戦争法絶対反対を掲げて闘いぬこう
われわれは外注化撤回、すべての仕事と仲間のJR復帰を要求し10月1日にストを配置し闘うことを決断した。
青年部員に出向解除を通知
9月18日、青年部員に対して出向解除の事前通知が行われた。限定免許をとって仕業・構内業務を担ってきた仲間が仕事を奪われようとしている。絶対に許すことはできない。
千葉支社は昨年10月、11月に仕業・構内業務から3名の出向を解除してJRに復帰させた。しかし、その実態は、「出向解除」の名による仕事外しだっ た。仕業・構内業務から引き剥がされ、臨検へと回されたのだ。さらに、泊勤務から突然日勤に変えられ、賃金まで下げられた。
会社の都合で無理やり出向させ今度は長年やってきた仕事を奪う。労働者の意思を踏みにじり生活も破壊する。これが外注化がもたらしたものだ。
出向延長なら外注化やめろ
一方で、大多数の出向者には出向延長の事前通知が行われた。しかも、団体交渉で「出向者全員に面談を行う」と確認したにもかかわらず、全員の面談が終わる前に事前通知を始めたのだ。
結局、団体交渉での確認はごまかしだったということだ。われわれは団交の確認を踏みにじる不当労働行為を絶対にゆるさない。
そもそも、出向期間は「原則3年」と繰り返し主張していたのは会社自身だ。その約束も破りさらなる出向を強制しようというのだ。
これは3年がたってもCTSで業務を担う体制ができなかったということだ。外注化は完全に失敗した。その失敗を労働者に押し付けて進める外注化など粉砕あるのみだ。
会社は「第2の分割・民営化」攻撃をかけてきている。その核心は、これまでの次元を超えたあらゆる業務の全面外注化だ。それによるすさまじい安全と雇用の破壊が行われようとしている。今度の闘いは、この「第2の分割・民営化」攻撃への戦闘宣言でもある。
問題を解決するには、外注化を粉砕してすべての出向者・CTSプロパーの仲間たちを仕事と一緒にJRに取り戻すしかない。外注化・出向延長粉砕! 10・1ストに全力でたちあがろう!
戦争協力拒否しストで闘う
そして、この闘いは9月19日に強行採決された戦争法に反対する闘いの始まりでもある。安倍政権が強行採決した戦争法への怒りは、連日国会前を埋め尽くした。多くの仲間が声をあげ、闘いの火ぶたが切られた。労働者の闘いの力が示され、歴史は動き始めた。
本当の闘いはこれからだ。だからこそ、労働組合が闘いの先頭にたつときだ。労働者の団結した闘いこそ戦争を止める力だからだ。
戦争法が成立する中で、戦争協力拒否の闘いはますます重要になっている。戦争を止める闘いは、労働者の特別な任務だ。戦争法絶対反対をかかげ、10・1ストを全力で闘いぬこう。