戦争について考える⑤ もし憲法が改悪されたら

3431

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日刊
開動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合
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電話
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(公)千葉(22) 7207番
91.7.22 No. 3431
も魔法 改悪


7·28 国会闘争にむけて

されたら
だ。憲法にも、国家の非常事態時
尊重」、第二五条「すべての国民
うなものが創られることは明らか
有事立法」「国家総動員法」のよ
国家機密法=スパイ防止法」や「
して、かつて国会に提出された「
れることは明らかだ。これを改憲
の秘密を保障した第二一条が狙わ
だろう。樂会·結社·表現·通信
しかし、それだけでは済まない
の項目だ。
これを認めない」という戦争放棄
れを保持しない。国の交戦権は、
る」「陸海空軍その他戦力は、こ
行使は 、…… これを永久に放棄す
る戦争と武力による威嚇·武力の
ことは明らかだ。「国権の発動た
る場合、まず、第九条に手がつく
してはできない。憲法が改悪され
徴兵制だ。徴兵制は憲法改悪なく
憲法改悪の目的は、なによりも
11
だ。
殺して、侵略戦争に突っ走ったの
政治結社の自由を奪い、言論を封
国家総動員法」で結社や労働組合、
ない。
かつても、「治安維持法」や「
指定列車 千葉十時三四分快速
七月二八日、清水谷公園
国会上程阻止集会へ結集を
PKO·小選挙区法案
を制定する」も改憲されるに違い
に存することを宣言し、この憲法
ことを決意し、ここに主権が国民
禍が起こることのないようにする
政府の行為によって再び戦争の惨
われるだろう。当然憲法前文の「
渉権·争議権の保障」も真先に狙
ちろん、二八条「団結権·団体交
条「住居の不可侵」も危ない。も
不法拘禁に対する保障」や第三五
営む権利を有する」、第三四条「
は健康で文化的な最低限の生活を
永久の権利」や第十三条「個人の
国民の人件は侵すことのできない
が邪魔になるはずだ。第十一条「
自由は、これを侵してはならない」
なる、第十九条「思想及び良心の
さらに、良心的兵役拒否の根拠と
に関する条文を入れてくるだろう。
戦争について
考える 5
いったいどうなる
自民党内では、「国際貢献基金」
がることは間違いない。すでに、
あっという間に五%、一〇%と上
んなことまでは”と思っている間
である。われわれが、“まさかそ
着々と打つべき手を打っているの
に ん
.。
めに増税が強いられる。消費税も
始める。そして、これを支えるた
手をこまねいてはいない。すでに
にはね上がり、際限のない膨張を
ることばかりである。支配階級は、
におよぶ防衛費は、あっという間
兆二千五百億円、総予算の約六%
かたちで、もう手がつき始めてい
ら始まることではなく、何らかの
いま述べたことは、全てこれか
なれば現在でも、世界第三位、四
な装備を揃えることになる。そう
海外の作戦行動に必要なさまざま
さらに、正式な軍隊となれば、
····
いると言われている。
に引き上げることを検討し始めて
を創設するために、消費税を五%
しう間にはね上る
とが行なわれるに違いない。
体育の時間も軍事教練まがいのこ
なるか、推して知るべしである。
防衛費もあっと
しそれだけで解放されるわけでは
間の兵役義務を負っていた。しか
歳になると徴兵検査を受け、二年
「兵役法」によって、男子は二十
れることになる。戦前の日本では、
命令に従わなければ、そこで裁か
が設けられて、徴兵を拒否したり、
に「軍」となれば、当然軍事裁判
徴兵制が敷かれ、自衛隊が正式
のような教育が行なわれるように
また、こうなれば、学校でもど
家族まで村八分だったのである。
らなかった。拒めば監獄:非国民:

三七歳まで召集に応じなければな
ない。除隊後も予備役に編入され、
軍事裁判や
軍事教練も
反合·運転保安確立!反戦·反核を担う労働運動を!
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