動労千葉OB会第26回総会開催-OB会としては、本体をもっとバックアップしていきたい

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動労千葉を支えるOB会へ

動労千葉OB会第26回総会開催

 梅雨間近を告げるような曇り空で、少し蒸し暑さを感じた5月26日、DC会館において第26回動労千葉OB会総会が開催されました。一時間位前から一人、また一人とOBの方がDC会館の階段を上ってきます。OB、各支部代表含め総勢34名の参加がありました。
高野副会長の開会あいさつ、そして座長に林熊吉さんを選出し、総会の議事が始まりました。

 動労千葉のバックアップを
 永田会長より「動労千葉本体はこの一年、ストライキや裁判闘争など頑張っている。OB会としては、本体をもっとバックアップしていきたい。組織拡大が実現すれば今以上の闘いができる。OB各々が地域などいろいろな機会で若い人を発掘してもらいたい。今日一日を有意義なものにしたい」とあいさつされました。
続いて田中委員長からは、「われわれはこの間、外注化阻止に向けて全力で闘ってきた。しかし昨年10月1日に検修・構内外注化が強行され、動労千葉44名が強制出向でJR本体から放り出された。2001年に保守3部門が外注化され、これで保守部門が全部外注化された。また、駅業務も直営から無人化や丸ごと委託が進行している。すでに鉄道部門の委託先は数百社におよび、安全が崩壊しようとしている。26年前の国鉄分割・民営化の行き着く先は、外注化・非正規雇用・貧困の拡大であることがはっきりした。また、動労千葉12名のJR不採用裁判も大詰めを迎えている。東京高裁では、審議も証人採用も全く行わず結審し、この9月にも判決を出そうとしている。解雇撤回、外注化阻止はすべての労働者の問題であり、困難な課題ではあるが全力で闘っていく」と決意が述べられました。
布施事務局長より経過報告、活動方針案が、錦織事務次長より会計報告、予算案が提起され、満場一致で採択され、議事を終了しました。
今期をもって役員を退任される川名泰さんの乾杯で第2部の懇親会が始まりました。昔話やJR情勢など、様々な話題で盛り上がり、あっという間の一時間半。この秋のOB会懇談会での再会を期して閉会しました。
なお、今期をもって川名さんと柴崎良夫さんが役員を退任されました。長きにわたり大変ごくろうさまでした。2013年度の役員は次の通りです。一年間宜しくお願いいたします。

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