闘い引継ぎ労働運動の発展を誓う
12/18 中野前委員長を励ます会(東京)を開催!
80名の参加で盛大に開催
12月18日、東京・アルカディア市ヶ谷(私学会館)において、「中野洋動労千葉前委員長を励ます会」が、中野前委員長のより一層の活躍と労働運動の発展のためにお互いの友好を深めるという趣旨で、国鉄闘争や労働運動などで親交の深かった各界11氏の呼びかけによって開催されました。
励ます会は動労千葉を支援する会運営委員の山本弘行さんと庄山正さんの司会進行で始まりました。
冒頭、呼びかけ人を代表して元千葉高教組委員長の横堀正一さん、早稲田大学名誉教授の佐藤昭夫さん、日本基督教団天皇制問題情報センターの小田原紀雄さんから、中野前委員長との出会いや過去の闘いをふり返りながら今後の期待を込めた心のこもったあいさつを受けました。
これを受けて80名の参加者を前に中野前委員長がお礼の言葉を述べました。中野前委員長は1958年に国鉄入社し、60年安保闘争をはさんだ10年ぐらいの間に、色々な闘いに参加し、様々な人と出会うなかで自らの人生を選択してきたこと。動労千葉の組合運動のなかで一貫して考えてきたことは民同労働運動、つまり一つは労働者は鼻の先に人参をぶら下げないとついてこないという考え方、二つ目は資本・権力が一体になってかかってくる時には労働組合は負けるという考え方、三つ目は労働組合はとことんまで闘った場合には分裂するという考え方、これを克服するために原則を貫いて闘かってきたと語りました。そして、組合員や参加者の方々に支えられここまでこれたとお礼を述べ、今日の情勢の中でこそ世代交代はすべきであり、同時に精魂尽きぬ限りやれることはやると今後の決意を述べました。
呼びかけ人で動労千葉弁護団の葉山岳夫弁護士の音頭で乾杯、歓談にはいりました。このあと呼びかけ人をはじめ、弁護団、国鉄闘争関係者、労組の代表など多くの参加者から中野前委員長に対してのみならず、田中委員長をはじめ新執行部に対しても暖かい励ましの言葉をいただきました。
動労千葉からは田中委員長、中村書記長が中野前委員長の闘いをひきつぎ動労千葉の組織と運動を守り前進させていく決意を述べ、参加者の暖かい拍手を受けました。
最後に花束と記念品が中野前委員長に贈られ、君塚動労総連合委員長の発声で団結ガンバローを三唱し、名残惜しみつつも盛会のうちに会を終了しました。