6名の要員削減ー13名から7名へ
2徹では車両故障に対応できない!
2月9日、JR千葉支社は、「幕張車両センター千葉派出所の要員体制見直し」について提案を行ってきた。
提案の内容は、現行、千葉派出において4徹体制で要員が配置されているが、2徹体制に変更するというものだ。
これにより、派出所要員13名のところ、6名を削減して7名体制にするとしている。
実施日については、4月1日から実施するとしている。
新幹線では台車亀裂
検査体制強化が必要!
提案理由について千葉支社は、千葉派出所での事故処理件数が減っていること等を上げている。
しかし、千葉派出以外の、木更津、鴨川、一ノ宮、銚子の各派出は12年10月に外注化され、現在千葉支社管内でJR直営の派出所は千葉と西船橋の各派出だけだ。そのため、千葉派出から内房線の岩井や外房線の勝浦まで行かざるを得ない状況になっている。
現在、こうした対応ができるのは、4徹体制だからだ。今回の提案では2徹体制にするというが、2徹になったら出動要請があっても出ることなどできなくなってしまう。
昨年12月、新幹線で台車の亀裂が発見されるという重大事態が発生した。このときは車両保守要員が添乗して検査を要求したにもかかわらず指令が運行を指示し、結局、名古屋まで運行し停車した。
これは、JR西日本やJR東海だけの問題ではない。
こうした状況が発生しているからこそ派出体制を強化しなければならないはずだ。
今回の千葉支社提案は、安全確保と逆行する許し難い提案だ。
提案粉砕へ、ダイ改、18春闘とともにストライキで闘いぬこう。
第78回定期委員会に全力で結集しよう!
2月25日、13時から、DC会館において、第78回定期委員会が開催される。
全力で傍聴に結集しよう!
第1の課題は、3月ダイ改での外房線の5本の列車削減、内房線での1往復削減提案に対して、ストライキで反撃に起ち上がることだ。2月4日には内房線を守る会が集会を開催し、外房地域でも外房線と地域を守る会が結成された。地域とともに列車削減に反対して起ち上がろう。
第2の課題は、18春闘において貨物でのベアゼロ打破、CTSでの大幅賃上げをかちとることだ。CTSでは、無期転換はかちとったが「最低賃金」のままだ。賃上げと手当の改善、非正規職撤廃へ全力で闘おう。
第3の課題は、第3の分割民営化ー転籍攻撃粉砕、65歳まで働ける労働条件確立に向けて起ち上がることだ。現在、18年度エルダーの就労条件が提示されているが、本人希望と異なる不当な提示が行われたら、断固としてストライキに起ち上がろう。
第4の課題は1047名闘争勝利に向け、新たな労働委員会闘争に起ち上がることだ。
第5の課題は、安倍の改憲・戦争攻撃に対して、11月集会での1万人大行進を発展させ、改憲攻撃粉砕、安倍打倒に起ち上がることだ。
第78回動労千葉定期委員会
日 時 2018年2月25日(日)13時~
場 所 千葉市・DC会館 大会議室
議 題 ①主な闘いの総括について
②ダイ改阻止、18春闘を中心とした当面する取り組みについて
③暫定予算について
*ダイ改での列車削減阻止、貨物、CTSでの大幅賃 上げ獲得、千葉派出要員削減粉砕、非正規職撤廃に 向け闘う方針を確立しよう! 傍聴に集まろう!