外房線脱線事故で抗議交渉

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三里塚·ジェット闘争貫徹!「国鉄35万人体制」粉砕!
列車脱線事故に抗議する」
お茶の 運転保守の確立をかちとろう
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速報 27
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検査結果がS区分の箇所で事故が発生したこ
本的改善策を提示すること。
1 今回の事故に対し、緊急に実施する対策と抜
点について明らかにするよう当局にせまった。
動労千葉は厳しく当局を追求し、最終的に次の
抗議交渉で五点を申し入れ
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「で五月七日に検査したばかりのものであった。
故が発生したのである。しかも当該箇所は、今年
る。その最安全であるというS区分の箇所で大事
全であるという当局の検査結果に基ずく判定であ
·C·S区分に分けられ、Aは最も危険、らは安
は” S”となっている。その判定区分とはA·B
というものであった。
当該箇所は、「防災強化対象線区の判定区分」
物等の経年作用により発達し地崩れを起した。」
部分)背部の地層に節理面が存在し浸透水及び植
:明は、「張コンクリート (ガケ表面の吹きつけ
抗議交渉の席上での事故に対する当局の原因説
『安全な箇所』で事故は起った
原因である。
を無視し、設備改良を怠った結果が、事故の真の
と称し、徹底した合理化計画を推進し、運転保安
にむすびついているのである。「経営改善計画」
第二は、当局の経営施策が結果として事故発生
ある。
事故原因は当局の運転保安無視
起しよう。
第二臨調粉砕·運転保安確立にむけ職場から決
を中心に問題点を摘出し、抗議交渉を行う。
動労千葉は、再度乗務員分科会、当該勝浦支部
手段をとる。」ことを通告し交渉を打ち切った。
誠意が全くない。我々は自ら生命を守るため自衛
動労千葉は「運転保安に対する当局の姿勢には
局の施策は何んらなされていない。
な線路を運転しているのであり、それに対する当
事故はまってはくれない。我々は、今日も危険
のを中心に検査をする。という回答を行った。
変状のあるもの、昭和二十年以前に設置されたも
施する。2類似の事故を防止するため、老朽化、
交渉再開後当局は、1総点検を七月末までに実
当局を弾劾し、
まともな回答ができず交渉は中断した。
以上の点について申し入れたが、当局は何んら
の古いものについて全て明らかにすること。
当該箇所は大正十年設置のものである。同種
の基本的考え方を示すこと。
異状時、災害時における取扱いについて当局
当局の運転保安に対する基本姿勢を改めよ。
検討しなおすこと。
運転保安を確立しょう
とは、検査の意味がない。検査方法を抜本的に
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全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉
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内に無数にあり、今回の事故は決して特殊な事故ではないので
ところであったであろう。事故発生の恐れがある危険箇所は管
者三名ですんだのであり、条件が悪ければ現場は血の海と化す
しでなおかつ、日曜日の未明という条件であったからこそ負傷
にかかわる事故であったということである。事故現場が切り通
重大な問題をはらんでいる。その第一は、乗務員、乗客の生命
今回の事故は、その内容からみても運転保安上の本質からも
めて六月三十日、千葉鉄当局に対する抗議交渉を行った。
.
脱線事故に対し、動労千葉は各支部代表·乗務員分科役員も含
六月二七日、東浪見~太東間で発生したガケ崩れによる列車
で抗議交渉を展開
外房線列車脱線事故
動芳千葉
82.7.3
No. 1085
(鉄電)二九三五~六·(公衆)◎四さこ(2)七二〇七
千葉市要町二八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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