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吊動労千葉 Jinny NOODLE P
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電 話 千葉 2935 ·2939番
【(鉄電) 1(公) 043(222)7207番
98. 1. 27No. 4726
到底看過することはでき 働協約に反する行為であり 立することを目的とした労
従って健全な労使関係を確 労使が信義誠実の原則に
った組合活動であり、また なく会社施設内において行
このことは、会社の許可
調査」を強行した。
ず、会社施設内での「現地
の再三の退去命令にも従わ 視するとともに、大月駅長
信し、会社の中止要請を無 を促す文書をファックス送
前に多数の報道機関に取材 『現地調査」と称して事
ことわりもなく、1月12日 貴組合は会社に何の
な「申し入れ」を行ったのである。 事実無根」 「重大な背信行為」
東京地域本社長名で、次のよう の見解や報道機関への発言を「 策の影響が出ている「等の国労
のことに対してJR東日本は、
つくり現地調査に入ったが、こ
「大月事故調査対策委員会」を
国労東京地本は、事故直後に
いようのない対応を行っている。 は、国労に対し、異常としか言
大月駅事故の後、JR東日本
国労への申入れ
か。重大な事故を起こしてしま 一体どのように認識しているの 安全の確保という問題について、 どのように受けとめているのか。
JRは、事故の深刻さを一体 ると言わざるを得ない。
てもあまりに常識を逸脱してい
申し入れ」の内容は、どう考え
国労東京地本に対するこの「
ほどの重大事故だ。
かったのは奇跡だ」と言われる 大月駅事故は、「死者がでな
●
一体 何故こんな ……
し添える」と結ばれている。 るを得ないことを念のために申
して重大な決意をもって臨まざ 何によっては、東京地域本社と とし、最後は「貴組合の見解如
間的に不十分である正職員削減
ある」(運転士の養成期間が)時 かった丁大月駅の施設に問題が に対する) 十分な事前指導がな
この文書はさらに、運転士
う強く求めるものである。
解を書面で速やかに示すよ ない。従って、貴組合の見
!
み重ねこそ、大月駅事故をひき 関する基本的な構えの歪みの積 姿勢に基づく安全軽視、安全に われわれは、このような経営
これこそ事故の根源 ら湧いてくる。 いるのではないかという疑問す るような事実があると認識して 東日本自身が、調査されては困 か。またそれのみならず、JR る現在のJRの姿ではいだろう な課題が消しとんでしまってい 刻さを認識するという最も大切 に、大月駅事故の本質やその深
優先し、「国労敵視」の一点の前 大月駅事故は、事故発生後も
るのは、安全よりも労務政策を
この「申し入れ」から見えてく 事故後の事態
と言わざるを得ない。
質が凝縮されてあらわれている
組の結託体制) の経営姿勢の本
現在のJR東日本(とJR東労
いけないのか。
この「申し入れ」のなかには、 何が見えてくるか?
も似た文書をつきつけなければ が国労に対して行われることな
どうしてこのような半ば恫喝に
を行ったことに対して、何故、 が安全の確保に向けて事故調査 じているのか。そもそも、国労
った自らの責任をどのように感
責任はJRにある
いると判断したと結果のものだ って) 証拠を隠滅しようとして JRが(ないしは労使一体でも り、この逮捕は、警察当局が、 などできるはずもないことであ 当該の運転士が「証拠隠滅」 に基づいて、「反合理化·運転 われわれは、このような認識 てなし得る課題である。 労働組合の闘いがあってはじめ 安全の確保は、労働者の抵抗や
いことだ。
にしても、通常では考えられな である。家宅捜索にしても逮捕
隠滅のおそれ」で逮捕されたの
ってから当該運転士が、「証拠 の家宅捜索が入り、二ヵ月も経
故直後には、三鷹電車区に警察
極めて異例な経過を辿った。事
いことだ。
うとする対応など起きようもな
て、事の本質に蓋をしてしまお 士のミスに一切の責任を転嫁し 自らの組合員でもある当該運転 る。また、JR東労組のように、
どあり得るはずのないことであ
このような非常識な「申し入れ」 精神が片隅にでも残っていれば、
してしまったが、もしこうした JRはこの安全綱領をも破棄
きた。
当局に運転保安の確立を求めて
え返し、労働組合の闘いとして 働者の立場からこの課題をとら けた。われわれは鉄道に働く労
一節を繰り返し繰り返し語り続
ら、耳にタコができるほどこの る」と記されていた。当局です
(つづく)
常不断の闘いを続けてきた。 なし」のスローガンを掲げ、日
保安確立」「闘いなくして安全
視するのは当然のことであって、 て資本が安全を軽視もしくは無
全を脅かす。資本制社会におい
利潤の追及=合理化はつねに安 人的投資を要するものであり、
さないばかりか、膨大な物的·
とっては直接的な利益を生みだ
きない課題である一方、資本に 問題は、誰も否定することので
題である。
そもそも安全性の確保という
壊し、地に堕ちるのかという問
に、安全という課題がいかに崩
務政策の手先になり果てたとき し、ありとあらゆる効率化や労
心点は、労働組合が当局と結託
ければならないことの最大の核
Rの現実からわれわれが学ばな
これまで述べてきたようなJ
学ぶべきことは
大月駅事故の本質
5
は、輸送業務の最大の使命であ
国鉄の安全綱領には、「安全
と考える。
起こした根源にあるものである
活的問題だ。
ハンドルを握る者にとっては死
まうということである。これは、
防御される余地がなくなってし
一切の責任の矢面にたたされ、
は、逮捕も含めあらゆる意味で
とでは、事故に遭遇した運転士
異常な経営姿勢·経営体質のも
つまり、現在のようなJRの
と推測せざるを得ない。
新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!
吊動労千葉 Jinny NOODLE P
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電 話 千葉 2935 ·2939番
【(鉄電) 1(公) 043(222)7207番
98. 1. 27No. 4726
到底看過することはでき 働協約に反する行為であり 立することを目的とした労
従って健全な労使関係を確 労使が信義誠実の原則に
った組合活動であり、また なく会社施設内において行
このことは、会社の許可
調査」を強行した。
ず、会社施設内での「現地
の再三の退去命令にも従わ 視するとともに、大月駅長
信し、会社の中止要請を無 を促す文書をファックス送
前に多数の報道機関に取材 『現地調査」と称して事
ことわりもなく、1月12日 貴組合は会社に何の
な「申し入れ」を行ったのである。 事実無根」 「重大な背信行為」
東京地域本社長名で、次のよう の見解や報道機関への発言を「 策の影響が出ている「等の国労
のことに対してJR東日本は、
つくり現地調査に入ったが、こ
「大月事故調査対策委員会」を
国労東京地本は、事故直後に
いようのない対応を行っている。 は、国労に対し、異常としか言
大月駅事故の後、JR東日本
国労への申入れ
か。重大な事故を起こしてしま 一体どのように認識しているの 安全の確保という問題について、 どのように受けとめているのか。
JRは、事故の深刻さを一体 ると言わざるを得ない。
てもあまりに常識を逸脱してい
申し入れ」の内容は、どう考え
国労東京地本に対するこの「
ほどの重大事故だ。
かったのは奇跡だ」と言われる 大月駅事故は、「死者がでな
●
一体 何故こんな ……
し添える」と結ばれている。 るを得ないことを念のために申
して重大な決意をもって臨まざ 何によっては、東京地域本社と とし、最後は「貴組合の見解如
間的に不十分である正職員削減
ある」(運転士の養成期間が)時 かった丁大月駅の施設に問題が に対する) 十分な事前指導がな
この文書はさらに、運転士
う強く求めるものである。
解を書面で速やかに示すよ ない。従って、貴組合の見
!
み重ねこそ、大月駅事故をひき 関する基本的な構えの歪みの積 姿勢に基づく安全軽視、安全に われわれは、このような経営
これこそ事故の根源 ら湧いてくる。 いるのではないかという疑問す るような事実があると認識して 東日本自身が、調査されては困 か。またそれのみならず、JR る現在のJRの姿ではいだろう な課題が消しとんでしまってい 刻さを認識するという最も大切 に、大月駅事故の本質やその深
優先し、「国労敵視」の一点の前 大月駅事故は、事故発生後も
るのは、安全よりも労務政策を
この「申し入れ」から見えてく 事故後の事態
と言わざるを得ない。
質が凝縮されてあらわれている
組の結託体制) の経営姿勢の本
現在のJR東日本(とJR東労
いけないのか。
この「申し入れ」のなかには、 何が見えてくるか?
も似た文書をつきつけなければ が国労に対して行われることな
どうしてこのような半ば恫喝に
を行ったことに対して、何故、 が安全の確保に向けて事故調査 じているのか。そもそも、国労
った自らの責任をどのように感
責任はJRにある
いると判断したと結果のものだ って) 証拠を隠滅しようとして JRが(ないしは労使一体でも り、この逮捕は、警察当局が、 などできるはずもないことであ 当該の運転士が「証拠隠滅」 に基づいて、「反合理化·運転 われわれは、このような認識 てなし得る課題である。 労働組合の闘いがあってはじめ 安全の確保は、労働者の抵抗や
いことだ。
にしても、通常では考えられな である。家宅捜索にしても逮捕
隠滅のおそれ」で逮捕されたの
ってから当該運転士が、「証拠 の家宅捜索が入り、二ヵ月も経
故直後には、三鷹電車区に警察
極めて異例な経過を辿った。事
いことだ。
うとする対応など起きようもな
て、事の本質に蓋をしてしまお 士のミスに一切の責任を転嫁し 自らの組合員でもある当該運転 る。また、JR東労組のように、
どあり得るはずのないことであ
このような非常識な「申し入れ」 精神が片隅にでも残っていれば、
してしまったが、もしこうした JRはこの安全綱領をも破棄
きた。
当局に運転保安の確立を求めて
え返し、労働組合の闘いとして 働者の立場からこの課題をとら けた。われわれは鉄道に働く労
一節を繰り返し繰り返し語り続
ら、耳にタコができるほどこの る」と記されていた。当局です
(つづく)
常不断の闘いを続けてきた。 なし」のスローガンを掲げ、日
保安確立」「闘いなくして安全
視するのは当然のことであって、 て資本が安全を軽視もしくは無
全を脅かす。資本制社会におい
利潤の追及=合理化はつねに安 人的投資を要するものであり、
さないばかりか、膨大な物的·
とっては直接的な利益を生みだ
きない課題である一方、資本に 問題は、誰も否定することので
題である。
そもそも安全性の確保という
壊し、地に堕ちるのかという問
に、安全という課題がいかに崩
務政策の手先になり果てたとき し、ありとあらゆる効率化や労
心点は、労働組合が当局と結託
ければならないことの最大の核
Rの現実からわれわれが学ばな
これまで述べてきたようなJ
学ぶべきことは
大月駅事故の本質
5
は、輸送業務の最大の使命であ
国鉄の安全綱領には、「安全
と考える。
起こした根源にあるものである
活的問題だ。
ハンドルを握る者にとっては死
まうということである。これは、
防御される余地がなくなってし
一切の責任の矢面にたたされ、
は、逮捕も含めあらゆる意味で
とでは、事故に遭遇した運転士
異常な経営姿勢·経営体質のも
つまり、現在のようなJRの
と推測せざるを得ない。
新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!