新自由主義と闘う労働運動を!
国鉄闘争全国運動
6・10全国集会へ結集しよう!
2010年に立ち上げられた国鉄闘争全国運動は、「国鉄闘争の火を消すな」と、この間、全国の職場・地域に支援・共闘組織をたちあげ、職場から闘う労働運 動を復権させようと運動を進めてきた。昨年の大震災・原発事故、深刻な国家財政危機のなかで、民営化・規制緩和、公務員労働者の大量首切り策動など、ます ます新自由主義の攻撃が激化している。
国鉄分割・民営化から始まった新自由主義攻撃は、20数年で1700万人もの労働者を非正規雇用に突き落とした。さらに労働者全体の9割を非正規にする攻撃でもあり、すべての労働者にかけられた攻撃だ。
JR東日本は検修・構内全面外注化を推し進め、出向・転籍を目論んでいる。私たちは外注化攻撃との闘いは、すべての労働者の未来をかけた課題であると考え、ストライキに立ち上がり、東労組の裏切り妥結を許さず、10年間外注化を阻止してきた。
1047名解雇撤回闘争は、国家的不当労働行為・労働組合破壊攻撃を許さない闘いだ。国鉄・分割民営化をあいまいにせず、今こそ闘う労働組合が先頭にな り、国鉄闘争全国運動を無数の地域・職場に組織して、労働運動を復権し再建しよう。6・10文京シビックホールに結集しよう!
国鉄闘争全国運動 6・10全国集会
■6月10日(日)午後1時 ■東京・文京シビックホール (水道橋駅徒歩8分)
改憲阻止!原発なくせ!
4・28沖縄・憲法集会(百万人署名運動)
4・28沖縄・憲法集会が「とめよう戦争への道!百万人署名運動」の主催で東京・北とぴあにおいて開催された。
集会では、全国各地の代表をはじめ、220人が結集し、本格化する改憲攻撃に真正面から立ち向かうことを宣言した。
講演は滝本匠氏(琉球新報記者)、清水雅彦氏(憲法学者)、西川重則氏(百万人署名運動事務局長)の3氏から、それぞれの立場から、改憲の狙い、改憲情勢、いかに闘うかについて鮮明に述べられ、あらためて改憲阻止・戦争反対の決意を固めた。
改憲阻止!原発なくせ」の決意を固める(写真は百万人署名運動ホームページより) |
沖縄が日本から切り離されたサンフランシスコ講和条約から60年目の今年4月28日にあわせて自民党は、7年ぶりに改定された「新憲法案」を発表した。それは「主権在民、戦争放棄、基本的人権」という現憲法の核心を根底から覆す恐るべき内容となっている。
一方、民主党・野田首相は、原発再稼働政策を明確にし、消費増税等に突き進み、改憲についても「中曽根元総理は宰相という重みを感じる」とか、「私は民 営化論者、新憲法論者」とその正体をさらけ出している。われわれは怒りも新たに改憲阻止を反原発・反失業、国鉄闘争全国運動と一体のものとして闘いぬこ う!