動労千葉を支援する会総会(7/23)

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年間140口の会員を拡大
動労千葉を支援する会総会(7/23)

安全運転行動に対して広がる支援と共感

動労千葉を支援する会総会が100名の結集で開催された

 7月23日千葉市DC会館において、動労千葉を支援する会定期総会が、動労千葉組合員、支援する会会員など100名の結集で開催されました。
 総会では、現在行われている安全運転行動支援のビラ撒き行動をはじめとする支援行動の拡大、そして安全闘争で多くの支持と共感を集めている動労千葉の闘いを全国に広め、さらなる会員拡大を実現することを確認しました。
 また動労千葉からの提起として田中委員長が、この間の安全闘争、幕張支部で実現した組織拡大、そして1047名闘争の現状と7・15集会の画期的意義を提起されました。

 定期総会は、東京中部の支援する会会員の司会で進められ、はじめに運営委員の別所さんが開会あいさつを行いました。05年度運動方針案を山本事務局長が提起し、この一年間の経過と総括、とりまく情勢、支援する会運動の役割、具体的方針とこれまでにない内容の方針案が出されました。とりわけ、支援する会として、動労千葉の安全闘争に連帯し、その支援行動として、総武線、常磐線、中央線での18回に及ぶ駅頭街宣活動の報告と、そこでの乗客のすごい反響が報告されました。
 事務局より会計報告が行われ、この一年で140口の新規会員の拡大が報告されました。
 休憩をはさんで中野常任顧問より「11月労働者集会に向けて」と題した提起を受け、第2部の懇親会にうつりました。組合員も交えたにぎやかな歓談のなか、参加された労組・団体などから決意をこめたあいさつが行われ、また動労千葉からは参加した組合員の決意と御礼が述べられました。
 支援する会は、今定期総会をもって、あらたに100口の新規会員拡大と動労千葉の運動を広げるため新たな方針を確立しその第1歩を踏み出しました。

田中委員長の提起 (一部紹介)

基調提起をする動労千葉田中委員長

 今年は国鉄分割・民営化に反対して、第1波のストライキをやってからちょうど20年になります。私達は昨日のことのような思いで闘っていますが、これはあの時から何も思いを変えていないということで、これも皆さんのご支援があったおかげだと感じています。
 昨日も支援する会が市川駅で、17回目のビラまきをやっていただきました。ものすごい反響だったと聞いています。レールがガタガタになっているビラをまいたんですが、ビラをまけないほど通りかかった人達が話しかけてくるというんです。カンパを集めていないのにカンパをおいていったり、「署名をやっていないんですか」ということを言ってきたりということです。
 今朝、市川のビラを受け取った若い女性の方から電話があって、このビラをもってすぐに駅長室に怒鳴り込んだというんです。だけどろくな対応をしてくれなかったらしく、「今度は警察に行こうと思っているんですが」という話で、「警察に行ってもたぶん警察はJRに行ってくれということで終わっちゃうから」ということで、国土交通省と県の交通計画課の電話を教えて、ぜひここにお願いしますということをいったら、「必ず行きますから」という話でした。 つまり安全運転行動はみなさんのビラ撒きなどの力もにあって、これまでにない反響を呼んでいます。
 動労千葉が闘いをやってこれほど周り中から支援をされた闘いというのは結成以来、初めてのことです。これは時代がそういう時代にきていて、みんな尼崎事故とか、このレールの現状のなかから社会のあり方がおかしくなっているということを敏感に感じとっているんですよね。「俺たちも殺されるかもしれない」、そういう怒りの声が渦巻き始めているということの現れだと思っていますので、確信を持って進みたいと考えます。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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