6月4日、11月労働者集会25年3労組アピール賛同人・団体会議(第2回実行委員会)が東京都内において開催された。
11月労働者集会が今年25年を迎えるにあたって2月に3労組から発出されたアピールへの賛同が大きく拡がっている。
アピールでは、①関生支部への大弾圧を跳ね返し、労組破壊攻撃を粉砕しよう。②新自由主義を終わらせるために労働運動を刷新しよう。③切迫する改憲と戦争を止めるために力を合わせて起ちあがろう。④労働者の国際連帯闘争を発展させよう、と訴え、そのために全国各地で実行員会、賛同人・賛同団体会議をたちあげ、共に討議し、変革に向けた計画をつくり、様々な行動を組織しようとよびかけている。これに応えて開催された今会議には100を越える賛同人・団体が集まり討論をかわした。
動労千葉田中顧問の司会で最初によびかけ3労組から関西生コン支部・武谷書記次長、全国金属機械労組・港合同 木下執行委員、動労千葉関委員長があいさつ。
新たな芽があちこちに
討論では、数十人で組合を結成してから組合員の様々な課題に向き合い数百人にまで仲間を増やした労組や、地域で地区労的な活動を継続し、春闘行動などを行っている地域共闘団体、地域での反戦行動等のつながりから初めて団体賛同となった経験、また、韓国の旭非正規職支会支援闘争をきっかけに、地域の労組と新たな結びつきが始まった報告など、いたるところで新たな闘いの芽が吹き出していることを実感させた。
さらに、「改憲・戦争阻止!大行進」よびかけ人の高山俊吉弁護士、佳境に入った国鉄1047名闘争行訴を訴えた葉山岳夫弁護士など、多くの人から発言が相次ぎ、時間が足りなくなったほどであった。
アピール発出後に始まったウクライナ戦争は世界的な大軍拡・戦争の危機を高めている。今年の11月労働者集会の位置はかつてなく高まった。運動をさらに拡げよう!
なめたらアカンで!労働運動!関西生コン支部が総決起集会
5月28日、大阪市・エルおおさかで「なめたらアカンで!労働運動!関生総決起集会」が開催されました。第1・第2会場を埋め尽くす450名以上の大結集です。動労千葉からは関委員長を先頭に6名の代表団で参加してきました。
なにより今回の集会は、2018年から弾圧が始まって以来、初めて関西生コン労組主催で開催された集会です。冒頭あいさつに立った湯川委員長は「私たちはどんな状況になっても徹底的に闘う」と、力強く訴えました。
圧巻は、10を超える分会からの現場組合員の発言です。刑事弾圧・民事裁判・労働委員会闘争に加え、現場では解雇や職場閉鎖との闘いが継続しています。熱い決意の表明に参加者は共に闘い抜く決意を固めなおしました。
集会後は、大阪府警本部に対する抗議デモを貫徹。「『振り向けば関生がいるから安心して働ける』と労働者から言われる関生の力を取り戻したい」、この誇り高き仲間と共に、JRにおける「労組なき社会」づくりを打ち砕きながら11月への進撃を続けよう!
◎ 7月17日(日) 13時30分
◎ 千葉市民会館 大ホール
【関連企画】 7・16討論集会
「新自由主義を終わらせる労働運動の再生を」
◎ 7月16日(土) 13時30分
◎ 千葉市文化センター セミナー室