安全運転闘争に決起しよう

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国鉄「分割 · 民営化」反対!三里塚二期工事阻止!


動労千葉申第12号
1988年12月7日
東日本旅客鉄道株式会社
千葉支社長 若 林 秀 喬 殿
国鉄千葉動力車労働組合
執行委員長 中 野

運転保安確立に関する緊急申し入れ
12月5日、中央線東中野駅構内で通勤電車が追突するという重大事故が
発生した。
この事態は、JR東日本の運転保安を無視した極限的労働強化と事故処分
にまで組合差別を持ち込む強権的労務支配の当然の帰結であり、「63·3
ダイ改」「63·12ダイ改」等で、無謀の施策を強行したために起きたも
のである。
動労千葉は、運転保安の確立が重大かつ急務であるという立場から次のと
おり申し入れるので団体交渉によりすみやかに解決されたい。

1、総武·中央緩行線の運転時分については、「12月1日ダイ改」以前の
運転時分に戻すこと。
2、通勤電車の力行区間を示す標識について、従前の位置に戻すこと。
3、この間、制限速度の引き上げた箇所については、前の速度制限に戻すこ
と。
4、津田沼運転区において、ATSの取り扱いについて短期間に再三変更し
た理由を明らかにすること。
· 以 上
12月1日以前の運転時分に戻せ ·· >
紧急申
貫徹しよう!
自らと乗客の生命を守るために、安全運転闘争を
殺された平野君の無念を我がものとして、そして
局の「安全無視·合理化強行」に怒りも新たに、
「明日は我が身である。」全組合員は、JR当
野駅事故の二の舞を許してしまうのだ。
の強権的労務支配をのさばらしたなら、再び東中
原因と言わざるを得ない。当局と鉄道労連革マル
こうしたJRの姿勢こそ、東中野駅事故の真の
している。
るといわれる『ATSIP型』の導入を早めると
また、総武線緩行には一分三〇秒間隔で運転でき
詰めるスピードアップ」を強行しようとしている。
局は、来年三月のダイ改には「快速の運転時分を
の宣伝になる」などと開き直っている。しかも当
も「一分間の時間短縮=スピードアップは一億円
JR千葉支社は、東中野駅事故が起こった直後
決起することを全参加者が確認しあった。
行うなか開始され、怒りも新たに安全運転闘争に
野君と乗客のご冥福を祈り、参加者全員で黙祷を
集会は、冒頭、東中野駅事故の犠牲になった平
駅事故糾弾!緊急抗議集会」を開催した。
いて、七〇名の組合員が結集するなか、「東中野
十二月七日、動労千葉は津田沼運転区構内にお
指令水6 号
各支部は、12月8日始発時より
全列車を対象とした安全運転
闘争を、以下のとおり実方をすること
1、「見込み運転」はしない
2.「回復運転」はしない
る、制限速度を厳守する
ホ2の東中野事故を許すな
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
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1988.12.8
No2987
(鉄電)二九二五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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