今こそ反合運転保安確立の闘い④

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国鉄「分割·民営化」反対!三里塚二期工事阻止!
労働者は閉わなければ生きられない
「管理者だって、つまらない責任とらされて出
でも責任だけはとらない知恵を働かせるからな」
「それは、そうだ。今の管理者はどんな下っ端
な」 ·
ツミになるのかな」
任だったな」
「列車指令は、何キロで走れとは言わなかった
ら、お客でも死んだら、六五K mで走ったことが
「もし、ダンプと衝突するような事故があった
「それだけでいいのかな」
「でも、何もなかったからいいじゃないか」
「女房や子供に対しても、お客に対しても無責
ダメだった」
.
,
しまったら元も子もない、と思ったけど、今日は
は出さない。少し位賃金を下げられても、死んで
「平野君が死んだ時、自分で納得できない速度
いけど、六五Kmならほぼ死ぬか大ケガだな」
「時速四五Kmならダンプと衝突しても死なな
K mも出すなんて、自殺行為だと思った」
と受けとめました。
「目の前がまっ白で、何も見えないのに、六五
どうしの会話もありました。
また、ある乗務員詰所では、次のような乗務員
乗務員詰所での会話
まった」と多くの乗務員が述べています。
日は、六〇~六五Kmくらいまで速度を上げてし
五Kmくらいになるとノッチオフにするけど、今
そして、「ふだんならこのような場合、時速四
多くの乗務員は「もっと速度を上げろという圧力」
この無線による列車指令からの「問い合せ」を、
る「問い合せ」がひんばんに行われました。
懸命に運転している乗務員に対し、列車無線によ
「電柱一本分くらいしか見通しが利かない」中で
十月二八日、房総一帯に濃霧が発生しました。
前が見えなくても走らせろ
わなければ生きられないことを示しているのです。
以上に、「4·1体制」下の状況が、労働者は闘
運転保安確立を闘った時と同じように、否、それ
ています。
分自身との闘い、
うんだよな」
だけか」
かって、われわれが、「死か牢獄か」をかけて
情勢はわれわれに、極めて厳しい闘いを要求し
第三に、何よりも「圧力」に屈しそうになる自
死を強制する労働組合に対する闘い、
転保安問題をも利用し、あるいは放置し労働者に
第二に、自らのセクト的利益のみを追求し、運
神風主義を押しつける職制に対する闘い、
第一に、自らの「出世」のために、精神主義·
何よりも自分自身との闘い
者としての視点から、見詰めなければなりません。
という「4·1体制」の労働者殺しの現実を労働
2なぜ、不当な圧力に屈してしまうのか、
1なぜ、圧力がかかってくるのか、
という現実の中で、われわれは、
いても、圧力に負けて速度を上げてしまう、
2それがわかっていても、生命の危険を感じて
日職制は上から下まで誰も責任をとらない、
教訓が含まれていることを見なければなりません。
われわれは、以上の会話の中に、多くの現実と
..
「4·1体制」が労働者を殺す
「それがわかっていても、六五KMも出しちゃ
車掌や駅員の責任だけが追及されたんだ」
ないよ。事故現場を懸命に走りまわった機関士や
も走れ』と指導·強制した者は刑事罰は受けてい
「当然だよ。三河島事故の時だって『赤信号で
「そうすると、やっぱり、やられるのは乗務員
向にやられたくないもんな」
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
.
ばなりません。
命も生活も守れない、という労働運動の原則の中にあることを、あらためて自覚しなけれ
われわれは、事故、運転保安の問題の本質が、自らが闘うことを通してしか、自らの生命は
車云
ンリス4
御動芳千葉
87.11.12
8
1
2701
No.
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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