千葉、水戸、秋田への3役送り込み 見境なしの革マル支配

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日刊 開動労千葉 NOODLE
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
電話
(鉄電) 千葉 2935 ·2939番
1(公) 043(222)7207番
98.7.17 No. 4819
千葉 水戸 秋田への三役送り込み
見さかい無しの革マル支配
は何ひとつあるはずがない。本 まれなければいけなような理由 から見ず知らずの人間を送り込
る以上、専従書記長が、他地本
と組織を強化していくことであ 織し、現場と一体となって団結 み上げ、それを要求や運動に組
の第一の仕事が、現場の声を汲 ってはならない。また組合役員 は、決して本部の出先機関であ
ればいけないはずだ。地方組織 をもち、闊達な運動ができなけ
それぞれの特状に合った独自性
示している。
本来、労働組合の地方組織は、
革マル直轄支配の千葉
べるようなものではないことを
組の運動が、労働組合運動と呼
さを示すものであり、また東労
JR東労組の組織的危機の深刻 このような人事は何よりも、
組合じゃない!
置こうという意図だ。
千葉を革マル直轄支配のもとに
と称して送り込んだのである。
選出し、「本部からの役員派遣」 大会で、あらかじめ本部中執に
6月に開催された東労組本部
リの革マル分子だ。
である。言うまでもなくゴリゴ
のけて専従書記長に就任したの
也(四〇歳)が、斎藤吉司をおし
もない、高崎地本所属の小林克
行われた。千葉とは縁もゆかり れたが、前代未聞の役員人事が R東労組千葉地本大会が開催さ
7月12日~13日にかけて、J
「役員出向」?
長と三役のうち二人がよそ者に り込まれたのだ。委員長、委員
長に東京地本所属の村上馨が送 新潟地本所属の竹内巧、副委員
あまりに異常である。委員長に とくに水戸地本の人事など、
水戸では三役中二人
◎一松海岸––海の家·あいの 〇七月二〇日(月)九時集合 〇九八年団地引き網大会〇
て弱かった地方本部だ。
研主導で、革マル支配がきわめ 田と言えば、動労時代から労運
行われている。千葉、水戸、秋 秋田地本に対しても同じことが 千葉だけではない。水戸地本、 しかも、今回のような人事は
水戸と秋田でも
はできない。
は、断じて労働組合と呼ぶこと 名の組合員を牛耳るような組織 して、ごくひと握りが三八〇〇 る。会社との結託体制を背景に
川又が東京からの送り込みであ 副委員長の長谷川と執行委員の 子だ。今回の小林が高崎地本、
他地本からの革マル送り込み分 る。しかも、そのうち三人は、
った旧本部動労で占められてい 国鉄当時わずか百人に満たなか
従役員は、六人のうち四人が、 さらに、東労組千葉地本の専
のできない性格のものである。 方にとっては絶対に認めること
等しいことだ。普通ならば、地 がおけない」と言われているに
部から「お前らは無能だ、信用
役·執行委員にして見れば、本
しかも、これまでの地本の三
●地本役員を「無能」扱い
得ない話しだ。
来ならこんなことは絶対にあり
運動」をもう一度仕掛けようと
に終わった「国労の最後的解体
もうひとつは、一昨年大失敗
国労解体運動の体制か
配と同じである。
まさに、ナチスのゲシュタポ支 含まれていることは間違いない。
対する監視の強化という意味が
は、自らの組合員と会社双方に と考えたということだ。これに 以上、組合員に対しても会社に
かまわぬ支配をする以外にない
弱な地方に対しては、なり振り ると判断し、革マル支配のぜい
る革マル切り捨て」が早晩始ま ひとつは、松崎が「資本によ
切捨てに怯え監視強化
しかない。
うか。考えられるのは次の理由
識外れの人事が行われたのだろ それにしても、なぜこんな常
なぜこんな事が
体制を打倒しよう。
今こそJR東労組ー革マル結託
づきしないことは明らかである。 こんなことをする組織が長つ
三郎が送り込まれている。
ポストに盛岡地本所属の田中栄 分子だ。また秋田には、委員長
織破壊の急先鋒にたった革マル
も村上もかつて、動労千葉の組
すげ替えられたのである。竹内
しよう。
こそ東労組の革マル支配と決別
なものであろう。
東労組の組合員に訴える。今
今の松崎の心境はまさにそのよ。 て生きるしかなくなるものだ。
って、恐怖と憎悪に取り憑かれ
疑心暗鬼と猜疑心の固まりにな 対しても、つねに戦々兢々とし、
い。自らの力で自立していない
組の必然的な末路にほかならな
組合員を支配してきたJR東労;
て、その力だけをバックにして ※ またこれは、資本に取り入っ

疑心暗鬼の固まり
である。
するなど絶対にあり得ないこと でなければあえてこんな人事を たっているということだ。そう
東労組は、深刻な組織的危機に
ずもない。いずれにしてもJR 労への解体攻撃が功を奏するは、
するはずもなく、また今さら国、 ったときは、こんなことが通用り
しかし、走狗煮らる状態にな
由と同根と言える。
いるという意味では、第一の理 き残ることはできないと考えて かぎり、革マルは資本の懐で生
結局はこれも、国労を潰さない
くりではないのかということだ。
考えており、そのための体制づ
新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!
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