労働学校開催 戦犯の塚越正男氏

3309

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用動労千葉
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国鉄千葉動力車労働組合
〒280 千葉市要町2番8号(助力車会館)
電話|(鉄郎)王
(鉄電)千葉 2935· 2936 番
千葉(22) 7207番
90.11.15 No. 3309
再び、侵略の銃をとるな!
動労千葉労仿学校
11·23集会へ全力で
こめて、再び侵略をくり
先兵となった痛苦の念を
その上で、塚越氏が実
戦争に動員され、侵略の
塚越氏は実際に、侵略
要になっている。
えさないという闘いが重
中で、再び戦争をくりか
策動がうちだされている
による自衛隊の海外派兵
法案(衆院で廃案になる)
の強行と、国連平和協力
れた。
「即位の札」と「大嘗祭」
た。時あたかも新天皇の
いうテーマで講演を受け
に、「天皇制と戦争」と
戦犯の塚越正男氏を講師
第一部として、元中国
二十五名の参加で開催さ
第5期第一回労働学校が
十一月十日、勤労千葉
ラ」に見たてて、虐殺し
非戦闘員の農民を「ゲリ
する。老若男女をとわず、
村を一つひとつ「攻撃」
のもと、中国の農民や農
一、やいてしまう、
一、うばう、
一、ころす、
「三光政策」
行うことである。そして、
しいままに虐殺と掠奪を
ということを意味し、ほ
略した中国からまかなう
れは、衣食住の全てを侵
地調達」をはじめる。こ
軍を維持するために「現
は「昭和十六年」から、
にした。
中国に侵略した日本軍
験したことを暴露した。
際に侵略した側として体
っている立場をあきらか
皇制を弾劾するために闘
を告発し、その元凶の天
をまわりながら侵略戦争
た。そして全国津々浦々
ったことをあきらかにし
を告発することにふみき
たところから、侵略戦争
れ帰国できることになっ
されるべき所を、救済さ
事法廷で本来なら極刑に
きい、と塚越氏は弾劾す
中華人民共和国の特別軍
九五六年六月~七月に、
きてきたこと。また、一
ことで、自分の人生を生
して、天皇の輩下になる
う固い信念を述べた。そ
かえしてはならないとい
る。
ていく。
突き刺すこと。「首切」
とは銃剣で突撃しながら
きらかにした。「刺突」
衆に加えてきたことをあ
ど非人間的行為を中国民
突」「首切 」「拷問 」な
塚越氏は、さらに「刺
姿勢をかえていない。
だ。そして新天皇もその
死ぬまで居直り続けたの
えかねる」と無責任にも
ような言葉のアヤには答
任を問われると、「その
死んだ昭和天皇は戦争責
だされている。ところが
殺した姿が鮮明にあばき
としたアジアの民衆を虐
のイデオロギーなしに、
と強く訴えた。
れる中国·朝鮮をはじめ
る。まさに、天皇制とそ
りかえしてはならない、
のもとに、三千万といわ
が限りなくあらわれてい
そして、戦前の歴史をく
る日帝がつねに天皇の名
侵略戦争のもつ非人間性
たものであると断言した。
る。
ここには、侵略者であ
むいて行うというのであ
こうした事実を語ってき
ンザイ」を皇居の方角を
が終了すると、「天皇バ
た。そしてその「作戦」
に「作戦」として行われ
関係の「記念日」のたび
皇后誕生日」など、天皇
奪は、「天皇誕生日」「
またこうした虐殺と掠
天皇が負うべき責任が大
れていく。この意味でも、
して、綿、米、麦をはじ
皇の下達という形で行わ
には、「収穫作戦」と称
こまれ、一切の命令が天
また、農作物の収穫期
は天皇の命令」とおしえ
兵隊は、「上官の命令
オー回労伪学校開催される––
18日
周~ 家族会総会へ
塚越氏の話に最後まで真
してはなない。参加者は
性を考えると、絶対に許
た。
た。
た侵略戦争のもつ非人間
動されているが、こうし
アジア人民と真に連帯で
て語った。
自衛隊の海外派兵が策
争反対、天皇制復活反対、
ない、と塚越氏は強調し
なかには一片の正義性も
国に侵略すること、この
ないこと、勝つとはさし
って勝つ以外に生きられ
かを述べながら、たたか
かったのではないか。他
皇制が前面に出てきたの
このような行為は出来な
ここには戦争とりわけ
の弾圧のなかでつくられ
し、また涙ぐみながら、
塚越氏はしばしば絶句
イデオロギーのはたした
物を持っていってしまっ
て代わりに、一切の食べ
ついだ資本主義としての
を農民におしつけ、そし
勝手に印刷できる紙切れ
切れーしかもいくらでも
いう軍でしか使えない紙
った。しかも「軍票」と
め一切の食べ物を奪いと
いう。
れた者まであらわれたと
首きり〇〇」などと呼ば
ある。兵隊のなかには「
「拷問」は字のごとくで
て明らかにした。
れていることを結論とし
きる労働運動がもとめら
あたり負けないこと、戦
最後に、いま、なぜ天
対化は、侵略戦争と暗黒
もに、天皇の神格化、絶
役割について述べるとと
歴史と、そこでの天皇制
明治以降の日本の侵略の
指摘した。
そのうえで、天皇をか
という、共通の問題点を
につらぬかれていること
民族への差別と排外主義
人間を軽視すること、他
主義を対比させながら、
の皇軍といまの経済至上
受けた。浜田氏はむかし
働運動」と題して講演を
市郎氏より「天皇制と労
全国交流センターの浜田
つづいて第二部として
剣に聞き入っていた。
90年代の勝利へ、新たな10年を切りひらこう!
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