分割・民営化で不当解雇から38年 2・9国鉄集会に結集を!

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戦争絶対反対!労働者の団結で社会を変えよう!

国鉄1047名解雇撤回闘争への全国の闘う仲間からののご支援本当にありがとうございます。
昨年11月、1047名解雇撤回訴訟の「団交拒否不当労働行為事件行政訴訟」において反動判決が出されました。判決は、「仮に特定の労働組合の組合員を不当に不利益に扱う目的で、設立委員会らの指示による本件不採用基準の策定、それに基づく国鉄による採用候補者名簿の書き換え及びその結果としての参加人(JR)による本件不採用があり、その結果、参加人(JR)が本件10人の採用義務を負うことがあるとしても、それは、本件不採用に至る一連の不当労働行為の結果に過ぎず、上記採用義務の履行が、現在まで続く不当労働行為であるとはいえない」と組合側の請求をすべて棄却・却下しました。時効を口実に真実を隠ぺいする不当な反動判決であり、断じて許すことはできません。
私たちの解雇撤回の訴えは、1987年4月1日に国鉄からJRになった時から採用を求め続けています。
JRに対して労働委員会・裁判闘争で採用を闘うなかで、2009年12月に行われた動労千葉の鉄建公団訴訟に於いて、被告証人伊藤嘉道(当時、国鉄職員局職員課補佐)の証言の中で、動労千葉12名を含めて本州で「不採用基準」により不採用になった労働者が、採用候補者名簿に登載されていたこと、そして「不採用基準」=「停職6ヶ月又は停職2回以上」により排除したのが葛西(当時、職員局次長)であったという、決定的新事実を明らかにさせました。
2012年6月東京地裁で、改革労協=JR総連からの要求に基づく「名簿不記載は不当労働行為」と明確に認定させ、JR採用を強く求め続け高裁、最高裁の裁判闘争を「解雇撤回・JR復帰への要望書」署名10万筆行動として全国の仲間と闘い、2015年6月30日に「不当労働行為」を確定させました。
労働運動の力で「不当労働行為には解雇撤回」を認めさせる。動労千葉はその先頭に立ちます。2025年決戦を闘う全国の仲間と共に闘います。
2月9日、国鉄分割・民営化で不当解雇から38年「2・9国鉄集会」が開催されます。新たな「解雇撤回・JR復帰、団交開催判決を求める署名」も開始しました。集会への結集と署名運動へのご協力を心よりお願いいたします。

国鉄分割・民営化で不当解雇から38年 
国鉄1047名解雇撤回!
控訴審・東京高裁勝利判決へ 2・9国鉄集会
日時 2025年2月9日(日)午後2時から (開場1時15分)
場所 江戸川区総合文化センター小ホール
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