国鉄闘争勝利へ日比谷公会堂に3500名が結集

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1047名闘争勝利へ

3組合(国労闘争団、全動労争議団、動労千葉争議団)が決意表明
国鉄闘争勝利へ日比谷公会堂に3500名が結集

動労千葉を代表して高石さんが決意表明

 4月13日、東京・日比谷公会堂で「国鉄労働者一〇四七名の解雇撤回、ILO勧告の完全履行を求める4・13東京大集会」が集会実行委員会の主催で開催され、三五〇〇名が結集し大成功を勝ち取った。 動労千葉も争議団の高石さんを先頭に参加し、共に1047名闘争の勝利まで闘い抜くことを改めて決意した。
 集会は、建交労組合員の太鼓と国労大井工場のバンドの演奏で始まった。呼びかけ人のあいさつに続き、連帯のあいさつでは航空労組連絡会の村中哲也副議長が「国鉄分割・民営化は国家による犯罪だこれとたたかうにふさわしい大共同を実現しよう。陸・海・空・港湾労組20団体は戦争しない国への共同行動だ。三つの団体の共同を願う。公共交通労働者の社会的使命は安全だ。基本的人権の回復は労組の役割、全ての労働者のために闘おう」とあいさつした。
 第一部では構成劇が行われ、第二部では「今後の裁判闘争の展望」が弁護士の加藤伸介さんによって行われた。そして、決意表明では三闘争団、争議団がそろって登壇し、決意を表明した。国労闘争団からは鉄建公団訴訟原告団の酒井直昭さん、全動労争議団の梅木則秋さんがそれぞれ「国労、全動労、動労千葉が一緒になって闘わなければならない」「今日の集会は大きな展望を与えた」と決意を述べた。最後に動労千葉争議団の高石さんが発言にたち、「動労千葉は04春闘で三波のストに起ちあがった。この闘いで強制配転者の原職復帰の勝利を勝ち取った。17年間の闘いによって当局が言うことを聞いた。こういう闘いを続けJR東日本を表に出さないと1047名闘争は勝利できない。最後まで闘いを貫徹し職場復帰を勝ち取る」と動労千葉争議団を代表して決意を表明した。
 その後「4・13集会成功のために結集した力をさらに全国規模の結集体へと結実させなければなりません。解雇撤回という一致点での共同行動の発展に確信を持ち、2004年の今年こそ、国鉄闘争勝利の展望をきりひらこう」との集会アピールを採択し、終了した。

反動を打ち破り勝利しよう

 4・13国鉄闘争勝利の集会の成功は、1047名闘争勝利へ大きな展望を切り開いた。国労闘争団、全動労争議団、動労千葉争議団の三者が呼びかけその呼びかけに応えて多くの労働者がその熱い思いを共有した。
 昨年12月22日、最高裁第一小法廷は、国労・全動労のJR不採用事件の上告を棄却した。この判決は、「JRに使用者責任はない」として中労委命令をくつがえす許し難い反動判決である。そして、国労本部は「JRの法的責任を追及する道は断たれた。闘いはもう終わりだ」と闘争団の切り捨て、闘争の幕引きを考えている。小泉政権は、有事体制を完成のため1047名闘争の最後的な解体に討って出てきたのだ。
 しかし、4・13集会は、こうした反動を打ち破り、ますます意気高く1047名闘争勝利へ団結して闘うことを誓い合った。
 1047名闘争は自らの解雇撤回闘争であるだけでなく、労働運動全体の未来を左右する闘いだ。 
 何よりも三争議団・闘争団1047名の固い団結をつくりあげよう。1047名闘争が解雇撤回闘争である以上、資本との闘い、JRにおける力関係の変革なしには勝利を手にすることはできない。資本とJR総連の結託体制を粉砕し、組織拡大をかちとろう。国鉄労働運の再生をかちとろう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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