結成20周年
用動労千葉
新たな大躍進
に向け出発!
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
電話 |(鉄電) 千葉 2935 ·2939番 (公) 043(222)7207番 2000.8. 1 No.51 74
国労臨大と国鉄闘争の展望
◎中野 洋(7·15動労千葉を支援する会での報告り)上
敵の目論見をいったん粉砕して、 特にこの七月一日の臨時大会で、 らいの大きな意味を持っている。 〇〇年という年の帰趨を決するぐ
こったことは、ある意味では二〇
れは国鉄労働組合だからです。起 とを言うのかというと、やはりそ
の臨時大会をめぐって起こったこ
こったのか」などと、一労働組合
「二〇〇〇年七月一日に何が起
にあるのかを確認したい。 労働者全体にとってどういう位置 .
いのか、さらに国鉄闘争が日本の
いのか、これからどう考えたらい が起こった。これをどう見たらい
を最先端で象徴するような出来事
ぐって今の日本の労働運動の現状 に法的責任はないことを認める」 に結集したときに巨大な力を発揮
組合が臨時大会を開き、それをめ 迎えている。七月一日に国鉄労働
国鉄闘争が今、大変な正念場を 何が起こったのか!
「二〇〇〇年七月一旦」に
IT口
要旨を掲載していきます。
争の展望」をテーマにした講演の 長の、「国労臨大の闘いと国鉄闘 対して解雇撤回を要求するのか
支援する会での、本部·中野委員 誰にも責任がなくて、一体誰に
一五日に開催された、動労千葉を
今号より二号にわたって、七月
り方を根本的に転換させることに 大会で提案することは、国労の在 けです。こうした方針を臨時全国 求するのかということにもなるわ たちは、誰に対して解雇撤回を要
四七名の解雇撤回を闘っている人 ことを認めてしまえば、現に一〇
る。
今回、「JRにも責任がない」
府に責任がない」ことを認めてい 全体の総和の闘いの蓄積!
を決めていますから、すでに「政
大会を開いて、「国鉄改革法承認」いうことなのです。
労は一九九九年三月一八日に臨時
の責任の所在がなくなります。国
任がない」ことを認めると首切り
ということです。「JRに法的責 する。国鉄闘争、とりわけ国労の
「四党合意」の核心は、「JR ラではなくて、ひとつの大きな幹
因になっています。
まとめて提示したことが直接の起
「解決案」と称する「打開案」を
用問題、つまり一〇四七名問題の
の与党三党と社民党が、JR不採 今、連合支配下で日本の労働者
三〇日、自民党 · 公明党 · 保守党
七月一日に起こったことは、五月
る。
けた。それくらいデカイ意味があ
大きく粉砕していく展望をこじあ り資本に対して闘おうというもの
げた。支配者階級たちの目論見を 再生への大きな突破口をつくりあ ことだけでなく、闘う労働運動の
が首の皮一枚でつながったという
の戦後労働運動の老舗の労働組合
これで国鉄労働組合という日本
います。
大胆に総括すべきではないかと思
労解体を狙っている。
にスタンスは違うが向こう側で国 いい、JR総連革マルも同じよう 連合は国労にこれをのんで来いと JR資本も全部そこにつき、JR
家権力、自公保に社民党が組みし、
ていた。
構造をみると、敵の側には、国
「演壇占拠」は歴史的壮禁!
七月一日に何が起こったのか」と
ます。その意味で、「二〇〇〇年
存在はそういう可能性をもってい
きない。そういう労働者がバラバ かかわらず、何一つこれに対抗で
好き勝手に首を切られているにも は苦吟しています。権利を奪われ、
るをえない、そういう位置を持っ
運動に計りしれない影響を与えざ 防ではあるけれども、日本の労働
国労という一労働組合をめぐる攻 す。しかし国労全体からみると多
が国労の臨大をめぐって激突した。
奪ってしまおうという攻撃、これ
を日本労働運動から完全に解体し
くのかという運動であった。つま
運動をどういうふうに防衛してい れはイコール、日本の階級的労働
自体の解体を狙う攻撃であり、そ れは明らかに、国労の変質や国労
「四党合意」をめぐる攻防、こ
り前のことです。
外で大変な動きがあることは当た
大変な勝利の地平を切り拓いたと、なるわけですから、当然、国労内
JRE
は
分を守り
て今日まで国労の旗を守って闘っ
じようにさんざん差別·選別され
残った国労組合員は、私たちと同 数派です。なぜならばJR本体に
の勢力は組合機関的には少数派で 反発する勢力が存在している。こ 争団を先頭に、この両派に猛然と
を果たしている。
これに対して国労の中では、闘
中心としたグループが手先の役割
の多数派、国労副委員長の上村を
いことに、日本共産党·革同の中
耳っている。もうひとつ許しがた
中が国労の各級機関をけっこう牛
ープと言われている連中、この連
るのが国労本部のチャレンジグル
その意を受けて手先になってい
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
. .**
きです。闘いを押しつぶそうとし したのは誰かをしっかりと見るべ って決定的にダメージを受け消耗 ていると思います。このことによ
いと思いますし、実際にそうなっ 働者は拍手喝采しなければならな
労組合員だけじゃなく、日本の労 党合意」を葬り去った意義を、国
現象的に臨大は「休会」、「四
はないかと思います。
重大な出来事だったと言えるので れでみたときにこの闘いは極めて
ていますが、そういう歴史的な流
らないという新しい動きが起こっ 打開について」という形をとって
働運動をつくっていかなければな 一応建前は、「JR不採用問題の
て、その中からもう一つ新しい労 だ」と考えているということです。
経て、総評が解散して連合ができ
りぬかれた。戦後五十年あまりを
化反対闘争の地平は断固として守
この闘いによって、分割·民営
は大変な歴史的壮挙です。
し、ここを打ち返したということ
という関係になっています。しか
すから続会大会をいつでも開ける
うことになりました。「休会」で
一応、形式的には「休会」とい
とです。
拠」という形で結実したというこ
てからのいろんな要素が「演壇占
で行ったのは、「四党合意」が出 「演壇占拠」を敢行した。そこま
争団の諸君たちを先頭に最後は、
七·一臨大は、結果としては闘
を葬り去った意義!
臨時大会 「休会」=「四党合意」
完全に多数派だと思っています。
はずがない。ですから大衆的には
てきている。こんなことに組する
が首切るという側に立ったら、こ は非常に非和解的です。労働組合
側との闘いだった。だから、これ 側と首切りは絶対に認められない
現われたことは、首切りを認める
うことになる。七月一日の臨大に うことは、首切りを承認するとい
この「四党合意」を受けるとい
が大事だと思います。 ということをはっきりさせること
を変質·解体する敵の攻撃なんだ
もない。闘争団を解体する。国労 いますが、「解決案」でもなんで
うのは、「四党合意」を「解決案
国労サイドの議論でおかしいと思 分裂·亀裂をもちこむものだ!
「四党合意」受け入れは国労に
課題だと思います。
のかということが当面する大きな 鉄労働組合が自主的主体的に招集
を獲得するためにどうしたらいい しかも、七月一日の臨大は、国
傍聴で埋め尽くす。そういうこと らば、七·一を五倍、一〇倍する
です。
確信し、続会大会をやるとするな
くる。ですからこの緒戦の勝利を
らいろんな大変なことが起こって
ぎないないわけであって、これか
い。これは緒戦を切り開いたにす
拠」は、これほど正義の闘いはな
とかは大変なものです。「演壇占
ったことの階級性だとか歴史性だ
いう要素もあるかもしれない。や 団でしょう。ビックリしていると
一番元気になっているのは闘争
た敵が一番消耗するのは当たり前
労の伝統を紙一重、首の皮一枚の 先頭とした国労の諸君たちは、国 してもあの時に反対した闘争団を
以外の何ものでもない。いずれに るのを敢えて強行するなんて暴力 四七名の八割も九割も反対してい のためだと称していながら、一〇 暴力です。一〇四七名問題の解決
七月一日の臨大強行こそ巨大な
中だけで外にはあまり出ていない。
る反暴力キャンペーンは、国労の
す。
「演壇占拠」を「暴力行為」とす 敵の弱点を見極めて闘おう!
一切の責任は園労本部にある!
ゃないことを認めたということで
腐敗·堕落です。自ら労働組合じ
に言われて決める。これは完全に 一番いいことは「四党合意」を
が労働組合ではないですか。政府 方針はわれわれで決めるというの
一点で蹴る問題です。われわれの
した大会じゃない。本来ならこの
なりません。
労働組合ではないと言わなければ
と考えてやるのであったらそれは
ためにやる。団結が壊れてもいい
すべての闘いは団結を強化する
は開けない。
うことを前提としないかぎり大会
な亀裂が生まれてもいいんだとい
もいい、割れてもいいんだ、大変 ことは、国鉄労働組合は分裂して
る問題です。
って、全国大会を招集するという
ですから、この方針をあえてと
これは思想信条の違いを超えてい
れは労働組合ではなくなります。
恐いものはない。
に踏張ってきたからこれ以上何も
を出し尽くし、われわれも基本的 これ以上やることがない。敵は手
職場での差別·選別など、もう
ことは終わっている。
っていない。もうとっくに困った か。われわれや国労はそんなに困
今、困っているのはどっちなの
ということですっ
それから、敵の弱点を見極める
.
きです。
をやって、定期大会で真を問うべ
合意」をめぐって大会代議員選挙
でしょう。だから、最低、「四党
蹴ればいい。でもそれはできない
ないことです。
です。具体的には続会大会をやら
気が付いたら、元に戻すべきなん
大変なことです。間違っていると
戻れということは、簡単なようで
迷ったら、まちがったら原則に
らです。
働組合の在り方を逸脱しているか
ばならない。
いうと、今の国労のやり方は、労
です。なぜこんなことを言うかと
意」の粉砕は解決水準をあげるの
決水準」は上がります。「四党合
「四党合意」を粉砕すれば「解
展望をはっきりさせて闘わなけれ
誤れば原則に戻り出直すことだ
を見せてもらった。
りに国労はやっぱり鯛だというの
ところで守った。この点、久方ぶ
(次号へつづく)
は向こうにいっぱいあるんです。
ドに何か矛盾がありますか。弱み れている。われわれや国労のサイ 何年間の矛盾が全部集中して現わ れようとしてきている。向こう十
今や、JR総連も東から叩き出さ なんて偉そうなことを言っても、 労使関係だって「一企業一組合」
かなくて事故ばかり起こっている。 です。何よりも列車がまともに動
ないほどの赤字です。三島もそう
JRだって貨物はどうにもなら
「四党合意」まで来たんです。
部の屈伏ぶりを見透かし、一挙に
敵は困っている。だから国労幹
り立つはずがない。
争を残しておいて完全民営化が成
いる。その象徴的な一〇四七名闘 るという攻撃です。それが残って
労働運動をこの世の中から一掃す
国鉄分割·民営化攻撃とは、国鉄 化」は成り立たない。なぜならば 自体が残っていたら、「完全民営
という国鉄分割·民営化反対闘争 これはウソです。一〇四七名闘争
完全民営化だと言う人もいますが、
五十万株を市場に放出して売れば
もそうです。これは東日本があと
う、「完全民営化法」一つとって
今年の臨時国会で出されるとい
–
用動労千葉
新たな大躍進
に向け出発!
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
電話 |(鉄電) 千葉 2935 ·2939番 (公) 043(222)7207番 2000.8. 1 No.51 74
国労臨大と国鉄闘争の展望
◎中野 洋(7·15動労千葉を支援する会での報告り)上
敵の目論見をいったん粉砕して、 特にこの七月一日の臨時大会で、 らいの大きな意味を持っている。 〇〇年という年の帰趨を決するぐ
こったことは、ある意味では二〇
れは国鉄労働組合だからです。起 とを言うのかというと、やはりそ
の臨時大会をめぐって起こったこ
こったのか」などと、一労働組合
「二〇〇〇年七月一日に何が起
にあるのかを確認したい。 労働者全体にとってどういう位置 .
いのか、さらに国鉄闘争が日本の
いのか、これからどう考えたらい が起こった。これをどう見たらい
を最先端で象徴するような出来事
ぐって今の日本の労働運動の現状 に法的責任はないことを認める」 に結集したときに巨大な力を発揮
組合が臨時大会を開き、それをめ 迎えている。七月一日に国鉄労働
国鉄闘争が今、大変な正念場を 何が起こったのか!
「二〇〇〇年七月一旦」に
IT口
要旨を掲載していきます。
争の展望」をテーマにした講演の 長の、「国労臨大の闘いと国鉄闘 対して解雇撤回を要求するのか
支援する会での、本部·中野委員 誰にも責任がなくて、一体誰に
一五日に開催された、動労千葉を
今号より二号にわたって、七月
り方を根本的に転換させることに 大会で提案することは、国労の在 けです。こうした方針を臨時全国 求するのかということにもなるわ たちは、誰に対して解雇撤回を要
四七名の解雇撤回を闘っている人 ことを認めてしまえば、現に一〇
る。
今回、「JRにも責任がない」
府に責任がない」ことを認めてい 全体の総和の闘いの蓄積!
を決めていますから、すでに「政
大会を開いて、「国鉄改革法承認」いうことなのです。
労は一九九九年三月一八日に臨時
の責任の所在がなくなります。国
任がない」ことを認めると首切り
ということです。「JRに法的責 する。国鉄闘争、とりわけ国労の
「四党合意」の核心は、「JR ラではなくて、ひとつの大きな幹
因になっています。
まとめて提示したことが直接の起
「解決案」と称する「打開案」を
用問題、つまり一〇四七名問題の
の与党三党と社民党が、JR不採 今、連合支配下で日本の労働者
三〇日、自民党 · 公明党 · 保守党
七月一日に起こったことは、五月
る。
けた。それくらいデカイ意味があ
大きく粉砕していく展望をこじあ り資本に対して闘おうというもの
げた。支配者階級たちの目論見を 再生への大きな突破口をつくりあ ことだけでなく、闘う労働運動の
が首の皮一枚でつながったという
の戦後労働運動の老舗の労働組合
これで国鉄労働組合という日本
います。
大胆に総括すべきではないかと思
労解体を狙っている。
にスタンスは違うが向こう側で国 いい、JR総連革マルも同じよう 連合は国労にこれをのんで来いと JR資本も全部そこにつき、JR
家権力、自公保に社民党が組みし、
ていた。
構造をみると、敵の側には、国
「演壇占拠」は歴史的壮禁!
七月一日に何が起こったのか」と
ます。その意味で、「二〇〇〇年
存在はそういう可能性をもってい
きない。そういう労働者がバラバ かかわらず、何一つこれに対抗で
好き勝手に首を切られているにも は苦吟しています。権利を奪われ、
るをえない、そういう位置を持っ
運動に計りしれない影響を与えざ 防ではあるけれども、日本の労働
国労という一労働組合をめぐる攻 す。しかし国労全体からみると多
が国労の臨大をめぐって激突した。
奪ってしまおうという攻撃、これ
を日本労働運動から完全に解体し
くのかという運動であった。つま
運動をどういうふうに防衛してい れはイコール、日本の階級的労働
自体の解体を狙う攻撃であり、そ れは明らかに、国労の変質や国労
「四党合意」をめぐる攻防、こ
り前のことです。
外で大変な動きがあることは当た
大変な勝利の地平を切り拓いたと、なるわけですから、当然、国労内
JRE
は
分を守り
て今日まで国労の旗を守って闘っ
じようにさんざん差別·選別され
残った国労組合員は、私たちと同 数派です。なぜならばJR本体に
の勢力は組合機関的には少数派で 反発する勢力が存在している。こ 争団を先頭に、この両派に猛然と
を果たしている。
これに対して国労の中では、闘
中心としたグループが手先の役割
の多数派、国労副委員長の上村を
いことに、日本共産党·革同の中
耳っている。もうひとつ許しがた
中が国労の各級機関をけっこう牛
ープと言われている連中、この連
るのが国労本部のチャレンジグル
その意を受けて手先になってい
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
. .**
きです。闘いを押しつぶそうとし したのは誰かをしっかりと見るべ って決定的にダメージを受け消耗 ていると思います。このことによ
いと思いますし、実際にそうなっ 働者は拍手喝采しなければならな
労組合員だけじゃなく、日本の労 党合意」を葬り去った意義を、国
現象的に臨大は「休会」、「四
はないかと思います。
重大な出来事だったと言えるので れでみたときにこの闘いは極めて
ていますが、そういう歴史的な流
らないという新しい動きが起こっ 打開について」という形をとって
働運動をつくっていかなければな 一応建前は、「JR不採用問題の
て、その中からもう一つ新しい労 だ」と考えているということです。
経て、総評が解散して連合ができ
りぬかれた。戦後五十年あまりを
化反対闘争の地平は断固として守
この闘いによって、分割·民営
は大変な歴史的壮挙です。
し、ここを打ち返したということ
という関係になっています。しか
すから続会大会をいつでも開ける
うことになりました。「休会」で
一応、形式的には「休会」とい
とです。
拠」という形で結実したというこ
てからのいろんな要素が「演壇占
で行ったのは、「四党合意」が出 「演壇占拠」を敢行した。そこま
争団の諸君たちを先頭に最後は、
七·一臨大は、結果としては闘
を葬り去った意義!
臨時大会 「休会」=「四党合意」
完全に多数派だと思っています。
はずがない。ですから大衆的には
てきている。こんなことに組する
が首切るという側に立ったら、こ は非常に非和解的です。労働組合
側との闘いだった。だから、これ 側と首切りは絶対に認められない
現われたことは、首切りを認める
うことになる。七月一日の臨大に うことは、首切りを承認するとい
この「四党合意」を受けるとい
が大事だと思います。 ということをはっきりさせること
を変質·解体する敵の攻撃なんだ
もない。闘争団を解体する。国労 いますが、「解決案」でもなんで
うのは、「四党合意」を「解決案
国労サイドの議論でおかしいと思 分裂·亀裂をもちこむものだ!
「四党合意」受け入れは国労に
課題だと思います。
のかということが当面する大きな 鉄労働組合が自主的主体的に招集
を獲得するためにどうしたらいい しかも、七月一日の臨大は、国
傍聴で埋め尽くす。そういうこと らば、七·一を五倍、一〇倍する
です。
確信し、続会大会をやるとするな
くる。ですからこの緒戦の勝利を
らいろんな大変なことが起こって
ぎないないわけであって、これか
い。これは緒戦を切り開いたにす
拠」は、これほど正義の闘いはな
とかは大変なものです。「演壇占
ったことの階級性だとか歴史性だ
いう要素もあるかもしれない。や 団でしょう。ビックリしていると
一番元気になっているのは闘争
た敵が一番消耗するのは当たり前
労の伝統を紙一重、首の皮一枚の 先頭とした国労の諸君たちは、国 してもあの時に反対した闘争団を
以外の何ものでもない。いずれに るのを敢えて強行するなんて暴力 四七名の八割も九割も反対してい のためだと称していながら、一〇 暴力です。一〇四七名問題の解決
七月一日の臨大強行こそ巨大な
中だけで外にはあまり出ていない。
る反暴力キャンペーンは、国労の
す。
「演壇占拠」を「暴力行為」とす 敵の弱点を見極めて闘おう!
一切の責任は園労本部にある!
ゃないことを認めたということで
腐敗·堕落です。自ら労働組合じ
に言われて決める。これは完全に 一番いいことは「四党合意」を
が労働組合ではないですか。政府 方針はわれわれで決めるというの
一点で蹴る問題です。われわれの
した大会じゃない。本来ならこの
なりません。
労働組合ではないと言わなければ
と考えてやるのであったらそれは
ためにやる。団結が壊れてもいい
すべての闘いは団結を強化する
は開けない。
うことを前提としないかぎり大会
な亀裂が生まれてもいいんだとい
もいい、割れてもいいんだ、大変 ことは、国鉄労働組合は分裂して
る問題です。
って、全国大会を招集するという
ですから、この方針をあえてと
これは思想信条の違いを超えてい
れは労働組合ではなくなります。
恐いものはない。
に踏張ってきたからこれ以上何も
を出し尽くし、われわれも基本的 これ以上やることがない。敵は手
職場での差別·選別など、もう
ことは終わっている。
っていない。もうとっくに困った か。われわれや国労はそんなに困
今、困っているのはどっちなの
ということですっ
それから、敵の弱点を見極める
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きです。
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合意」をめぐって大会代議員選挙
でしょう。だから、最低、「四党
蹴ればいい。でもそれはできない
ないことです。
です。具体的には続会大会をやら
気が付いたら、元に戻すべきなん
大変なことです。間違っていると
戻れということは、簡単なようで
迷ったら、まちがったら原則に
らです。
働組合の在り方を逸脱しているか
ばならない。
いうと、今の国労のやり方は、労
です。なぜこんなことを言うかと
意」の粉砕は解決水準をあげるの
決水準」は上がります。「四党合
「四党合意」を粉砕すれば「解
展望をはっきりさせて闘わなけれ
誤れば原則に戻り出直すことだ
を見せてもらった。
りに国労はやっぱり鯛だというの
ところで守った。この点、久方ぶ
(次号へつづく)
は向こうにいっぱいあるんです。
ドに何か矛盾がありますか。弱み れている。われわれや国労のサイ 何年間の矛盾が全部集中して現わ れようとしてきている。向こう十
今や、JR総連も東から叩き出さ なんて偉そうなことを言っても、 労使関係だって「一企業一組合」
かなくて事故ばかり起こっている。 です。何よりも列車がまともに動
ないほどの赤字です。三島もそう
JRだって貨物はどうにもなら
「四党合意」まで来たんです。
部の屈伏ぶりを見透かし、一挙に
敵は困っている。だから国労幹
り立つはずがない。
争を残しておいて完全民営化が成
いる。その象徴的な一〇四七名闘 るという攻撃です。それが残って
労働運動をこの世の中から一掃す
国鉄分割·民営化攻撃とは、国鉄 化」は成り立たない。なぜならば 自体が残っていたら、「完全民営
という国鉄分割·民営化反対闘争 これはウソです。一〇四七名闘争
完全民営化だと言う人もいますが、
五十万株を市場に放出して売れば
もそうです。これは東日本があと
う、「完全民営化法」一つとって
今年の臨時国会で出されるとい
–