賃下げ絶対反対で闘いぬく
千葉機関区支部第19回定期大会
一一月二五日、千葉機関区支部は第一九回定期大会を開催しました。議長に石川二郎君を選出し、斎藤支部長は、「夏季手当の一、一箇月の回答は、次元を超えた異常な攻撃です。労働意欲の喪失を生み出すとともに、組合員と家族の生活破壊そのものです。絶対に許すことは出来ません。経営か成り立たない事を初めから分かっていて分割・民営化を強行した事に原因があります。今こそ国鉄分割・民営化を問い直さなければなりません。一〇四七名解雇撤回闘争や外注化・非正規職化阻止の闘いと結合し、貨物からJR体制を打倒する闘いに立ち上がらなければなりません。職場で反合・運転保安闘争を貫き、JR総連日貨労の裏切りを許さず、賃下げ絶対反対で闘い抜きましょう」と、闘いへの熱い決意を込めて挨拶を行いました。
本部から田中委員長、大竹副委員長からこの間の交渉報告、「職場を変えて、社会を変えよう」と、地域共闘の仲間から来賓の挨拶を受けました。執行部からの議案提起、「闘う方向性は同じ、力をもらった」と、並木執行委員から訪韓闘争の報告が行われました。
その後、賃金問題を中心に活発な質疑応答が行われました。「賃金がこんなに悪くなるとは、これから実際どうするのか」「乗務員の心理的負担が増え、勤務が終わるとヘトヘトだ」「ロボットになれ!ということではないのか」・・・
年末から来春闘へ、職場を守り、奪われた賃金・労働条件を取り戻すために、動労千葉小なりと云えども出来ることは何でもやろうと、肚を固めて闘い抜くことを確認し、支部大会は大成功のうちに終了しました。
運転保安確立、外注化粉砕へ
京葉支部第26回定期大会
京葉支部は、11月27日に第26回定期大会をDC会館で開催しました。 大会は田中委員長と長田書記長を来賓に迎え、田辺副支部長の司会進行で進められました。支部長のあいさつの後、田中委員長は、「1年間外注化問題、出向問題で団結を固めてがんばってきた。鉄道が基本の会社が金儲けで外注化をしている。権利・雇用破壊の中で10数年の闘いは大きな意味を持っている。新津工場は丸ごと分社化されている。外注化を粉砕するまであきらめない。CTSに対する闘いを強化する。JR北海道は全部隠ぺいしている。異常事態だ。民営化に責任がある。政府と国土交通省に責任がある。北海道、貨物の事態は分割・民営化が崩壊したことを明らかにしている。一年運転保安と外注化、組織拡大で闘っていこう」とあいさつ。
その後、執行部より12年度の取り組み、13年度の運動方針、会計報告、会計監査報告、予算案が提起された。
質疑応答では、「CTSから逆出向でプロパーがきた。半年で仕事を覚えさせようとしている、話しが全然違う」
「異常時に西船橋へ入る訓練をやると言っている。訓練をやっただけで行かせられるのか」等の意見が出された。
最後に13年度方針案が確認され、支部長の団結ガンバローで終了した。