共に闘い、共に勝利する! 旭非正規職9周年闘争決意大会 参加報告(副委員長・佐藤正和

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「今年6月29日は旭非正規職労働者が労働組合を作ったという理由で突然メール1通で解雇されてから9年になる日です。
“共に闘い、共に勝利する!”という精神、たった一人もあきらめないという旭闘争が10年目の闘いを開始します。長期闘争を揺らぐことなく屈せず、22名全員が共に現場に戻る日まで、共に行動してもらい、力を与えてくれることをお願いします」

3288日の闘争

韓国亀尾市の巨大な工業団地にある日本のAGC(旭硝子)の工場で働く労働者の不当解雇撤回を闘う、旭非正規職支会からの招請を受け、闘争決意大会に参加してきました。
不当解雇から3288日となる6月29日、工場前の道路を封鎖して開かれた決意大会は、7月11日の地位確認訴訟と違法派遣訴訟の最高裁判決を控え緊張しつつも、明るく希望に満ちた、感動的な集会となりました。

ろう城現場にて

 自分の人生を変えた時間

参加したのは、自分と群馬合同労組委員長・旭非正規職支援共闘会議事務局長でもある清水さん、動労千葉国際連帯委員会の沖山さんです。集会には300名を超える仲間が参加し、歌あり、踊りあり、とりわけ旭支会と共に不屈に闘う非正規職労働者が集会の成功をけん引しました。

決意を述べる支会の同志たち

自分も日本の労働者を代表して、①非正規職撤廃は全世界の労働者の共通の課題であること、②動労千葉は日本における新自由主義の核心的攻撃である民営化・外注化と「子や孫の世代を非正規職ばかりの社会にしてはならない」と、今も国鉄の分割・民営化体制と闘っていること、③日本とアメリカが対中国戦争にのめり込む中で、東アジアにおける戦争を阻止するためにも日韓労働者の国際連帯が大切であること、なにより22名の同志が正々堂々と現場に戻るまで共に闘う決意を述べました。
「旭解雇者としての3288日は、自分の人生を変えた時間です。わが同志たちが連帯し、闘う労働者に変わり、すでに私たちは勝利しています」(オスイル副支会長)。
11月3日の全国労働者集会へ、マーチはつづきます。

デモに出発!

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