原子力政策にストップを JCO臨界事故

5059

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結成20周年
日刊 吳動力労千葉 Winn NOODLE
新たな大躍進 に向け出発!
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話
千葉 2935·2939番 (鉄電) 1 (公) 043(222)7207番
99.12.9
No.5059
原子力政策にストップを
間をテレビ局の報道センターに 藤田さんは事故の起きた二日 ろしく、背筋が寒くなりました。 事故の実態を知れば知るほど恐
ろしさをあらためて知らされ、
目に見えない原子力、核の恐
うち家族会四名)。
からも一〇名が参加しました( 題して開かれました。動労千葉 被爆を強いる者は誰だ !! 」と
戒厳令の夜ー情報をもてあそび、
る藤田裕幸さんの講演集会が「
慶応大学助教授の物理学者であ
一一月一四日に千葉市内で、 事故の実態に背筋が寒く…
ません。
装準備をやめさせなければいけ 今、私たちは核を拒否し、核武 のであることが明らかになった 力、核が人類の手に負えないも
のように装っていますが、原子
を出し、たいしたことはないか す。政府は、早々に「安全宣言」
々は不安を抱いて生活していま
今も死線をさまよい、多くの人 ました。大量被爆した作業員は
きた臨界事故から二ヶ月が経ち
民間ウラン加工施設JCOで起
九月三〇日に茨城県東海村の
千葉市で講演集会
の実態に怒り
JCO臨界事故
った。1(朝日新聞)
きる」と言われたが、皆無言だ らない」「嫌なら断ることがで
なりの被爆を覚悟しなければな
ー「これは危険な作業だ。か
を突入させたことです。
臨界を止めるのにJCOの職員 いました。それにもかかわらず、
接近すべき場所ではなくなって 強い中性子線のため、本来人が
第三に、現場の周辺は極めて
労働者を投入
被爆不可避の作業に
れました。
です。
の住民の管理が徹底して行なわ 厳令であり、危機管理という名 なかったことです。明らかに戒
一方的情報を待たなければなら
ら家に閉じこもり、政府からの
交う町で住民は恐怖に怯えなが
第二に、その中性子線が飛び
ほとんどなく開発は難しいそう
中性子線を防ぐものは世界にも
傷する放射能であることです。
造物を破壊せずに生体のみを殺
クリート、鉄など、すべての建 放出された中性子線とは、コン
まず第一に、今回の核反応で
「戒厳令」と化した町
故の問題点を話されました。
とです。怒りをもって今回の事
いて事故と向き合ったというこ
れず、このことに心を痛めてお として動員されることは避けら の労働者が「使い捨て労働力」
た。そしてまたこれからも大量
されないまま起きてしまいまし
視して、労働者は危険性を知ら 済性を優先させ、安全手順を無
事故発生は、会社が効率や経
題です。
住宅地の中の原子炉の撤去の問 線を浴びて放射線物質と化した、
第五に、これらの強い中性子
えていました。
たことに怒りを禁じえないと訴
らしている人々をなおざりにし
情報をもてあそび、生きて暮
てしまいました。
不安にさいなまれることになっ
これから生きている限り被爆の
民は、不要な被爆を強いられ、
されたことです。そのために住
時間にわたって国民の目から隠
中という極めて重大な事実が長
六時間経過後であり、臨界継続 が始まったのは、事故発生から
第四に、現場で中性子線測定
重大な事実の隠蔽が
のことです。
のようなものでしかなかったと
ない行き当たりばったりの賭け 行なわれた作業内容は見通しの
そしてこれだけの犠牲を払って
浴びる量の約百年分だそうです。 の被爆量は最大で通常の生活で
●二〇〇〇年三月一二日
第十二回定期総会
家族会
おしらせ

を求めます。
ばれました。
(家族会 発)
の核施設の機能を停止すること
子力政策をストップし、すべて
ちのためにも核を拒否して、原 ても幸せです。そんな子どもたい
泣き顔、遊ぶ姿の中にいて、と新
に囲まれています。その笑顔、 か。私は仕事上、いつも子ども
なんと恐ろしいことでしょう
に位置づけることができると結
る政府の一連の動きの延長線上
日本を強力な国家にしようとす 立法だということです。それは ており、防災に名を借りた治安い
を守るという視点が全く欠落し,
ましたが、そこには住民の安全
対策法案」の骨子を明らかにし
最後に、政府は「原子力災害
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
原子力政策にストップを
爆したのです。報告された個人
そして一〇組一八人が全員被
られました。
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