外注化、貨物賃下げ攻撃粉砕!組織拡大かちとり
14春闘に勝利しよう!
動労千葉第70回定期委員会を開催
動労千葉は、3月1日DC会館において第70回定期委員会を開催し、当面する14春闘への取り組み、外注化粉砕の闘い、貨物賃下げ攻撃粉砕への取り組みを決定した。
委員会は、大竹副委員長の開会あいさつで始まり、議長に千葉運転区支部の石渡委員を選出して進められた。
委員長あいさつの後、来賓あいさつでは動労千葉を支援する会の山本事務局長が14春闘勝利、組織拡大へ共に闘うあいさつをおこなった。
経過報告、当面する取り組み、暫定予算、共済適用承認について執行部より提案された。
その後、各委員からの質疑応答、それに対する本部からの答弁がおこなわれた。最後に総括答弁で委員長は、「貨物の回答日にあわせて、いつでもストライキに起ち上がれる体制をとり、貨物の闘いに集中しよう。労災認定へ3月20日の行動日に起ち上がろう。久留里線、ローカル線切り捨てに対しては地域を巻き込んで闘争にしよう。4月以降外注化粉砕闘争へ総決起しよう。6月8日の国鉄全国運動集会の成功をかちとろう」と発言。その後委員会宣言が採択され、委員長の団結ガンバローで終了した。全組合員の総決起で14春闘勝利、組織拡大をかちとろう。
◎出された主な意見
・凍結臨が出区点検している脇を出て行った。また、臨時列車が連絡もなく入ってくる。何も知らされない。病欠や長期に休んだ場合のCTSの補充体制はどうなっているのか。
・ワンマンされて1年経った。ダイ改でツーマンに3本戻った、自分たちの闘いで復活させた。しかし亀山行きは7時から12時まで5時間もない。病院や学校への行き帰りの列
車がない。ビラまきや学校を回って宣伝をしたい。
・車技分科は委員会を開催して、外注化の第二ラウンドの闘いに入る。新しい車両の機器の配置が分からないので交検に入れて訓練をさせろとしている。外注で機器の取り替えで誤配線があったが、誰も責任を取ろうとしない。外注化が進んで工場の出場車の出来が悪い。
・貨物本社抗議行動に協力ありがとうございました。昨年は賃下げを押しとどめたら、ボーナスが下げられた。貨物は数波にわたって闘う体制を継続している。新小岩地域の報告集会には東京東部から30人が集まった。
・大雪が降ることが分かっているなら、倒れそうな木を伐採するなど対策を取るべきだ。・CTSはロッカーを変えて、点呼を遅らせるなどしてJRとCTSを分けようとしている。不正問題や闘争裁判も早く決着をつける。CTSに組織拡大をかちとりたい。
・運転士の見習が来て、運転士が余っている、目的は何か。
委員長あいさつ
14春闘の方針を決定したい。取り巻く情勢は歴史の分岐点に来ていることを示している。安倍政権は、改憲・戦争へと突き進んでいる。国家主義者を回りに置く人事を進めている。そしてすべての労働者を非正規職化しようとしている。労働者派遣法の改悪、限定正社員制度の導入など多様な正規雇用と言っている。
これは支配の崩壊、末期症状の現れだ。そしてこれは労働組合の破壊を伴って進んできた。
14春闘は怒りの声に団結を求めて職場からの闘いに起ち上がろう。
JR北海道や貨物の現状。京浜東北線川崎駅での事故は分割・民営化体制の瓦解を示している。川崎駅での事故では外注化された5つの会社がいたが、JRは全くいなかった。これは全面外注化、分割・民営化の破綻に他ならない。 14春闘の課題は、JR体制に真正面から対決し、反撃を開始する春闘だ。2・3ライフサイクル撤廃行動、2・16集会、2・25貨物行動と成果を勝ち取った。北嶋君の復帰は第1の勝利であり、幕張のエルダー社員の出向問題、駅の外注化にからんだ配転での成果を勝ち取った。
われわれは負けていない。敵はガタガタだ。貨物賃下げ、外注化攻撃を粉砕しよう。
4月からCTSのプロパーが車両センターに配属される。4月以降は組織争奪戦になる。核心は組織拡大春闘として14春闘を闘うことだ。CTSに組織をつくろう。鉄産労と嶋田派の組織統合、東京での東労組への配転攻撃と会社の労務政策も変わってきている。大きなチャンスが到来している。分割・民営化から27年ありとあらゆる攻撃を受けてきた、その力関係を逆転しよう。14春闘勝利へ総決起しよう。