3月12日、 沿線地域要請行動と木更津駅大街宣を実施
通勤・通学の足にも影響が!
今回のダイヤ改正では久留里~上総亀山間の列車3往復が減らされる。これにより上総亀山駅、上総松丘駅、平山駅の3駅では、上りの列車も下りの列車も5時間30分以上こなくなってしまう。例えば、上総亀山駅では上り8時48分発の次は14時20分発までない。下りの列車は8時32分着の次に来るのは14時5分着になる。
沿線の小中学校では、学校の都合で早く終わっても、体調を崩し早退して早く帰ろうとしても、5時間以上列車が来ない。上総亀山駅、上総松丘駅、平山駅から木更津方面の通院も難しくなり、通勤、通学の足を奪うことにもなる。
「3市で連携して要望を出してゆきたい」
本当にゆるせない。動労千葉木更津支部は、3月7日に沿線地域に新聞折り込でこの事実を訴えるビラを配布。
さらに、3月12日、久留里線沿線の自治体である、木更津市・君津市・袖ヶ浦市の3市の行政に対して、木更津支部の山中支部長と、久留里線でハンドルを握る組合員の代表で要請行動を行った。3月15日のダイヤ改正の改悪の実態を説明し、利用者から声をJRで働く労働者と共にあげようと呼びかけた。
「千葉支社からの説明はあった。久留里~亀山間は、たいへん乗降客が少ない実態が有り今回の昼間の時間に列車運行を減らすことになったときいた」。「君津市は議会でも市議会議員から訴えが有り、広報に載せたり『久留里線を守る会』などと連携している」。
「袖ヶ浦市では市としても重要交通機関だと思っている市民からの声をJRに対して3市で連携して要望を出してゆきたい。ホームの段差も引き続き要望してゆく」。
生徒には必要な交通機関だ
久留里線を利用する生徒のいる学校も訪ねた。
「新聞の折り込み見て、ダイヤ改正の内容を知った。便が少なくなり利用が減っているが生徒には必要な交通機関だ」。との意見が寄せられた。
また本部にも沿線住民から「新聞折り込みを見て初めて知った。これでは生活できないではないか」と怒りの声も寄せられている。
沿線への要請行動を終え、12日夕方木更津支部は、木更津駅の東口、西口で情宣活動を行った。