定期大会の成功に向けて③ ストライキで反撃を

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国鉄「分割 ·民営化」反対!三里塚二期工事阻止!
定期大会の成功に
むけて·シリーズ3
ストライキで総反撃を
まして最優先
組合つぶしをなによりも
ダイヤを強制しようというのだ。
ずATSIP型なるものを導入して、さらに超過密
ペーンを繰り広げ、またこうした事態にもかかわら
に「黒字だ」「生まれ変わった鉄道だ」と大キャン
緒に事故隠しにやっきとなり、それをごまかすため
にも関わらず、当局は動労革マル·鉄道労連と一
起こるべくして、起きている重大事故なのだ。
ずの安全を二の次にする当局の政策の結果である。
りに気をとられ、最も大切にしなければならないは
た合理化の結果であり、同時に列車の運行確保ばか
ない人命無視の異常事態。
どれひとつとっても、この間の全く安全を無視し
指令は承知の上で電車を走らせるという、信じられ
ランスが次々と火を吹き上げているにも関わらず、
車中の貨物列車に衝突、また、大船線では架線のト
東海道線で電車が場内「青」に従って進入したら停
の日に乗務を強要するなどなど。四月二二日には、
ャクチャな列車運用、明けの乗務員を呼び出し、そ
ても八月十一、十二日の大雨、地震時におけるメチ
運転保安無視の事故も相次いでいる。千葉におい
障、火災、架線切れなどが起きる。
線、東北新幹線、在来線、いたるところで信号機故
る。七月下旬、八月の帰省ラッシュ時、東海道新幹
いま全国いたる所で連日のように事故がおきてい
運転保安を無視する当局
安全などそっちのけ
し、確立しよう!
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確立しよう!
定期大会で積極的な討論をかちとり、闘う方針を
各支部で討論をまきおこそう!
そ反撃を再開する。こうした方針を確立するために、
すべてが総瓦解してしまう危機にあるのだ。いまこ
はない。しかも、ここで攻撃を中止してしまったら
いる。労働者を支配するためには脅していく以外に
しかし、当局はもはや手を出し尽くしてしまって
1
ストライキを軸に反撃を
である。
した気持ちだ。闘いをもってこそ我が身は守れるの
このままでは殺される。これが国鉄労働者の共通
者は全て乗務員というのだ。
発、故障であろうと何であろうと列車が止まれば悪
故の責任は全て労働者に転嫁し、「乗務停止」を乱
由に三カ月も四カ月も「乗務停止」を強要する。事
る。「アゴヒモ·カーデン」「一分間の遅れ」を理
やスパイさながらの「密告と監視」にあけくれてい
事をそっちのけで「アゴヒモ·カーテンチェック」
津田沼支部を焦点に各職場では、不良職制どもが仕
鉄道労連を中心に配転を強行した。
労千葉は排除する」(車務課長·河野)と公言し、
別配転は、「京葉線はモデル線区」「京葉線から動
さらに、
京葉線の「暫定開業のための訓練開始」に伴う差
悪質化している。
労務支配攻撃は、もはやガマンできないところまで
また、当局の差別·選別、組合つぶしの 強権的
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
今こそ闘いの時だ。第十五回定期大会の成功をかちとり、勝利にむけた闘う方針を全組合員の力を結集
ストにむけた怒りの決起、これらによって、敵に限りない打撃を与え、当局を追い詰めている。
者の闘いは、動労西日本、国労のスト決起、中止にはなったとはいえ国労門司地本の清算事業団労働者の
切り、大合理化、差別·選別、強権的労務支配に反撃を開始したのだ。それと合わせたこの間の国鉄労働
わが動労千葉は、この間四波·五次にわたるストライキをかちとった。JR当局の殺人的強制労働、首
だ。全国の闘う国鉄労働者の期待は、今大会に集中されるだろう。
めて重要な時をむかた現在、われわれ動労千葉がいかに闘い、敵にたちむかって行くのかを決定する大会
今大会は、「分割·民営化」から一年半が過ぎ、三年目に向かって首切り撤回、原職奪還への闘いが極
十月二日~三日の両日、動労千葉は第十五回定期大会を開催する。
知動芳千葉
1988.9.22
No. 2896
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七!一(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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