偽装請負の外注化と強制出向を絶対に粉砕するぞ!
出向差止仮処分命令事件第2回審尋
出向4要件が全くないことを立証し、勝利的に審理を終結!
10月10日、14時から、東京地裁527号法廷において、「出向差止仮処分命令事件」の第2回審尋が行われ、勝利命令獲得に向けて強制出向させられた当該組合員等を先頭に傍聴席に陣取った。
26名の管理者が出向して業務指示する実態
今回に審尋において申立人(出向させられた組合員)側からは、今回の業務委託及び強制出向については、厚生労働省が定める「労働者派遣事業関係業務取扱要領」において、出向が職業安定法44条が禁止する労働者供給事業にあたらないために定めた4要件(①経営指導、技術指導の実施、②職業能力開発の一環であること、③経営の都合上労働者を離職させるのではなく、関係会社において雇用機会を確保すること、④企業グループ内の人事交流であること)を全く満たしていないことから、業務上の必要性が全くないことを明らかにした。
さらに、今回の出向では、千葉91名、水戸80名、高崎34の労働者が出向させられている。しかし、これだけではなく、管理者も千葉14名、水戸10名、高崎2名、計26名が出向している。これは鉄道サービス独自で検修・構内業務の指示ができる者が1人もいないため、JRから管理者を出向させて業務指示をさせるためだ。
これは、JR東日本からの指揮・命令を、JRから出向した管理者が受け、そしてJRからの出向している労働者に業務指示するというものであり、実質的にJR東日本が業務全体を仕切っていることに他ならない。 まさに、偽装請負の実態を隠蔽するために行われた違法出向だということだ。
こうしたことから、今回出向させられた55名については、業務上の出向の必要性が全くないこと、保全の必要性があることを訴え、勝利的に審理を終結した。
検修・構内業務の外注化ー強制出向粉砕へ、職場での抵抗闘争を闘いぬこう!
第29回動労千葉サークル協ゴルフ大会
10月11日、第29回サークル協ゴルフ大会が、OB・エルダー・組合員23名が参加して大多喜町のレイクウッド大多喜カントリークラブで行われました。
前日までの雨もあがり10月にしては、汗ばむほどの天気になりました。久しぶりに会う顔に近況を語り合いながら楽しい一日になりました。
今回のゴルフ大会は、福島に診療所をのチャリティーとして行われました。
いただきましたチャリティーは、福島診療所建設委員会の建設基金に動労千葉サークル協有志として振り込ませていただきました。ありがとうございました。
参加された先輩からこれから、福島への思いを忘れないためにも連絡をしっかりして、多くの人たちが集まれるようにして欲しいとのお話がありました。 サークル協としてしっかり答えていきたいと思います。
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