戦争について考える①

3404

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日刊
用動劳千葉
WInn
国鉄千葉動力車労働組合
〒280 千葉市要町2番8号(動力車会館)
電話|(鉄電) 千葉 2935 · 2936 番
(公) 千葉(22) 7207番
91.6.5
No.
3404
NO/
「連合」では包みきれない運動を
までもなく、反戦平和運動など、
いうのだ。総評センターは、言う
ろ」という議論までがでていると
総評センターを来年三月で解散し
頭しようとしている。すでに、「
認した「連合」路線がいよいよ台
〇億ドル援助·「武力行使」を容
こうしたなかで、戦争増税の九
というのだ。
切の平和運動を一掃してしまおう
ている。原水禁運動をはじめ、一
連合」の圧力で中止に追い込まれ
た「自衛隊派兵反対集会」は、「
のだ。実際、二月に予定されてい
運動をかき消してしまおうという
これを解散させて、地上から反戦
継承するという趣旨で設立された。
得ようとしている
「連合路線」がカを
そして四月二六日、わずか数か
争を支持している」というのだ。
た。世論調査は「国民の多数は戦
声はどこへやら消え失せてしまっ
力法案」を葬り去った戦争反対の
が「圧勝」すると、「国連平和協
れた猛爆撃によって「多国籍軍」
れる。十三万回にわたって行なわ
背筋の寒くなるような思いにから
か月間の情勢の急変を見ていると、
「湾岸戦争」を前後するこの数
と派兵しようというのだ。
らやめて、自衛隊法を改えて堂々
併任」とかでとりつくろうことす
という。それも、「出向」とか「
和維持活動)に自衛隊を派兵する
たたみかけるように、PKO(平
つで強行された。政府自民党は、
た自衛隊の海外派兵が、政令ひと
声の前につまづかざるを得なかっ
月前には、あれほど多数の反対の
ようなことが ·····
背筋の寒くなる
しているものは認めるのが妥当だ」
する方針を決めた。「現実に存在
の立場を撤回し「容認論」に転換
!は、これまでの自衛隊「違憲論」
五月三〇日、ついに総評センタ
っている」というのだ。
要求の実現を目指す傾向が強くな
頭した」「平和運動より現実的な
現実路線への転換を求める声が台
というのである。また「社会党の
「戦争」について
自紅隊を容認 !。

6·23反戦闘争に向けて
総評センターが
そえる!1
.
A
.
ったのか、どうして労働組合がぺ
皇制の専制支配になんで闘えなか
ことはちょっと考えられない。天
のだろうか?いくら何でもそんな
凶暴な侵略戦争に突進していった
ラーの支配を歓迎し、あれだけの
はどうしてなのか。戦争への条件
皇制の専制支配やナチス·ヒット
致」で戦争に突進してしまったの
国民皆が戦争が好きだったから天
となのか、そして結局は「挙国一
と思う。戦前の日本やドイツは、
というのは、いったいどういうこ
し、そこで考えなければならない
·ヒューマニズムが闘えなかった
ないだろう」と思っている。しか
·ヒットラーの人間無視にドイツ
日本が戦争を始めるなんてことは
多くの人たちは、「まさか今の
(つづく)
追究しなければならないと思う。
ている今こそ、このことを本気で
が目の前でどんどん造られていっ
とを許してしまったのか、ナチス
しゃんこにおし潰されてしまうこ
でなくなるとき
.
“まさか”がまさか
はないか?
プロセスがいよいよ始まったので
力者にしながら、戦争につき進む
みこみ、知らず知らずのうちに協
いながら、戦争が全ての人々を呑
誰しもが「戦争は反対だ」と思
の兆しが現われてきている。
る。とにかくいたるところに戦争
かのように安心してのし歩いてい
るで公然と市民権を得てしまった
る。今の状況を見ると、戦争がま
争がすごい勢いで増殖してきてい
る。しかし、ひとつ角を曲ると戦
でいる。「平和」がはびこってい
いる。「労働組合」までもが病ん
社会全体がおかしくなってきて
しっかりと考えなければならない。
そ、「戦争」と言うことについて
たのだろうか。われわれは、今こ
のを見いだす能力を失ってしまっ
労働者は、新しい時代というも
くなってしまったのである。
のせまい思いをしなければならな
戦争に反対する者の方が何か肩身
対したばずだ。しかしそれが今は、
う”などと言ったら、誰だって反
戦費を出そう、自衛隊も派兵しょ
元になって国民ひとり一万円づつ
を叩きのめそう、日本が戦争の胴
ような史上空前の猛爆撃でイラク
今までに人類がやったことのない
「湾岸戦争」が起こる前に 、:
90年代の勝利へ、新たな10年を切りひらこう!
振ってのし歩く
戦争が、大手を
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