国労大会 怒りの声で跳ね返された『路線転換」提案

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品動労千葉
国鉄改革法を認めることを明ら 解決へ」の取り組みとして、1 この提案では、「解決局面から
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
↓(鉄電) 千葉 2935 ·2939番 電話
1 (公) 043(222)7207番 98.8.24 No.4836
怒りの声にはね返された
「路線転換」提案 国労全国大会
·
,
,
「方針(案)の補強」と題された
全面降伏要求への屈服
しなければならない。
議をまき起こし、闘いを再構築 出発点として、徹底した職場討
今こそ原点に還り、この大会を
う根本的な課題が問われている。 組合はいかに進むべきか、とい
たのである。この時代に、労働
刻な動揺を、ひとまずはね返し
志と怒りの声が、国労本部の深
した現場の組合員の闘いへの意
一〇四七名の闘争団をはじめと
修善寺大会のときのように、
されることになった。
できず、「継続審議」–たな上げ いう名称自体が疑問。路線転換
りの声のなかで採択することが これは、「『国鉄労働組合』と
路線転換提案は、現場からの怒 得なくなった。結果としてこの
緊急執行委員会を開催せざるを 括答弁を前にして大会を中断し、 結局本部は、大会二日目の総
激しい批判と怒りが集中がした。
ほとんどの代議員·傍聴者から
に水の話しであった。当然にも、
どの大会参加者にとっても寝耳
た。組合員はもとより、ほとん
加方針案が配布され、提案され
重大な路線転換を内容とした追
ところが、大会一日目に突然、 重要な位置をもつ大会であった。
かに確立していくのかをめぐる
解雇撤回闘争の今後の方針をい
な攻撃を受けて、一〇四七名の 大会は、5·28判決という重大
国労全国大会が終った。この
はね返された路線転換
·
.
抜本的に変更する、まさに組織 国労の労働組合としての性格を 行われているのだ。提案内容は、 主主義を完全に無視した方法で ·提案のされ方自身が、組合民 である。何よりも、その「決定」
の前日に急遽「決定」されたもの
本部の一部役員によって、大会 一〇四七名の解雇撤回·原職復
衆的な討議を全く経ることなく、
しかもこの提案は、合員の大
現場無視の提案強行
らかである。
う、JR連合の主張を見れば明 題として位置づけるべき』とい 採用問題はすでに整理済みの問
ら自らけじめをつけるべきで、
社毎に見直せ。和解したいのな を機関決定し、組織機構も七会
られているのだ。
を取り下げること等が突きつけ そして幾多の歓喜がしみ込んだ
と、(一切の不当労働行為事件 ちの団結と闘い、血と汗と涙、
JR連合との組織統一を図るこ 方、国労の組織名称は、先人た
全国組織としての国労を解体し、 ていますが、国労の組織のあり
の証しとして国労の名称を変え、 連合体への移行などが進言され
て位置づけること。6路線転換 労の名称変更、単一体の解体、 「一部他労組から、国
題はすでに整理済みの問題とし 宣言組合となること、2採用問 に対し、委員長は、冒頭のあい
正しかったと認めて、労使共同 のである。実際、書記長の提案 何によって、5·28判決を反撃
で、実際には、(「国鉄改革」を
う形で示された国労提案の背後
容そのものである。1~4とい ·非公然に国労に迫ってきた内
府·運輸省、JR連合が、公然 これは、この間、自民党や政
る …… 等が提起されている。
4JR連合との共同行動を進め の不当労働行為事件を整理する、
検討する、3採用差別事件以外
かにする、2国労の名称変更を
働委員会制度を打ち砕こうとい ず、全ての労働者の団結権や労 争のみならず国鉄闘争のみなら
を得ない。
しかも、この判決は、国鉄闘 守り、発展させよう。一〇四七 合員の力で、この闘いの伝統を
されたに等しいことにならざる 帰の基本方針は、否応なく放棄
判決への反撃を開始しなければ、 からこそ、全力をあげて5·28 固めたことを意味している。だ
絶し、力で叩き潰す腹を改めて 持を掲げ、常に日本の労働運動
解決」というこく労の方針を拒 針を覆して階級的労働運動の堅
の側から、「政労使交渉による
5 ·28判決は、政府·自民党
今一度判決の意味を!
さつで、
べているのだ。
論する問題はありません」と述 ましてや組織外部が言われて議
及できるものではありません。
もので歴史を無視して簡単に言
るを得ない。
案が強行されたと言われている 見の一致が見られないまま、提
国労本部三役のなかですら、意 さらに言えば、この提案は、
とはあまりにも異常だと言わざ
このような形で取り扱われるこ
いう問題をめぐる重大な提案が、
心課題をどうしていくのか、と
一〇四七名闘争という最大の中
の根幹に係わるものだ。しかも、
名闘争の勝利をきりひらこう。
ップとして、今こそ、全ての組 あった。第6回全国大会をステ 力は、現場組合員の怒りの声で これらの闘いを実現した原動 統をもっている。 の中軸を担いつづけた闘いの伝
撃の嵐のなかで、大胆な妥協方
げ、一九八六年分割·民営化攻
の方針を覆して平和四原則を掲 争のさなかで、愛国労働運動派
国労は、一九五一年、朝鮮戦
援し、闘っているのである。
国鉄闘争を自らの課題として支
への抵抗の拠点として、国労と 生に向けたより所、大失業時代
の労働者が、闘う労働運動の再
響を及ぼす問題だ。全国の無数
に、決定的とも言えるほどの影 は、日本の労働運動全体の将来 国労大会をめぐる以上の事態
今こそ闘う伝統を守れ
への転機としよう。
署名が寄せられている。闘い如
六〇〇もの知識人·組合からの 動には、わずか三週間のうちに
ことが可能だ。
動労千葉が呼びかけた署名運
は逆に新たな地平を創りあげる
運動をまき起こせば、国鉄闘争
感をもっている。判決弾劾の大
判決に心の底からの怒りと危機
全国の膨大な労働者が、5·28
う明確な意志に貫かれた攻撃だ
= 新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!
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