千葉機関区派出化絶対反対・内勤一人泊り体制撤回へ ストライキを構えて闘い抜こう!

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4月1日、千葉機関区を無理やり廃止し隅田川機関区の派出とする。内勤と外勤の業務を融合化し、現在の3人泊り体制の1人化の強行を絶対に許してはならない。

すべてが嘘!動労千葉潰しの「派出化」

会社はこの間、千葉機の仕業を隅田川に移管し、退職に伴う「要員確保」を行ってきた。今度のダイ改では、隅田川ではさらに無駄な便乗が発生している。仕業移管ではなく、その要員を千葉機に配置すれば、わざわざ非効率となる仕業を組まなくても済むのは明らかだ。
千葉機の運転士△6に対し隅田川は+8の要員増だ。そのために高崎から隅田川への転勤も実施された。「養成しているものの要員が整いきれていない」というのは全くの嘘なのだ。
要は「いっぺんに5人も10人も千葉に送り込むことが出来ない」=日貨労の分会を千葉機で立ち上げることが出来ない、少人数の転勤では「日貨労からひっくり返る」ことを恐れた、日貨労の言いなりの反動的な労務政策、動労千葉潰しのための派出化にほかならない。
本線乗務員の65歳以降の雇用継続もいよいよ人が回らなくなってやっと実施した。高齢労働者をキツイ運転業務でこき使い、人が足りれば使い捨てるということだ。すべては動労千葉対策のために卑劣にも長年にわたり千葉機関区に人を入れて来なかった結果が平均年齢62歳という異常な職場を生み出した。次期ダイ改では、54年採がいなくなることを見計らって人を送り込んでくるはずだ。こんな理不尽なやり方を断じて許してはならない。

「平均年齢62歳」―ありえない現実に応えよ!

会社は1人泊まり体制について、「基準人員4名・1人泊り体制で出来ると判断している。検証する必要はない」「病気の発生に年齢は関係ない」「基本の作業ダイヤなので異常時は想定していない」などといっている。しかし、1人体制では仲間にSOSを出すこともできない。「平均年齢62歳」という高齢者の集中している職場の実態もまるで無視している。
「9月までは2人泊り体制がとれ、半年をかけて内勤・外勤の業務を教え合い、十分に業務に習熟して1人体制に向かってもらいたい」というが、これもまったくの嘘だ。
54年採が徐々にやめていけば、5月・6月から2人泊り体制は崩れる。なにより、途中で体を壊し病欠者が出た場合はたちまち1人になってしまうのだ。
「東高島駅では1人で泊っているから、千葉でも出来る」というのもペテンだ。東高島駅では泊りの出勤が17時で、千葉機の8時半出勤の翌日の9時退勤とはまったくちがう。24時間半の拘束で、ダイヤが乱れれば仮眠もとれなくなる。
必要な雇用継続を行えば少なくとも2人体制は十分にとれる。それさえあえてやらないのは、要するに「動労千葉を早く追い出したい」ということでしかない。
60歳をこえる労働者がどれだけ苦労して現場をまわしてきたのか。健康と安全確保のために、3人泊り体制の1人化強行は絶対に認められない。
こんな卑劣で理不尽なことは絶対に許さない! 団結を固め、ストライキを構えて闘い抜こう!

ベア2000円 超低額回答弾劾!

JR貨物は13日、「定期昇給を実施すると共に、『2000円』のベースアップを実施する」(シニアは現基本給+2000円)と回答した。日貨労は「昨年を上回るベア」とういが、生活必需品の相次ぐ値上げ、眼をむくような物価高の中で生活は苦しくなる一方だ。
職場では「満額回答」「33年ぶりの賃上げ水準」―「いったい、どこの話だ」「貨物は大企業じゃなかったのか」と怒りの声が上がっている。生活に困窮した人々が食糧配布に列をなし、その一方で2025年度の軍事費は空前の8兆7000億円だ。
こういう時に力を発揮するのが本来の労働組合だ。原発も軍拡も容認、自民党べったりの連合を許すな!闘う労働組合を甦らせよう!

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