大飯原発再稼働弾劾!
首相官邸を20万人が包囲
官邸(左手)前から6車線の道路を右手霞ヶ関側数百㍍にわたって完全に埋める人々
7・16反原発10万人集会へ!
7月1日、野田政権は大飯原発再稼働を強行した。絶対に許せない! 6月29日夜には、再稼働を前にこれを何とか止めようと首相官邸前に20万人の人々が詰めかけ、国会周辺の6車線の道路を埋め尽くし、首相官邸を完全にとりまいた。7月1日には東京で9千人がデモ、大飯現地でも30日から夜を徹して300人が抗議行動を行った。16日の再稼働決定後にデモの数はうなぎ登りに急増している。官邸前デモは、6月から毎週金曜の夕方によびかけられ、15日1万2千人、22日4万5千人、そして29日の20万人。前回、完全に無視したマスコミもさすがに取り上げざるを得なかった。千葉でも野田の地元・船橋で6月に2回のデモや駅頭抗議行動が行われ、2200人が参加している。「原発を稼働するな!」「原発をなくせ!」―この声を止めることはできない。 原子力基本法をこっそり書き換え 野田政権はこの直前に(6/20)、原子力行政の憲法ともいわれる基本法の中身をこっそり変更し、原子力を軍事にも使える道を開いた。原子力行政の目的に「我が国の安全保障に資する」とする一文を加えた。非核三原則を根底から覆すような重大な変更であるにも係わらず、その内容は直前まで明らかにもされなかった。全く姑息なやり方だ。 これまで日本の原子力政策は、「原爆製造能力の保有」のためにプルトニウムを自前で確保できる道として原発政策を進めてきた。発電はあくまで副産物だった。「使用済み核燃料を再処理しプルトニウムをとりだして再利用する」という建前で、十数年にわたって一度も成功していない高速増殖炉や再処理工場を莫大なコストで維持し、この政策を維持し続けてきた。しかし、いまやむき出しで核の軍事利用を掲げるに至ったのだ。 福島の事故を忘れたのか いったん事故が起きれば取り返しのつかない損害と永久に立ち入ることのできない土地を生み出し、人々を生命の危険にさらすものか、福島の事故が露わにした現実を目の当たりにしても、彼らが原発政策をやめないのはこのためだ。これだけの「リスク」を考えても、決して「経済的」とはいえない原発を彼らが手放さない理由の一つがここにある。 消費増税と原発再稼働の野田政権ぶっ倒そう! 消費税増税を始め、労働者の生活がどうなるのかなど全く顧みず、すべての犠牲を労働者市民に押しつけてきた野田政権はぶっ倒す以外にない。その先頭に労働組合が立とう。原発政策を許してきた闘わない労働組合幹部を打倒し、闘う労働組合を現場から取り戻そう。 7・16反原発10万人集会は、その名称をはるかに越える結集となることは間違いない。ともに闘おう!
独の環境団体エテコン(財団法人倫理と経済」が東電にブラックプラネット賞(最悪賞)を授与するため来日。動労千葉や福島の人々と交流。6/27東電株主総会に抗議を叩きつけた。
外注化阻止―強制出向粉砕! 7・14動労千葉総決起集会 ■7月14日(土)18時より ■千葉市生涯学習センター ホール (千葉駅トホ5分・旧鉄道学園跡地)
7・16さよなら原発10万人集会 ■7月16日(月/休日)12時より ■東京・代々木公園 サッカー場 主催 さよなら原発1000万人アクション 【指定列車】千葉駅④番線 9時18分 始発快速(968F)最後部
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