〈台風19号の勤務上の問題についてのアンケート報告①〉
台風19号時の出勤指示・時間について
台風19号時には午後から計画運休が予定され、所定の出退勤時間が午後の場合に出退勤の手段がなくなる状況でした。アンケートの出勤に関する回答からは、①運休前に早く出勤するよう指示しながら所定時間までの時間を勤務扱いにしない、②早く出勤させた時間を勤務扱いにしないために曖昧な指示を行い「自己責任」とごまかす、③計画運休で仕事がない状況でも無理な出勤を指示する、④同じ区内でも人を選んで「自宅待機」としている、など多くの問題点が明らかになりました。
「個人判断」強制して責任逃れするな!
○計画運休で所定時間に来れない状況だったが、管理者からは
「こちらから早めに出勤してなど明確な指示は出せないが、次の日は朝から動かす予定だから…」「社会人としての判断を」というニュアンスで話をされた。
○「自分の判断で」と言われ5時間早く出勤した。
曖昧な指示は危険!「会社の指示ではない」と責任逃れするな!
危険な出勤指示をするな!
○前日の確認では、特に早く出勤しなくて良い
という指示だった。当日、駅までのバスが運休となり連絡したが出勤を指示された。暴風雨の中、駅まで1時間、身の危険を感じながら歩いて出勤した。
○「出勤できる所まで来てくれ。出勤できなくなったら、そこで連絡してくれ」と言われた。
暴風雨の中を歩くしかない状況で出勤指示? 「出勤できなかったら連絡しろ」? 出勤途中で何かあったらどうするのか!
【計画運休なのに出勤の指示がなく、自分で判断して早く出勤することに…】 ○指示はなかったが3時間ほど前に出勤した。 【運休前に出勤するよう指示された例】 ○所定は夕方出勤だが、午前中から出勤するよう指示された。 【一方、自宅待機の指示もありました】 ○電話で自宅待機を指示された。 【出勤方法を明確に指示された例】 ○電車とタクシーを使った出勤を指示された。 【会社から積極的に指示がなかった例】 ○特に指示がなく、自分から職場に連絡した。 |
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