用動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話
」(鉄電) 千葉 2935 · 2939番 {(公) 043(222)7207番
99.1.28 No. 49/1
正念場になるという認識と構え 攻防戦が、今年はまったなしの イドライン·有事立法をめぐる かにした。また国鉄闘争と新ガ 危機が高まっていることを明ら 避けられないこと、また戦争の
運動に対する圧殺攻撃の激化が
攻撃の激化、団結と権利、労働
そこから労働者への一層苛烈な
大恐慌過程への突入であること、
未曾有の危機の一層の深刻化が
としてとらえ、資本主義体制の
年の様相を歴史の大きな転換点
り組みについて提起した。九九
いの基本的な課題、当面する取
九九年の情勢の基本的動向と闘
冒頭基調報告で田中書記長は、 国鉄、ガイドライン闘争に起とう が必要であることを訴えた。
論家村越一郎氏が「資本主義·
と題した基調を提起し、経済評 周年を迎える動労千葉の課題」
点としての九九年と、結成二十
本部田中書記長が「時代の転換 された。全活では、第一日目に
支部三役等五五名の参加で開催
群馬県伊香保町において本部·
支部活動者研修会 (全活)が、
二つの講演と基調提起で
どの取り組みを提起した。 国鉄闘争·ガイドライン闘争な
ちあがることを訴え、当面する
たJR体制との闘いに全力で起
や統一地方選そしてゆらぎ始め を契機とした飛躍と、九九春闘 動労千葉にとっては、二十周年
かっていることを明らかにした。
することができるかどうかにか かにそのような質と路線を確立
かどうか、とくに国鉄闘争のな
な発展をかちとることができる
動の全国ネットワークの本格的
る労働運動とりわけ闘う労働運
として、こうした情勢に通用す
その上で九九年の基本的課題
課題と方向を全体で確認した。
めを行って、今年前半の闘いの
後に中野委員長が二日間のまと
態法」と題した講演を行い、最
もの·新ガイドライン&周辺事
大教授が「日本の進路をきめる
第二日目には浅井基文明治学院
課題」と題した講演を行なった。
一月二四~二五日に第七回全 帝国主義の危機と労働者階級の
九九年の闘いの方針を確認
第七回全支部活動者研修会開催
卡
一
後民主主義を攻撃し、憲法「改 「中立性」をかなぐりすて、戦 といえる。これまでの新聞の 月一日付けの「社説」は歴史的
としている。「読売新聞」の一 暴力的手段で危機を突破しよう ということ。そして二九年に起
装し、外にむかって戦争という 大恐慌の情勢に入り始めている
的には国家という形で軍隊で武 全世界が一九二九年以来の世界 きていけない。闘う労働組合の
に解決しようとしている。対外 決できない行き詰まりを暴力的
支配階級は、政策によって解
攻撃が激化してくる。
の側が踏み破って、労働者への 社会の約束事をつぎつぎに資本
らも明らかであり、これまでの
とは様相が一変していることか
てきている。それは高度成長期
組みが、利潤をあげられなくなっ
求を社会の絶対的基準にした仕 らわれている。資本の利潤の追
資本主義の行きづまりとしてあ れは資本主義·帝国主義の危機、
界大恐慌に入り始めている。そ
アメリカ経済を先頭に大きく世
立ち向かっている。世界経済が
度も経験したことのない情勢に
後50年生きてきた人生の中で一 て強調した。いま私たちは、戦
認識、時代認識の重要性につい 違いないとして、情勢に対する
味で歴史的な年になることは間
村越氏は九九年があらゆる意
が以下の講演を行なった。
続いて経済評論家村越一郎氏
九九年は歴史的な年
制限·無期限·無利子の融資を
の破綻の時、日銀特融を行い無
経営危機です。山一証券や拓銀
ことが起きている。特に日銀の きたことが、いま日本でも同じ
今日の情勢の最大の特徴は、 こと、労働者は闘わなければ生
大恐慌の情勢の到来
で見ると、鮮明にはっきりする。 からこそ問題を根本的なところ 情勢の到来だ。こういう時代だ
新しい歴史にむかっての絶好の
的に訪れている。これは大きな 々な事件が起きている。世界中
はない。資本主義の危機が歴史 なかで、中島代議士事件など色
だ。資本主義社会だけが社会で
こと明らかにしたのはマルクス 家がいなくても社会が成り立つ
がいれば社会は成り立つ。資本
労働の担い手は労働者、労働者 めている。富士重、三菱、日立、
その基礎に人間の労働がある。 ども、社会が成り立つためには 立てると、資本主義社会と言え
いるのだ。だが問題を原則的に にした暴力的姿を赤裸々にして
で、資本主義の本質をむき出し
は生き延びられないというなか
のが行き詰まり、並みのことで
資本主義という社会体制そのも 労働運動·労働組合の破壊など、
での戦後的価値観の全面的破壊、
の反映の最たるものだ。これま し始めた。これなど今日の情勢
正」を俎上にのせるべきと主張
みとろう。(文責·編集委員会) れる論理、労働者の論理をつか
が確信をもって正しいと言いき
と言い切ることが大切。労働者 あたりまえのことをあたりまえ 結を強めることが重要になる。 ネットワークを作って階級的団
ていたか。原則を曲げずに貫く
ければ今日の労働運動はどうなっ てそうではない。国鉄闘争がな
げることは無意味なのか。決し
い。労働者が労働者の要求を掲
的なところに据えて考えてほし
最後に労働運動も問題を基本 でこの「転換」が始まっている。
と基幹産業が一斉にカジを切る
まったから「本業」にもどろう
軍需産業だった。経済が行き詰
日産など戦後の一流企業はみな
日本の資本主義がそこへ走り始
家的破産であり戦争しかない。 解消されない。行きつく先は国
税金で埋める。だが財政赤字は
本家に無制限で貸し出し、穴は
政治家が本気で考え始めた。資
いままでのやり方を変えようと
策で解決できると考えていない、
る。今日の情勢の激動をもう政
こんだが、政策の限界に来てい
匹敵する税金を銀行救済につぎ いる。政府は一年の国家予算に これが今日日銀危機をまねいて
行い、信用危機をくいとめたが
新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話
」(鉄電) 千葉 2935 · 2939番 {(公) 043(222)7207番
99.1.28 No. 49/1
正念場になるという認識と構え 攻防戦が、今年はまったなしの イドライン·有事立法をめぐる かにした。また国鉄闘争と新ガ 危機が高まっていることを明ら 避けられないこと、また戦争の
運動に対する圧殺攻撃の激化が
攻撃の激化、団結と権利、労働
そこから労働者への一層苛烈な
大恐慌過程への突入であること、
未曾有の危機の一層の深刻化が
としてとらえ、資本主義体制の
年の様相を歴史の大きな転換点
り組みについて提起した。九九
いの基本的な課題、当面する取
九九年の情勢の基本的動向と闘
冒頭基調報告で田中書記長は、 国鉄、ガイドライン闘争に起とう が必要であることを訴えた。
論家村越一郎氏が「資本主義·
と題した基調を提起し、経済評 周年を迎える動労千葉の課題」
点としての九九年と、結成二十
本部田中書記長が「時代の転換 された。全活では、第一日目に
支部三役等五五名の参加で開催
群馬県伊香保町において本部·
支部活動者研修会 (全活)が、
二つの講演と基調提起で
どの取り組みを提起した。 国鉄闘争·ガイドライン闘争な
ちあがることを訴え、当面する
たJR体制との闘いに全力で起
や統一地方選そしてゆらぎ始め を契機とした飛躍と、九九春闘 動労千葉にとっては、二十周年
かっていることを明らかにした。
することができるかどうかにか かにそのような質と路線を確立
かどうか、とくに国鉄闘争のな
な発展をかちとることができる
動の全国ネットワークの本格的
る労働運動とりわけ闘う労働運
として、こうした情勢に通用す
その上で九九年の基本的課題
課題と方向を全体で確認した。
めを行って、今年前半の闘いの
後に中野委員長が二日間のまと
態法」と題した講演を行い、最
もの·新ガイドライン&周辺事
大教授が「日本の進路をきめる
第二日目には浅井基文明治学院
課題」と題した講演を行なった。
一月二四~二五日に第七回全 帝国主義の危機と労働者階級の
九九年の闘いの方針を確認
第七回全支部活動者研修会開催
卡
一
後民主主義を攻撃し、憲法「改 「中立性」をかなぐりすて、戦 といえる。これまでの新聞の 月一日付けの「社説」は歴史的
としている。「読売新聞」の一 暴力的手段で危機を突破しよう ということ。そして二九年に起
装し、外にむかって戦争という 大恐慌の情勢に入り始めている
的には国家という形で軍隊で武 全世界が一九二九年以来の世界 きていけない。闘う労働組合の
に解決しようとしている。対外 決できない行き詰まりを暴力的
支配階級は、政策によって解
攻撃が激化してくる。
の側が踏み破って、労働者への 社会の約束事をつぎつぎに資本
らも明らかであり、これまでの
とは様相が一変していることか
てきている。それは高度成長期
組みが、利潤をあげられなくなっ
求を社会の絶対的基準にした仕 らわれている。資本の利潤の追
資本主義の行きづまりとしてあ れは資本主義·帝国主義の危機、
界大恐慌に入り始めている。そ
アメリカ経済を先頭に大きく世
立ち向かっている。世界経済が
度も経験したことのない情勢に
後50年生きてきた人生の中で一 て強調した。いま私たちは、戦
認識、時代認識の重要性につい 違いないとして、情勢に対する
味で歴史的な年になることは間
村越氏は九九年があらゆる意
が以下の講演を行なった。
続いて経済評論家村越一郎氏
九九年は歴史的な年
制限·無期限·無利子の融資を
の破綻の時、日銀特融を行い無
経営危機です。山一証券や拓銀
ことが起きている。特に日銀の きたことが、いま日本でも同じ
今日の情勢の最大の特徴は、 こと、労働者は闘わなければ生
大恐慌の情勢の到来
で見ると、鮮明にはっきりする。 からこそ問題を根本的なところ 情勢の到来だ。こういう時代だ
新しい歴史にむかっての絶好の
的に訪れている。これは大きな 々な事件が起きている。世界中
はない。資本主義の危機が歴史 なかで、中島代議士事件など色
だ。資本主義社会だけが社会で
こと明らかにしたのはマルクス 家がいなくても社会が成り立つ
がいれば社会は成り立つ。資本
労働の担い手は労働者、労働者 めている。富士重、三菱、日立、
その基礎に人間の労働がある。 ども、社会が成り立つためには 立てると、資本主義社会と言え
いるのだ。だが問題を原則的に にした暴力的姿を赤裸々にして
で、資本主義の本質をむき出し
は生き延びられないというなか
のが行き詰まり、並みのことで
資本主義という社会体制そのも 労働運動·労働組合の破壊など、
での戦後的価値観の全面的破壊、
の反映の最たるものだ。これま し始めた。これなど今日の情勢
正」を俎上にのせるべきと主張
みとろう。(文責·編集委員会) れる論理、労働者の論理をつか
が確信をもって正しいと言いき
と言い切ることが大切。労働者 あたりまえのことをあたりまえ 結を強めることが重要になる。 ネットワークを作って階級的団
ていたか。原則を曲げずに貫く
ければ今日の労働運動はどうなっ てそうではない。国鉄闘争がな
げることは無意味なのか。決し
い。労働者が労働者の要求を掲
的なところに据えて考えてほし
最後に労働運動も問題を基本 でこの「転換」が始まっている。
と基幹産業が一斉にカジを切る
まったから「本業」にもどろう
軍需産業だった。経済が行き詰
日産など戦後の一流企業はみな
日本の資本主義がそこへ走り始
家的破産であり戦争しかない。 解消されない。行きつく先は国
税金で埋める。だが財政赤字は
本家に無制限で貸し出し、穴は
政治家が本気で考え始めた。資
いままでのやり方を変えようと
策で解決できると考えていない、
る。今日の情勢の激動をもう政
こんだが、政策の限界に来てい
匹敵する税金を銀行救済につぎ いる。政府は一年の国家予算に これが今日日銀危機をまねいて
行い、信用危機をくいとめたが
新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!