10月17日、「俺たちは鉄路に生きる2」の出版記念パーティが多くの人の呼びかけにより江東区総合区民センターにおいて開催された。
出版記念パーティーは、動労千葉の田中委員長の開会あいさつと司会で進められた。
最初に呼びかけ人から、佐藤昭夫弁護士、管理職ユニオンの設楽書記長、百万人署名運動の小田原事務局次長、元千葉県高教祖の横堀さんのあいさつを受け、葉山岳夫顧問弁護団長の音頭で乾杯が行われた。
歓談の後に著者である中野常任顧問のあいさつと編集スタッフの紹介が行われた。来賓のあいさつでは東京東部労組の足立さん、元新聞記者の師岡さん、全労協全国一般東京労組の根岸副委員長の方々からそれぞれあいさつがされた。その後参加された元総評オルグ大庭さん、阿部弁護士、東京東部労組小野塚書記長、全金本山中野書記次長、ス労自主入江委員長、動労千葉を支援する会山本事務局長、国労の吉野さんからあいさつがされた。
動労千葉からは幕張支部の山田支部長のあいさつと花束贈呈が行われ、最後に中村書記長が「動労千葉が闘って来たことを日本、世界に伝わるよう広げていく、11・9集会を成功させ、動労千葉も先頭で闘う」という決意表明を行い、君塚副委員長の団結ガンバローで終了した。
中野顧問のあいさつ
この本は、当時動労千葉1350、今は500のこの組合員の闘いの本だ。労働学校を設立して3期になるがその労働学校の中で一年にわたり闘いの教訓を話しまとめたものだ。 11・9は、総選挙の投票日になる今回の選挙は戦後初めての翼賛選挙になる。労働者の投票所は日比谷野音である。この選挙の大変な過程を突破して労働者の団結を強化する橋頭堡になればいいと思っている。
労働者は、団結して対決する以外に生きる道はないと肝に銘じている。「俺たちは鉄路に生きる」とは労働者が誇りを持って闘っていくことを考えて命名した。
情勢は激変して、動労千葉も日本という島国にいるだけではどうしようもない。あっという間にインターナショナルになった。民主労総は日本やアメリカの労働組合との連帯を希求している。今年の11・9集会は、民主労総とアメリカのILWU、UTU、サンフランシスコ労働者評議会、港合同、関西生コンが揃い踏みする。日米韓の国際連帯のこの力を拡大した時に初めて戦争を阻止する力ができる。今日のパーティを闘いに向けた出発点にしたい。