世の中を変える闘争 旭非正規職支会 第7次遠征闘争団を迎えて

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ホ・サンウォン氏 オ・スイル氏 イ・ヨンミン氏

AGC(旭硝子)組合結成即全員解雇
2015年7月、動労千葉に、解雇撤回闘争を闘う旭硝子非正規職支会から民主労総ソウル地域本部を介して要請があり、日本の旭硝子(AGC)本社に対する遠征闘争への支援・連帯が開始されて今回で第7回目となりました。
ガラス業界世界トップの旭硝子は2005年、50年間土地無償貸与と8年間の関税・法人税・地方税全額免除の恩恵を得て韓国に進出し、年間売上高約1060億円を達成しました。他方、社内下請け労働者は、時給600円余の最低賃金で週70時間(昼食時間はたったの20分)にも及ぶ強労働を強いてきました。
雇用不安と低賃金・強労働に対し「生きさせろ!」と2015年5月29日、社内下請け業者GTSで働く170人中138人が労働組合を結成しましたが、わずか1ヵ月後の6月30日、旭硝子は、契約途中にもかかわらず、請負契約を解除し、社内下請け労働者170人を集団解雇しました。しかも労働者には「明日から来なくていい」という携帯へのメール1本の通告でした。
工場の用地は「無償貸与」、税制は「超優遇」され、労働者が声を上げると、契約を解除し労働者を丸ごと解雇し、膨大な利益を貪るー植民地時代と何一つ変わらないことを今も続けているのです。

 全世界の労働者の共通課題
今や、非正規職撤廃は全世界の労働者の共通の課題です。なによりも、旭非正規職支会が真正面から闘う、非正規職撤廃、整理解雇撤回、労働3権の完全保障を求め、解雇撤回という「世の中を変える闘争」は、「子や孫の世代を非正規職ばかりの社会にしてはならない」という動労千葉の外注化阻止闘争の闘いの精神と相通じるものがあります。
私たち日本の労働者を限りなく激励し、闘いの道を指し示している旭非正規職支会の同志との国際連帯闘争さらに強化し、AGC本社を社会的にさらに追い詰めて行くことを展望し、腰を据えた闘いの継続・拡大を勝ち取って行きたいと思います。トゥジェン!

3/28AGC株主総会闘争

28日 動労千葉との交流会

堂々と現場に戻る オスイル副支会長

29日 AGC本社前

韓国旭硝子は韓国政府から莫大な恩恵を受けていても不法を犯し、韓国で裁判を受けている企業です。韓国旭硝子は、不法を犯しても反省はせず、むしろ莫大な金をかけて不法を消し去ろうとする悪質企業です。
数年間旭硝子のために一生懸命働いた労働者を突然街頭に追いやりました。旭硝子のために青春を捧げた労働者を使い捨てのゴミ扱いしました。旭硝子は、非正規職が労働組合を作ったという理由で、社会的義務と責任を無残に捨てる悪い企業です。
旭硝子の不法は隠すことができません。どんなにジタバタしても真実は変わりません。韓国旭硝子はどんな決定権もありません。日本の旭硝子本社ですべてを決定しています。しかし日本の旭硝子は法人が別だという理由で責任を回避しています。韓国AGC旭硝子は労働者たちの血と汗で得た収益は日本のAGCにすべて送っています。
形式的に法人は別になっているが、すべての権限は日本のAGCが持っています。韓国AGCの不法行為は、日本のAGC本社が責任を負わなければなりません。AGCは不法を認め、10年目の納得できずに追い出され、苦痛を受けている22名の労働者に心から謝罪しなければなりません。
日本のAGCは韓国AGCの不法により22名の納得のいかない労働者がこれ以上、被害を被ることがないように責任を取り、この事態解決に積極的に乗り出さなければなりません。旭非正規職支会は堂々と現場に戻る日まで力強く闘います。トゥジェン!

29日支援共闘集会

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