5月13日、「中村栄一君を偲ぶ会」が千葉市内において開催され、46名が参加する盛大な集まりとなった。
中村元本部書記長が04年5月15日に急逝してから早くも12年、13回忌を迎えるにあたり出身支部の千葉運転区支部、同期有志、動労千葉本部の各発起人のよびかけで開催される運びとなった。また、07年12月31日に急逝した荘司仁君もともに偲ぶ集まりとなった。
同期有志を代表して司会を行った保呂田君は「二人を失ったことは、千葉転にとっても動労千葉にとっても大きな損失でした。二人の志を引き継いでがんばっていきたい」とあいさつした。
各発起人から挨拶が行われた。
高澤千葉転支部長は、「5月15日が栄一君の12回目の命日となる節目にあたって、仲間で偲ぶ会を計画しました。栄一君が享年44 歳、荘司君が享年48 歳。自分も同期で、亡くなったときは、まさかという気持ちでした。闘いの先頭を担っていた二人の抜けた穴はたいへん大きなものでした。今日は大勢集まっていただき二人も喜んでいると思う。二人の思い出話で偲んでいきたい」。
田中動労千葉委員長は、「中村栄一君の熱い気持ちをもう一度自分の中に甦らせなければという思いです。今でも『栄一が生きていればなぁ』という声が出ま す。二人亡き後、千葉転支部が立派に踏ん張ってくれて今がある。団結を固めてこれからもがんばっていこう」。
献杯の音頭を千葉転出身の布施元副委員長がとり、「自分が現役でやっていたころ青年部だったみんなが退職する年代になった。栄一と荘司のために偲ぶ会を行ってくれて、さすが動労千葉だと思った。二人に恥じない闘いをしていこう」とあいさつ。
千葉転元支部長でもある永田OB会長は、「二人の気持ちを我々が共有して、周囲の人に動労千葉ここにありと見せていこう。どんなことがあっても団結を守っていけば勝てる」と訴えた。
また、争議団で同期入社の中村仁執行委員からも二人の思い出が述べられた。
同期の仲間を中心に当時の執行部やOB、家族会などが集まり、二人のさまざまな思い出が語られた。一層の団結とこれからの闘いの決意を固め合う偲ぶ会となった。
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■6月5日(日)13時 東京・江戸川総合文化センター