尼崎事故弾劾!4・19全国総決起集会
事故現場に向けデモ行進
4・19日、13時より兵庫県尼崎市のJR尼崎駅北口広場において、国鉄闘争全国運動・関西準備会と動労千葉が呼びかける「4・19尼崎事故弾劾!全国総決起集会」が開催された。
集会には、動労総連合、闘う国労の仲間、そして関西の仲間を先頭に全国から360名が結集した。
主催者あいさつとして、動労千葉の中村執行委員が発言「動労千葉鉄建公団訴訟の9・25判決では私たちが名簿に載らなかった事は、不当労働行為意志によるものである事を再度、認めさせることができた。最高裁へ向け皆さんから高裁以上の大きな力をいただいています。4月16日に第2回目の署名提出行動を行い、累計で3万5千筆の署名を提出した。10万筆署名と物販を闘いの武器にして6・8集会をこれまで以上の集会にしよう」と提起した。
全国運動関西準備会を代表して全国金属機械港合同の中村委員長が「尼崎事故から何年もたつのに、鉄道業者としてのモラルが問われる事故が多発している、JRの犯罪行為だ。大阪では、橋下市長が大変な権利侵害を行っている。しかし労働者の闘いで構想は挫折した。小さいけれども絶対拒否の闘いが労働者の権利を目覚めさせた。労働者が平和に暮らすために、改憲・貧困にノー、戦争をする国づくりを許さない責任が私たちにある」とあいさつした。
集会基調報告を、動労西日本の山田書記長が提起。被災地から国労郡山工場橋本支部長が挨拶し、「3・11は大成功し、昨年より進化した集会になった。工場支部の労働者は動労水戸と連帯した被爆労働拒否の闘いでかわり、外注化との闘いでかわった。10・1外注化が提案されたが倍返しで粉砕してやる」と語った。
動労水戸の石井委員長は、被爆を強要するイベント列車阻止をストライキで闘った、原発事故は何も収束していないのに避難区域を解除を強要している。福島切り捨てを許さず、外注化阻止で闘う」と決意をのべた。
1047名闘争当該から、国労闘争団の羽廣さん、小玉さんが決意表明。つづいて動労西日本の大江委員長、共に闘う国労の会、関西地区生コン支部、港合同の発言につづいて関西の各団体が決意表明を行った。
まとめに国労近畿地本の富田さんが「決定的な確認は、われわれが国鉄闘争全国運動を中心軸にすべての産別で責任勢力になることだ。日本の労働運動の主流になる。その気概でデモに出発しよう。尼崎事故弾劾、外注化、非正規職化粉砕、10万筆署名を集めきり、6・8国鉄集会への大結集を勝ち取るため、すべての闘う仲間は団結して頑張ろう」。
集会後、尼崎事故の現場に向けデモ行進に出発した。デモ行進終了後、事故現場に献花を行い、反合理化・運転保安確立に向けた誓いを新たにした。