撃、森首相の「神の国」 一時停止です。さらに天皇の元 出てきています。これは憲法の
さらに国家緊急権ということが
ということを明記しています。
ういう軍隊を憲法に明記しよう」!
自衛権と自衛戦争をできる、こ しました。「自衛のための軍隊、 試案を二〇〇〇年5月3日に出
いる。
また、読売新聞は第二次改憲
否決しろ」ということを言って
たんだ」「こんな憲法は国会で
憲法は白人がつくって押しつけ
がいまもつづいている」「今の
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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