国鉄闘争勝利へ 11・3労働者集会 報告③

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1047解雇撤回!裁判所包囲デモを

 動労千葉争議団中村副委員長

国鉄分割・民営化の攻撃と闘い続けて34年の解雇撤回闘争の意義は小さくないと自負しています。そして1047名の解雇撤回闘争を貫き、現在も負けずに闘いを続けています。今あらためて労働運動を再生させ、戦争を止め、社会を変える先頭に立つという思いです。労働者の自由と尊厳を奪う資本の手かせ、足かせを解き放って、一人一人は弱くても労働者の力を労働組合の団結体にすることが絶対に必要です。仲間をとことん信じて、討論し、違いを認め合いながら、迷ったら左です。
今グラグラの石破政権打倒、中国侵略戦争と沖縄・琉球弧の軍事要塞化を許すな、戦争絶対反対、ウクライナ戦争・ガザの虐殺をやめろ、平和を闘いとるため行動しましょう。
11月13日、東京地裁で解雇撤回闘争の判決があります。裁判所を取り巻くデモを貫徹して、判決を迎えたいと思います。この闘いを大きくしていきましょう。

安全切り捨て、労働法制解体攻撃に反撃を

幕張支部 北嶋支部長
今現在、JRでは10月1日から検査派出の仕事が車両センター本区と融合化されました。この間、JRの検査派出はほとんど外注化され、廃止や縮小が進められてきました。最後までJR本体に残っていた千葉派出と京葉車両センターに属する西船橋派出が融合化されました。会社は生産性向上と言っていますが、安全が完全に切り捨てられています。
信じられないような事故が次々と繰り返されています。貨物列車の脱線事故をきっかけに発覚した輪軸組み立て作業の不正は、JR各社と私鉄を含めて長年にわたって行われていました。特にJR東は17年時点で調査で改ざんが発覚していながら、完全に隠ぺいしていました。鉄道業務をないがしろにして職名を廃止し、職場の団結を破壊して、「これからは価値創造だ」などと労働者同士を競争させる施策の結果です。
闘う労働組合の力があればこんなことは起こっていません。会社は職場で社友会を組織し、労働組合を排除しようとしています。職場代表に就業規則の改悪や労働条件を低下させて労基法以下で働かせる権限を与えるという労働法制解体の攻撃のモデルをつくるものです。これに対して労働組合の反撃が必要です。

 ローカル線廃止・地方切り捨てー戦争体制許さず、固い決意で臨む

久留里線と地域を守る会 三浦代表 久留里線の約3分の1に当たる区間を、JR東日本は廃線にしたいということで、千葉県、君津市に協議を申し入れ、昨年から5回の検討会議を開いてきました。しかしJRが目的とした廃線という言葉は全然使えないまま会議を終了せざるを得ないところに追い込んできました。
しかしJRはまだ諦めることなく、この検討会議を引き継ぐ形で、今度は君津市の公共交通会議で初めからやり直すという形で、提起しようとしています。厚かましい、負けを認めないような形でやってきています。
今、国とJRはローカル鉄道の廃止を地方の切り捨ての総仕上げに使おうとしています。学校の統廃合、あらゆる公共施設を統合し廃止してきたことの総仕上げを、ローカル線の廃止で行おうとしています。この攻撃を我々は絶対に受け入れることはできません。これを認めることがあれば、これはもう戦争の体制に巻き込まれるということです。その固い決意をもって今後も臨んでいきたいと思っています。

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