国労よ!どこ行く

5259

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寻動労千葉
国労よどこへ行く
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017‘千葉市中央区要町2番8号(DC会館)
電話 ↓(鉄電) 千葉2935-2939番
(公) 043(22.2)7207番
FAX 04 3(224)7197番 2001. 1.3 1 No. 5259
勝利の日まで 闘い続けよう

私達は要求実現まで、政府·JRを相手に闘い続けます
2001年1月27日、第67回国労定期全国大会(続開)は、国労はもとより日本労働運動にとっ ても、極めて不幸な記念日となった。組合員の民主的な自治によって運営される労働組合が、 とりわけ、闘う労働組合として標榜されてきた国鉄労働組合の全国大会(続開)が、組織内外 の多くの反対を無視して、闘争団·組合員·来賓の傍聴規制やマスコミの報道規制に加え、10 00名近い機動隊を導入してまで強行されるに至ったからである。
しかも、その混乱の原因は、解雇撤回闘争を闘い続けている当事者の闘争団に何の相談も なく、完全屈服ともいえる「4党合意」を、国労本部役員だけで一方的に承認したことにあり、 内外に波紋と衝撃を与え、それ以降も、当事者を中心とした関係者との合意形成を図ること なく、嘘と詭弁と組合民主主義を無視した機関運営によって、このような異常な事態まで招 いた国労本部の責任は重大である。
労働争議の当該が、争議途中で闘っている相手方に責任がないことを認めることは、自分 たちの非を認め、闘いを放棄することに他ならず、東京地裁·高裁の判決、ILO最終勧告 に続いて、当事者の国労までが「 JRに放的責任なし」を認めれば、あの国鉄の分割民営化で 白昼公然と行われた国家的不当労働行為は、歴史的に存在しなかったこととなり、首切り自
由の風潮を加速させ労働委員会制度崩壊に手を貸す結果となる。
残された現実は、勤務成績の悪い、再就職にも応じなかったわがまま職員を、このリスト ラが蔓延する社会で人道的に救済する道だけであり、「世論」はどのような判断を示すであろ うか ?。 すでに新聞報道によれば、「政府·自民党には、国労が JRをに法的責任がないこと を認めた以上、多額の和解金などを払う根拠はなくなったとして、歩み寄る考えはなく、J R幹部は、『妥協の余地はない』という声が多い」とまで公言している。
従って、私達、解雇撤回·地元JR復帰を闘う闘争団有志(仮称)は、1月24日の記者会見 でも明らかにしたように、解雇撤回·地元 JR復帰を基本とした36闘争団の提出した解決 要求の実現に向け、政府·JRの責任を追及し、今後も団結して闘い続けることを宣言する。 こうした原則的な立場を守り、大衆運動を背景にした闘いを続けることこそ、闘争団の譲 れない要求の獲得やJR各社の労働条件改悪から組合員の利益を守るだけでなく、今後予想 される「訴訟の取り下げ」や「国労の名称変更」など、国労つぶしや路線転換を目的とした相手 の攻撃から、国労の旗と組織を守る最善の道だと確信する。
闘争団·家族の皆さん!JR本体の国労組合員の皆さん!国鉄闘争に連帯·支援を戴いて いる全国の仲間の皆さん!私達と共に闘って下さい。私達の闘いに声援を送って下さい。
2 0 01 年 1 月 2 7 日 解雇撤回·地元JR復帰を闘う闘争団有志(仮称)
国労稚内闘争団 団長 池辺 哲司 国労名寄闘争団 団長 西原 順一 国労深川闘争団 団長 瀬古 勝利 国労紋別闘争団 団長 清野 隆 国労美幌闘争団 団長 高橋 修
国労音威子府闘争団 団長 鈴木 国労旭川闘争団 団長 内田 泰博 国労留萌闘争団 団長 田辺 和憲 国労北見闘争団 団長 前北 富夫 国労帯広闘争団 団長 馬渕 . 茂

国労函館闘争団 団長 西村 昭英 国労東京闘争団 寺内 一夫 国労筑豊闘争団 土村 : 国労佐世保闘争団 浦川 和彦 国労大分闘争団 赤峰 正俊 国労川内班闘争団 団長 藤崎 久 国労姶良·伊佐班闘争団 団長 岩崎 松男
国労仙台闘争団 佐藤 昭一·佐藤 正則 国労静岡闘争団 野田 紀泰 国労鳥栖地区闘争団 原田 亘 国労熊本闘争団 団長 平嶋 慶二 国労鹿児島地方闘争団 団長 山内 勇 国労鹿児島班闘争団 団長 垂脇 道男 国労志布志班闘争団 団長 鶴巣 繁啓 国労都城班闘争団 団長 新原 俊弘
国労宮崎闘争団 団長 松村 秀利
たって物心両面から闘いを支え れは、労働組合の根本を否定す
された当事者や、十有余年にわ
·決定しようというのに、解雇 命を左右する重大な方針を審議 の家族の人生、そして国労の運 国労本部は、一〇四七名とそ 態のなかでの強行採決であった。
とすらできないという異常な事
は吹雪のなか、会場に近付くこ 組合員、そして支援の仲間たち よって封鎖され、闘争団や家族、
が導入した一千名もの機動隊に された。会場周辺は、国労本部
「4党合意の承認」の採択が強行
1月7日、国労の続開大会で、
切り捨てることだったのか。こ 使って、解雇された仲間たちを うなことだったのか。機動隊を
った「統一と団結」とは、このよ 国労本部が主張してやまなか
られた来賓も抗議し退場した。 参加も拒絶し、ごく何人か認め
人、労組代表など来賓の方々の しつづけてくれた知識人·文化
国労本部は、国鉄闘争を支援
くなか、採決を強行したのだ。 ミの取材も制限し、怒号が渦巻 隊を差し向け、傍聴も、マスコ てくれた支援の仲間たちに機動
四七名の解雇撤回をかちとろう。
運動を職場に甦らせよう。一〇 五月以来、国労は内部対立 の主張や運動を自ら否定す 受け入れ
ちあがる決意である。闘う労働 間たちと共に、新たな闘いに起 の仲間、そして全国の支援の仲 われわれもまた、心ある国労
ちに共闘を呼び掛けている。 に発した。声明は全国の仲間た
とを宣言する」との声明を直ち 今後も団結して闘いつづけるこ 「政府·JRの責任を追及し、 一方国労闘争団の仲間たちは、 り返しのつかない汚点を刻んだ。 日、国労は日本の労働運動にと
るに等しい自殺行為だ。1月27
る、いわば「全面屈伏」に もとる対応も、混乱に拍車 執行部の組合民主主義に
し」と認めることは、従来|等しかったからである。
で混迷をきわめた。採用差|って、「JRに法的責任な
四党合意が示された昨年|別という不当労働行為の賣
4党合意
任を追及してきた国労にと
真の解決ほど遠く
国労、自己否定の選択
国労 機動隊が守り大会
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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