第2回支部代表者会議ー「見極め」の中止に向けて闘争体制の確立を指令!
動労千葉は、1月7日、DC会館において、第2回支部代表者会議を開催し、3月ダイ改ー乗務員勤務制度改悪阻止、第3の分割・民営化攻撃粉砕、1047名解雇撤回等、当面する闘いの課題について伝達・確認し、とくに、千葉運輸区における「見極め」の中止に向けて動労千葉全体で闘いに起ちあがる闘争体制の確立を指令した。
運転士に屈辱を強いる許し難い攻撃だ!
千葉運輸区におけるエルダー運転士になる者への「見極め」は、40年以上にわたって運転保安確立の最先頭を担ってきた運転士に屈辱を強いる許し難い攻撃である。しかも、他区ではこのようなことは行われていない。さらに、エルダー運転士として就労するための労働契約はすでに結ばれており、「見極め」を行う必要性もないし、根拠そのものが存在しないのだ。
この「見極め」問題に関しては、各支部定期大会でも怒りの声があがるなど、動労千葉全体に闘いとして取り組まなければならない最重要課題である。
今後、2月と3月に動労千葉組合員が退職を迎えることから、千葉運輸区における「見極め」の中止に向けて全力で取り組むこととし、第2回支部代表者会議において闘争体制の確立を指令した。
短時間行路設定で拘束時間が拡大!
さらに、乗務員勤務制度の改悪を前提にした3月ダイ改の要員及び行路が提案された。習志野、千葉、蘇我、京葉、佐倉の各運輸区に運転士の短時間行路が朝・夕を中心に設定された。しかも、短時間行路設定で余った分が他行路に振り分けられたため拘束時間が拡大している。すでに「これまで以上にきつくなっている」との声が上がっている。
さらにJR東日本は、「新乗務員勤務制度の高度な活用」と称して乗務員基地の再編を計画していることが明らかになった。
また、就業規則改定が提案され、その中で「テレワーク」(短時間行路乗務後、出先のサテライトオフィスで業務を行うこと)の導入や、フレックスタイム制の「コアタイム」(支社で勤務しなければならない時間)の廃止まで盛り込まれている。
乗務員勤務制度の改悪は、乗務員という考え方を解体し、それをすべての職種に拡大し、労働者の権利や労働条件を解体しようとする攻撃の始まりに他ならない。
以上に踏まえ以下のとおり指令する。
【闘争指令】
1.千葉運輸区における「見極め」の強制は、乗務員に屈辱を強いる許し難い問題であり、全組合員の闘争課題と位置づけて闘いを配置し、「見極め」の中止を求めることとする。
さらに、3月ダイ改ー乗務員勤務制度改悪阻止に向けた突破口を切りひらく闘いと位置づけて闘うこととする。
従って、各支部は、何時いかなる時でもストライキに起ちあがることができる闘争体制を確立すること。
2.各支部は、執行委員会、職場集会等を開催し、本闘争の意義等について万全の意思統一を図ること。
3.各支部は、闘争体制の確立に向けて、次の行動について取り組みの強化を図ること。
① 千労委忌避棄却取消訴訟
日時 1月22日(火)10時30分~
場所 千葉地裁601号法廷
*前段で、千労委抗議行動
*裁判終了後、動労総連合集会
② 全支部活動者研修会
日時 1月27日(日)~
28日(月)
*参加対象者の勤務手配を確実に行 うこと。
③ 1047名闘争勝利!国鉄集会
日時 2月10日(日)16時~
場所 市川市文化会館 小ホール
ー以 上ー