千葉運転区支部、京葉支部定期大会開催

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エルダー運転士の労働条件を確立しよう
千葉運転区支部 第43回支部定期大会

 11月6日、DC会館において、第43回千葉運転区支部定期大会、第42回乗務員分科定期総会が開催された。議長選出ののち、「第3の分割・民営化攻撃粉砕、外注化―非正規職化を許すな!」「定年延長と65歳まで働ける労働条件を確立しよう!」「全組合員の総力を結集して、組織強化・拡大を実現しよう!」の3本のスローガン案が提起された。
 高澤支部長は、エルダー本体枠拡大で4人の支部組合員がエルダー運転士となっていること、その中で会社が拘束時間延長、実乗務増を狙っていることを報告し、「エルダー運転士の労働条件は最重要課題だ。60歳を超えて乗務キロが延びることは大変な問題だ。65歳まで働ける労働条件確立にむけて闘おう」と訴えた。また、会社が東労組さえも解体し、労働組合のない職場を作ろうとしていることに対して、「不当なことが公然とまかり通ることは許せない」と闘いの決意を語った。
 中村乗務員分科会長は、3月ダイ改や分社化・転籍強制、乗務員勤務制度改悪、乗務手当廃止やワンマン化・自動運転導入などの攻撃に対して、「闘いなくして安全なし。反合・運転保安闘争を強化して闘おう」と訴えた。
 本部から田中委員長が、3月ダイ改合理化反対に向けた闘い、内房線・外房線の地域の闘い、東労組解体情勢などについての提起を行った。
【主な質疑応答】
〇ワンマン化やローカル線削減に対して地元から抗議の声があがっている。冨田会長がテレビで「地方が活性化しなければならない」と言っていたが、全てウソばかりだ。
〇CTS清掃事業所では、事業所ごとに差があるが、組合員が指摘して設備の要求を実現してきている。
〇乗務員勤務制度改悪に向けて、実験を行っているのではないか。
最後に、高澤支部長が団結ガンバローで締めくくり、大会は終了した。

CTSでの組織拡大をかちとろう!
京葉支部 第31回支部定期大会

 11月1日、動労千葉京葉支部は第31回定期大会をDC会館において開催した。
 大会の最初に支部長あいさつで繁沢支部長は、「1年間お疲れ様でした。残念なことにJR本体での組合員はひとりとなってしまう。その他全員がCTSの所属になり、そしてほとんどがエルダー社員として働いている。CTSでの労働条件の向上、CTSでの組織拡大に向けて頑張ろう」とあいさつした。
 来賓あいさつでは本部の田中委員長が、「分割・民営化から30年闘って来た。そして1年間の闘いでは、今年の春闘での闘いでは、外房線削減に反対し、勝浦で集会を勝ちとることができた。職場の課題では、千葉派出廃止反対のストライキを闘った。JRにおける状況では、運輸区や車両センターにシミュレーターを設置しようとしている。これは検修の車両センターの別会社化を狙った攻撃だ。また、幕張事業所では職場代表選挙に勝利し、職場代表を勝ちとった。乗務員勤務制度改悪がかけられているが、水戸では車掌の一人乗務が強行されている。乗務員勤務制度改悪阻止へ年末から来年の春闘へ闘いを作っていかなければならない。最後に11月集会の成功をかちとろう」と訴えた。
 1年間のとりくみと運動方針案と会計報告、会計監査報告、18年度の予算案が一括で提起されたのち、質疑応答に入った。
 質疑応答では、エルダー組合員の組合費についての質問やスト生活資金についての質問が出された。
18年度運動方針案と予算案が採択され、最後に新役員を選出し大会を終了した。

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