戦後76年、反戦・反核の誓い新たに 8・6ヒロシマ大行動/ 8・15労働者市民のつどい

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8・6ヒロシマ

「核と戦争を二度と繰り返させない! この決意で私たちはここに集まりました。かつてない改憲と核戦争の危機のなか、これと真っ向から闘う8月6日となりました。『過ちは繰り返しませぬから』ーこのヒロシマの誓いを今こそ私たちが体現するべき時です。『改憲・戦争絶対反対、菅打倒』の行動をたたかい抜きましょう!」(被爆76周年 ヒロシマアピール)。
「私たち99%の未来をつくる反戦・反核・反被ばくー8・6ヒロシマ大行動」に、中村仁書記次長を団長に、動労千葉は4名の派遣団で参加してきました。
広島の仲間たちは、「厳粛な平和記念式典」を条例化したデモや集会の禁圧に対し、「菅政権をここヒロシマの怒りで打倒しよう」と、右翼の集会破壊に対しても創意工夫あふれる闘いで、これを見事に打ち砕きました。被爆者の闘いを継承し、新たな反戦・反核闘争を、ともに闘います!

8・15労働者市民のつどい

「たおせ! 資本主義 踏み出そう 次へ!」8・15労働者市民のつどい2021が赤羽会館において開催されました。
オープニングはカンカラ演歌師(庶民の生活の苦しさ、うわついた世相への反発、勝手をする政治への怒りを、カンカラで作った三線・沖縄の三弦楽器で歌う)の岡大介さん、主催者挨拶を動労千葉顧問弁護団長の葉山岳夫先生、資本主義の限界を説き30万部を終えるベストセラーとなった『人新世の「資本論」』の著者の斎藤幸平さんによる「資本主義の終焉と私たちの未来」と題したオンライン講演が行われました。
実行委員会から森川文人弁護士が「今日は8月15日、特別な日です・・自分たちの力を自覚して、力関係を変えていきましょう。『みんなで力をあせてやる』ということですが、『皆でやる』ということは当然、『自分もやる』ということです。諦めないということは、すごく大変なことです。けれど、私たちは一人ではない。皆で、乗り越えましょう!」と明るくアピール。
松本ヒロさんの「テレビでは会えない!?」という菅政権批判コントがおおいに会場を沸かし、闘いの現場から、動労千葉・関委員長、自治体労働者、改憲・戦争阻止!大行進・神奈川、学生などが11月集会へ向けた熱い決意を表明しました。また牛久入管収容所問題を考える会の田中喜美子さんが入管によるウィシュマさん虐殺を弾劾しました。
熱い夏8月は、反戦・反核の誓いをあらたにします。

斎藤幸平さん (コロナ禍でオンライン講演となった)

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