千葉運転区廃止-「千葉運輸区」新設絶対反対のストライキで、組織破壊攻撃を粉砕しよう!
大量退職による組織破壊攻撃粉砕!本線運転士への労働強化粉砕ー行路緩和実現!ローカル線切り捨て反対へ闘いぬこう!
「運輸区化」は、職場支配強化と組織破壊の攻撃だ!
JR千葉支社は、8月20日、「千葉運輸区」新設に関する要員提案を行ってきた。提案では、要員体制と行路はそのまま「千葉運輸区」に移行するとし、11月1日時点での大がかりな配転は行わないとしている。 しかし、千葉における運転基地の運輸区化は、一貫して職場支配の強化と、動労千葉に対する組織破壊攻撃として行われてきた。とくに、鴨川運輸区設置時(95年)には当時の勝浦運転区が廃止され、木更津運輸区が設置された時(07年)には館山運転区が廃止されるなど、動労千葉の拠点だった職場を廃止して動労千葉組合員をバラバラに配転する露骨な組織破壊攻撃が行われてきた。 一方、各区では、大量退職を前にして運転士の「過員」状態が続いている。しかし、この間のストライキを構えた闘いもあり、簡単には組織破壊攻撃に手を出せない状況まで千葉支社を追い込んでいる。会社による組織破壊攻撃を粉砕しきるためにも、絶対反対のストライキ体制を堅持して闘いぬこう!
60歳以降の職場確保のために、闘いに立ち上がろう!
「千葉運輸区」新設攻撃はそれにとどまるものではない。来年度から数年間に及ぶ大量退職期に突入し、しかも、それを背景にした第2の分割・民営化攻撃が本格的に始まっていることなどを考えると、11月1日の「千葉運輸区」への仮移転から2年に及ぶ「千葉運輸区」完成までの過程で、JR体制の大再編、新たな労組破壊攻撃が吹き荒れることは間違いない。 とくに、来年度から本格的に始まる大量退職ー60歳以降の雇用の場を確保するための闘いと組織破壊攻撃粉砕に向けて団結を守り、力関係を維持しぬくことが今こそ求められてる。そのためにも、絶対反対の立場に立ってストライキで闘いぬこう!
身体を壊しても運転する以外にない運転士の現状を打破しよう!
3月ダイ改をきっかけにしてロングラン、長時間拘束、ハンドル率アップ、休日における行路削減等、これまでのレベルを超えた耐えがたい労働強化が本線運転士にのしかかっている。とくに泊勤務の明け部分で長大行路が組まれ、明けが12時、13時という行路が増加している。職場では、「我慢できない」という声が上がっている。このままいったら、重大事故が起きてしまう。 現在でも多くの運転士が身体を壊して乗務を降りている現実がある。これは、限界を超えて乗務している本線運転士の実態を示している。 抜本的な行路緩和と高齢者交番の策定等、運転士の高齢者対策が絶対に必要だ。
ローカル線切り捨て粉砕へ職場・地域一体で闘おう! JRは、3月ダイ改を契機に「選択と集中」「地方からの撤退」を掲げて、本格的なローカル線切り捨てに踏み出しました。とくに、千葉支社は、房総南線や鹿島線でワンマン運転の導入を画策している。 JRが行っているのは、今でも生きていくことができない地方の現実に対して、各駅停車や特急列車の削減、みどりの窓口の閉鎖、駅業務外注化によるJR直営の廃止などで拍車をかけ、地方における全面的な崩壊を加速させている。 こうしたJRのやり方に対して地域からは激しい怒りの声が噴き上がっている。 職場と地域が一体となってJRに対する本格的な闘いを展開しなければならない。 こうした新たな闘いが千葉運転区廃止ー「千葉運輸区」新設から始まる。 千葉運転区廃止ー「千葉運輸区」設置絶対反対!大量退職による組織破壊攻撃粉砕!本線運転士への労働強化粉砕ー行路緩和実現!ローカル線切り捨てを許すな!を掲げ、「11・1」を断固としてストライキで闘いぬこう!
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