安全が危機に瀕している!
東労組は運転保安崩壊の手先! ともにストライキにたちあがろう
運転保安が危機に瀕している。動労千葉は、運転保安確立のためにストライキに起ちあがる。闘いなくして安全なし!ともに闘おう。
会社守れの大合唱
東労組は、昨年9月の中央線事故について次のように言ってている。
昨年秋に中央線で大規模な輸送障害が発生し、JR東日本に対する社会的非難が高まりました。……マスコミなどを通じてこの事態を会社の経営体質、さらには労使関係の問題とする政治的な意図をもったJR東日本労使に対する悪辣な批判が加えられているのも事実です。
このような事態は、明らかに中央線の輸送障害をJR東日本の経営体質、さらには労使関係にまで波及させ、JR東日本会社にどす黒い攻撃の刃をむけるものであり、政治的意図をもったJR東日本労使への攻撃に他ならない。……わが組織と会社を発展させるために、私たちにはグスグスしている猶予などないのである。権力の狙いを見定めていかなる弾圧があろうとも微動だにしない組織体制を確立しなければならない。
安全崩壊の手先!
会社は何も悪くない、経営体質を問題にするのはどす黒い、悪辣な攻撃だというのだ。彼らは会社の経営責任に追及が及ぶような事故が起こるたびに、JR擁護の先頭にたってきた。彼らの唯一の目的は、会社と革マルの癒着関係を維持することだけで、安全など頭の片隅にもないということだ。「責任追及より原因究明」というスローガンは、会社の責任は絶対に追及しないという態度表明に過ぎない。こんなことをいつまでも許したら大変なことになる。安全崩壊の現実を生み出した責任は東労組にこそある。
事実を隠ぺい!
1月6日、13日に相次いで起きたレール破断という深刻な事態に対しJRは、何と「『損傷』や『ひび』という名称で社外や社内へは統一しろ」という部内指示をだしている。自己保身のために事実を隠ぺいしようというのだ。恐るべき安全感覚の崩壊。 こんなことを放置したら安全は間違いなく崩壊する! しかもその後も3月5日に、総武快速線荒川鉄橋でレールの間隔がずれて輸送混乱という信じられない事態が起きている。まさにJRの安全は危機に瀕している。
安全感覚の崩壊!
事故は保守部門に集中している。 JRは2年前、保線・電力・信通業務を外注化し、社員を一気に4千人近く減らす荒療治を強行した。 しかも「(下請け会社に対して)安全管理等に関して指示もしくはそれに近い行為があった場合は、施工管理と見なされ、JRが特定元請け業者となる恐れがであるのでしてはならない」という内部通達までだされている。 何がなんでもJRに責任が及ぶようなことはするな、というのだ。しかもこの通達は、5名の下請け、孫請け労働者がひき殺された山手貨物線事故の直後に出されている。人命をあずかる鉄道会社とは思えない驚くべき責任放棄、安全感覚の崩壊!。
殺人企業!JR
JRの発足から昨年までの16年間で、実に228人の労働者が作業中に労災死している。東日本が121人と頭抜けて多い。ほとんどが下請け作業員だ。これがJRの職場の現実である。 発足当初、JR東日本で鉄道業務に従事していたのは71800人。それが今は48000人。無謀極まりない要員削減、大合理化が「殺人企業」と言うしかない恐るべき現実だ。 東労組はこうした現実の一切を会社と一体となってぬり隠そうというのだ。もはや労働組合ではない!ただの会社の手先だ。東労組と決別し、ともに闘おう!
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