会員拡大、国鉄1047名闘争勝利、11月集会へ 動労千葉を支援する会2004年度定期総会を開催
7月25日千葉市DC会館において、動労千葉を支援する会定期総会が、動労千葉組合員、支援する会会員など130名の結集で開催されました。総会では、中村書記長の急逝という衝撃をのりこえ長田書記長代行体制で新たな闘いに立ち上がった動労千葉を支え、動労千葉の運動をひろげていくことを確認しました。 また特別講演として、1047名闘争の早期収拾策動の急浮上にたいして「和解路線をうち破り、国鉄1047名解雇撤回闘争の勝利を」と題して、中野常任顧問から動労千葉の立場が鮮明に提起されました。
被処分闘争をたたかう教育労働者から連帯あいさつ
定期総会は、東京西部の支援する会会員の司会で進められ、はじめに運営委員の早川さんが開会あいさつを行いました。つづいて連帯あいさつとして、本年春の卒業式・入学式での日の丸・君が代強制に抗して闘いに立ち上がった被処分者の教育労働者から、「過日開催された都高教組の大会で被処分者などが提出した39本の修正案がすべて可決された。これをテコに闘いを広げていきたい。いつも動労千葉のように闘おうと思ってやってきた。国鉄の次は教育と言われてきたが、国鉄労働者の闘いに続いて行きたい」と熱烈なあいさつを行いました。またスタンダードヴァキューム自主労組京浜支部中村支部委員長からは、「23日不当解雇20周年をストライキで闘ってきた。エクソンモービルでは昨年8月名古屋油槽所で改造工事中に6名が死亡するという事故が発生したが、動労千葉が安全問題で闘っているように、ともに連帯しながら闘っていきたい」と安全問題をテコに闘うことを表明しました。
新たな会員の拡大を新会員8名が決意を述べる
04年度運動方針案を山本事務局長が提起し、この一年間の経過と総括、とりまく情勢、支援する会運動の役割、具体的方針とこれまでにない内容の方針案が出されました。とりわけ故中村書記長が支援する会運営委員会を重視し、この5月の運営委員会では「動労千葉は組織拡大、支援する会は会員拡大を」という訴えを行い、事実これ以降支援する会会員が急速に拡大されていることが報告されました。またこの方針案提起を受けて、新たに支援する会会員となった8名の労働者がそれぞれあいさつを行いました。 事務局より会計報告が行われた後、今年度の運営委員が選出され、代表して再任の山本事務局長よりあいさつを受けました。その後田中委員長の訪米報告が行われ、11月集会にむけてアメリカでも取り組みが開始されていることが報告されました。また支援する会主催で8月11日に訪米報告集会が開催されることが提起されました。
解雇撤回を投げ捨てた超主観主義の早期収集策動
休憩をはさんで中野常任顧問より特別講演が行われ、国労定期全国大会を前にして浮上してきた1047名闘争の早期収拾策動が持っている意味と、日本労働運動の再生のかかった1047名解雇撤回闘争の意義について提起がされ、この早期収集策動が何の根拠ない超主観主義によるものであり、解雇撤回闘争として闘う動労千葉の立場が話されました。 その後第二部の懇親会にうつり、動労千葉組合員を交えたにぎやかな歓談のなか、三一書房労組、都政を革新する会など参加された労組・団体などから決意をこめたあいさつが行われ、また動労千葉からは参加した組合員の決意と御礼が述べられました。 支援する会は、今定期総会開催をもって、故中村書記長の遺志を受け継いで、会員拡大と動労千葉の運動を広げるため新たな闘いに踏み出しました。
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