北海道で第2弾 札幌上映会 150名 福島上映会158名

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攻撃の下で苦しみ悩みながら、「闘うし
いる。あまりにも理不尽な分割·民営化
になだれこんでゅく過程を克明に描いて
耐えがたい怒りを爆発させてストライキ
列車を運転し続けてきた労働者がついに
キャンペーンの下で、歯を食いしばって
画は、いわれなき『国鉄労働者国賊論』
えられたあと、直ちに上映に入った。映
から映画の紹介と動労千葉への支援が訴
司会あいさつにたった根本敏子氏(主婦)
この言葉を待っていた!
喝采を浴びた。
の闘いを応援してほしい」と訴え満場の
てるであろう。みなさんもぜひ動労千葉
トを辞さず決戦に突入する方針をうちた
会が開催されている。おそらく第三波ス
氏は、「本日、千葉では動労千葉定期大
千葉青年部·永島氏の力強い発言だった。備すること。このことに人生をかけて決
のは千葉の地から会場に駆けつけた動労
この映画とともに人々に感動を与えた
「第三波ス
1
(裏面に続く)
者 · 伊東氏が『国鉄分割·民営化粉砕·
会場が最高潮に盛上がる中、教育労働
る」と声高らかに訴えた。
崎を打倒し、国労労働者の決起を実現す
のは動労松崎の国労破壊攻撃だ。動労松
起しようではないか! 絶対に許せない
イキに起つこと、職場にストライキを準
や何も言うことはない。ただ一点ストラ
五八名が参加し大きな成功をかちとった 。!
の労組員、民間労働者、学生、市民、一
国鉄労働者をはじめ全遞、教労など多く
玉ちは鉄路に生きる」上映会が開催され、
鈔 八月三十日福島市· 協働会館で「俺た
国鉄「分割 · 民営化」阻止!三里塚二期着工粉砕!
分割·民営化攻撃の最激戦地
北海道、×2弹-机快零
大成功(8/28)
*33弾
全国上映
天36弾
福島上映会
これある」。
笑顔。
動労千葉が挨拶
『第三波ストも辞さず』と、
に心からの大きな拍手と喚声で応えた。
映が終った時、この感動的な闘いの記録
スクリーンに見入っていた参加者は、上
緊迫感をもって、眼をくぎづけにして
ている。まさに「労働者の美しい姿がこ
つ労働者としての最高の姿が映し出され
この映画には、誇り高く、熱い心をも
真剣なまなざし。そして底抜けに明るい
切る者への怒りは大きい。激しい闘い、
した労働者たち。であればこそ闘いを裏
か生きる道はない」と弾圧を恐れず決起
労働者、特に国鉄労働者に訴えたい。今
ルにたった国労の仲間は、「会場にいる
闘う国鉄労働者を代表して特別アピー
国労の仲間が特別アピール
千葉·永島氏に手渡された。
カンパが寄せられ司会の根本氏から動労家
と引きこまれていった。
職場訪問で熱い交流
二人に一人の首切りー北海道
参加しい動炭千葉ストライキに圧倒おそ露!
たカンパアピールに応え、五万五千円の疾
つづいて国鉄労働者によって訴えられ
は、これに続かなくてはならない。
らない。 国鉄労働者は、全ての労働者
る。この闘いを絶対に見殺しにしてはな
千葉は再びみたびストに起とうとしてい絵
ものか、いまや切実に理解できる。動労で
はこの言葉がどれほどの重い意味をもつ組
:トに起つ!」映画を”体験”した参加煮織
国鉄労働者,全透,自治労·教組労働者等の
のあと、スクリーンに映しだされる闘いの現場へ
そして上映会は、上映実行委の仲間があいさつ
会の成功をかちとった意義は大きい。
くつもの感動的な出会いと熱い交流があった。
の嵐のなかで不屈に闘う国労組合員との間で、い
かけてきた。動労·真国労、当局の「人活」攻撃
中心に多くの労組·個人訪問を行い、参加を呼び
上映会に向けて動労千葉の組合員と国鉄職場を
は、7月3日、10名の参加を得て
※北海道でのヤ一弾=函館上映会
カンパが集まった。
が明らかにされた。
成功をかちとった。(「日刊」カニミミ五号参照)

割·民営化攻撃の最も厳しい地で函館·札幌上映
二人に一人の首切り、地交線の切り捨て等、分
このあと場内カンパの呼びかけに五万をこえる
札幌上映蓉
\寄稿·
不当解雇されながら不屈に闘い続ける報告と決意
執行委員があいさつにたち、自らも第一波ストで
終了後、興奮さめやらぬ、中、動労千葉重見特別
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
「障害者」·学生·市民、合わせて一五〇名の結集で大成功をおさめた。
され、函館に続き、道内第二弾として、国鉄労働者を先頭に自治労·教組·全通·民間·闘う
八月二八日、札幌市·大谷会館ホールにおいて「俺たちは鉄路に生きる」札幌上映会が開催
郑動芳千葉
8
1
86. 10. 3
3
No. 2369
}
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七·
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
レる人が多くいました。しかし、問題は文章の良し更しではありません。国鉄で『とんで
ど、ほとんど書いたことのない人たちばかりですかう、「ヘタな文章で通じるかな」とテ
きようとしているのか、現場の労働者の方に書いてもらおうと考えました。日ごろ文章な
そこで私たちは、いま国鉄の職場で何がおこなわれているのか、分割·民営化で何が起
と言ってはいられないと思います。
これと同じことが、国鉄の労働者いじめではないでしょうか。自分は国鉄ではないから
うと思いました。しかし、そのときはもう、おそかったのです。
からとだまりました。やがて教会の人たちへの弾圧が始まったとき、この神父は決起しよ
ってだまりました。つぎに社会主義者が弾圧されましたが、怒りながらも、社会主義者だ
スが共産主義者を弾圧したとき、一人の神父はおどろきましたが、共産主義者だからと思
とりが起きているのではないか。そんな不安を感じたのです。かつて、ヒットラーのナチ
います。本当でじょうか。私たちは疑問を感じました。いま、国鉄では『とんでもないこ
国鉄当局では、頻発する自殺者について、ほとんどの場合「心あたりがない」と言って
う。
と、非難ごうごうのキャンペーンをはるほど国鉄が好きだったのに、どうしたことでしょ
は仮名にしてあります。そのこと自体が、自由にものも言えなくな
また、書いていただいた方を処分から守るため、名前のほとんど
ってマスコミは、国鉄労働者に対し、「ヤミ給与をもらった」「ポカをした」「たるんでる」
って異常です。
しかし、にもかかわらず、このことはほとんどのマスコミからは無視されています。か
ら国鉄で働く人が多いといっても、一年間でこれほど多くの自殺者をだすのははっきり言
昨年から今年にかけて、すでに六十名を超える国鉄労働者が自ら命をたちました。いく
私たちは原稿を三組合の方々にお願いしました。国鉄には現在、
<★評発売中,勤労千葉教宣部推せん 与えることができるならば、幸いです。 れた声が、 全国の国鉄労働者の皆さんに広がり、励ましと勇気を くの人々に知ってもらいたいと思います。そして、 ここに集めら ·この本によって、国鉄でいまなにがおこなわれているのかを、多 ました。この場を借りてお礼申し上げます。 ん、岩手のKさんなど数多くの人たちがこの本に協力してください ないわけにはいきませんでした。他に、静岡のKさん、埼玉のYさ ちも国鉄労働者のおかれている環境のひどさ、いらだたしさを感じ 変お世話になりました。自腹を切ってのHさんの手助けには、私た 全動労の各組合本部の方々、そしてまた、国鉄労働者のHさんに大 なお、この本を編集するにあたって、国労東京地本、動労千葉、 った国鉄を物語っているともいえます。 鉄動力車労働組合(全動労)の三組合だからです。 国鉄労働組合(国労)、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)、全国 十以上の組合があるそうですが、分割·民営化に反対しているのは、 国鉄を殺すな 刊行にあたって 桐山 襲 その事実を伝えるべきだからです。 もないこと”がおこなわれているとしたら、その現場にいる者こそ 闘おう! 間を終えた。 (福島上·映委員会 · 寄稿) たたかいはこれからだ。共に最後まで の爆発を切り拓くためにさらに奮闘する。 ロとして、我々は福島の地から国鉄決戦 大な決意に応え、八·三一の成功を突破 新たな闘いに立ちあがる動労千葉の偉 々に入っていった。 る!』 (動労千葉委員長中野洋著) は次 っ た○·チケットと『俺たちは鉄路に生き 部·赤羽根氏との労組オルグは決定的だ とりわけ八月十八日から五日間、館山支 て足を棒にしての労組回りをやり抜いた。 ポスターを張り、無数の宣伝ビラ、そし 行委の人々は汗だくとなって二〇〇枚の った。らだるような猛暑の中で、上映実 ヶ月以上前から取り組まれたたたかいだ こうした成功をかちとったものこそ一 初めてという人達だった。 した。参加者の多くは、この種の集会は ど、県内各地からたくさんの人々が参加 加してきたのだ。遠く、いわき、郡山な は、友人を誘い、車を五〇師飛ばして参 て 「鉄路に生きる」の上映会を知った彼 活センターに送られた。ポスターで初め は、最近、停職処分をうけ、その後、人 団結はすばらしい」と書いた国労組合員 分割民営化は絶対阻止する。動労千葉の 終了後、アンケートに「最高だった。 結ガンバローを三唱し、熱気溢れた三時 動労松崎粉砕·中曽根打倒』にむけて団 1 1 1986年秋、すべての眼かここにそそがれる 新刊案内 No.4 9月5日発売! 四六判·定価1500円 二 国鉄を探すな 国鉄労働者は発言する !! みんな家族をかかえ、仕事をかかえている。だからこそ闘わ ねばならないのです。 機関士45歳 電車運転士として仕事に愛着を持っています。1日も早くブ レーキハンドルを持って電車の運転をしたい。 運転士38歳 人間の生き方というのはそう簡単に180度変えられるものかな と思う。 保線区34歳 桐山 襲·編 ZU これは統一戦線ではない。統一戦線の萌芽ですらない。 しかし、ここに集められた手記を読む者は、ひとつの 深く静がな怒りが、幾つもの発言を貫いて流れている ことを感じないわけにはゆかないであろう。 桐山 襲 冬芽社 〒102 東京都千代田区九段北4-3-20-303 電話03-262-6110(代)
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