全組合員が組織拡大に総決起しよう!
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11・4集会の1万人結集を実現しよう
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大会2日目は、予算(案)の提起からはじまり、前日の経過から方針までを一括して質疑に入った。
質疑の後には1047名闘争勝利へ向けた「『4者・4団体』政治解決路線を打破し、原点に返って闘おう」の特別決議が提案され、方針案、予算案とともに採択された、スト権は100%の賛成で批准された。大会宣言が読み上げられ、新旧役員あいさつでは今回で執行委員を辞する外山君から退任のあいさつが、新執行委員となった山口君、山田君から新任のあいさつがされた。君塚副委員長の閉会あいさつ、組合歌合唱、田中委員長の団結ガンバローで終了した。
二人の仲間に続く組織拡大の実現へ、11・4集会の1万人結集へ全組合員の総決起をかちとろう。
質疑で出された主な意見
◎十年経ったら動労千葉は無くなるでしょうなどと会社側に言わせないように、運動を託せるような青年労働者を獲得していきたい。噂にのぼっている銚子運転区廃止攻撃に対し、市長要請を行うなど、地域から反対運動を作ってきている。営業の強制配転者の原職復帰だが第一組合になれば吹っ飛ばせる。11月集会には役職をかけて訴えている。 (銚子)
◎千葉機関区、新小岩機関区とも要員が欠員状態だ。年齢もあがって身体が不調で降りたいという人も多い。60歳以上でも働ける環境を作ってもらいたい。機関車の種類によっては冷房が付いていない。扇風機が小さい。ATSの故障により「解放扱い」で、千葉転の指導員が添乗してきた。取り扱いの問題についてどうなのか?(新小岩)
◎113系の老朽化が激しく、故障が多いが部品が現場にない。廃車予定の車から流用している実態がある。モーター故障が多発している。限流値増、以前はオフだったが、今は「入」低位となっていることも理由かもしれない。また雨の降り始めには「刻みノッチ」を教えられたが、今は行っていないようで、それも影響しているかもしれない。217系鎌倉に移管となったが、故障シールがずっと付いている。幕張で直そうとしても、部品がない。要員も技術もあるのにやり用がない。鴨川派出の詰所が床下浸水すると聞いている。泥水が流入するなど健康面からも問題だ。各派出を調べなければならないが、列車無線など必要な情報を得る機器が設備されていないのが実態だ。
211系車両について、ドアコックを切られても、パイロットランプ不点にならない現象が出ていると聞いている。ベルト式の機械的構造により接点がくっついた状態を保持するようだ。安全上問題があるので取りあげていきたい。257系検査は4名体制となった。月検査についても現在、終わらないため3名のところ4名で行っている。211系の交番検査を5名体制で行っているが、所定で終わることがない。検修職には2等級、3等級の組合員がかなりおり、昨年から試験を受けているが、状況はどうか?
(車両技術分科)
◎3月以降、新生木更津支部として闘いの拠点を作ってきた。乗務員と地上勤務者と職場は分断されたが、雰囲気は非常に良い。内勤が廃止され交番に組み込まれたが、異常時や急な入換えが発生すると対応できない。構内業務を把握していない。乗務員も検修も不安を持って作業している。DL行路について千葉運転区とのからみもあるが、どういう行路を持ってくるのか?EC14行路中5行路便乗から始まる。乗り出し車掌室便乗ー駅到着5分しかない。便乗は運転室で行うということで処分された経緯があるのに、こんな行路が指定されている。DCでは、この夏の猛暑熱中症対策として保冷具にタオルを入れて渡してきた。運転室は40℃以上になっている。何の効果もない。多支社では、お茶とかを渡していると聞いている。実際、運転台で平成採乗務員が熱中症になりかけた。 (木更津)
◎滝君が津田沼支部に加入してくれた。労働学校への参加が大きかった。継続的な学習会の開催なども大きかった。要員が逼迫している。毎月何回も休日勤務を行っている。休勤をやると人が増えない。女性車掌14名が見習いできている。一本となると40名規模となり寝室が足りない。重なると泊まれないため、女性交番となってしまう。そうであるならば、シニア交番も出来るのではないか。新しい施設を会社は作っているが、現在使用している各施設、建物が古くて揺れているところもある。古くなっているところを新しくして、働いてもらう方が良いのではないか。 (津田沼)
◎10月3日東部交流集会から11月集会にのぼっていきたい。年末手当には強い態度で交渉してもらいたい。 (新小岩)
◎4月1日以降、契約社員が導入されているが、どの辺までいっているのか?自動改札がこの1~2年の間に導入の話が進んでいる。管理駅体制の導入は、契約社員の導入やエルダー社員となるのか?また収納器から清算器に変わる噂が出ているが、どうなのか? (営業)
◎異常時の送り込みについて、団交等ではどうなっているのか?特急行路では、海浜幕張から蘇我まで5~6名が便乗し、そして東京から一の宮まで1名が便乗するなどという行路がある。解消を。
田中委員長総括答弁
大会終了後、要求を申し入れ出された問題に対して解決していきたい。木更津運輸区は、検修は幕張派出、運転士は運輸区と別れ、モデル区として当局が作ったものを楽しい職場に作り変えてきた。検修と運転士、館山と木更津が一緒になって作り上げた。組織体制のあり方は、団結にとってどっちが良いのかで考える。京葉支部は、蘇我運輸区と派出に分割されて、車両センターに分かれている。支部所属、組織について今はいじるべきではない。基地統廃合攻撃との関係もあり、議論をちゃんとしていきたい。現実に直面しているのが組織拡大で、全力を挙げて組織拡大をやりきりたい。 運転保安、構内入れ換え作業ではいつ事故が起こってもおかしくない。機関車の冷房問題も同じ、怒りをぶつけなければいけない。一個一個の問題を曖昧にしない。貨物の欠員問題も慢性化している。職場から闘うしかない。貨物の状況は、東にとっても明日はわが身。要員の奪い合いが起こる。要員をよこせという、大衆運動をやっていこう。
分割・民営化の矛盾がいっぱいでて合理化攻撃の矛盾がでている。217系の移管もそう。
業務の外注化はシニア制度のように絶対破産する。大量退職者はこの3年間しかいない、その後をどうするのか。グリーンアテンダントは1年を経たずに辞めている。駅のシャッターを閉める。労働者に犠牲を押しつける。安全は崩壊する。問題は労働組合だ。団結を守るためにも、安全を確保するためにも新組合員獲得がだいじだ。安全が崩壊するということは運転士、乗客が死ぬということ。会社は何の責任もとらない。動労千葉が責任をとらなければいけない。組織拡大は尼崎事故を防ぐ。組織拡大が全体を動かせる。
外注化転削業務の延期を勝ちとった。これも6年間の闘いの成果だ。現時点ではエルダー社員でも構内、検修を希望するなという方針でやって来た。それによって転削の外注化を吹っ飛ばした。組織拡大が焦点になっている。労務政策は変わり、会社は東労組と決別した。組織拡大のチャンスが来ている。二人が加入したが二人は悩みに悩み抜いて動労千葉に加入した。こんなに悩むような状況を会社と東労組が作ってきた。年末までの3月間、二人を守りぬくためにも総決起して平成採に訴えていこう。
11・4へ総決起しよう。動労千葉の反合・運転保安確立の闘いは、当たり前のことを当たり前にやって来た。この闘いが国内に広がり、国際的になりびっくりした。
労働者の持つ力を発展させて腐ったあり方を変えていこう。1万人が結集したら無視できない力になる。全力結集を勝ちとろう。